こんにちは、2011年から台湾に住んでいるゴダ(@oogoda1)です。
一般的に台湾は旅行しやすい国だと言われています。
しかし旅行しやすいとは言え、外国であることには違いありません。
習慣・文化・言語など、さまざまなものが日本と異なります。
というわけでここでは台湾旅行で注意したいことについてまとめました。
短時間でサッと目を通せるよう簡潔に書きました。
台湾旅行の注意事項:MRT(捷運)にて
MRTでは飲食禁止
MRT内および駅構内での飲食(ガム・檳榔ふくむ)は禁止です。
見つかった場合は1,500〜7,500台湾元(約5,600〜28,000日本円)の罰金となります。
※台鐵や高鐵では飲食できます。
健康な人は優先席(博愛座)に座らない
台湾では健康な人が優先席に座ることはまずありません。
特に罰金にはならないですが、健康な人が座っていたら台湾人から白い目で見られます。
なお、優先席の中国語は「博愛座」です。
「博愛座」と書いてあったら、座らないようにしましょう。
妊婦さん、ご老人、子ども、病人、障がい者がいたら席をゆずる
台湾では妊婦さん・ご老人・子ども、病人、障がい者に席をゆずるのは常識です。
譲らなくても罰金にはなりませんが、周りの人から白い目で見られます。
電話の声は小さめで
台湾のMRTでは電話で話してもOKです。
ただ、大声で話すとマナー違反になるので、できれば小さめの声で話しましょう。
※台鐵や高鐵でも同じです。公共の場では気をつけましょう。
台湾旅行の注意事項:タクシーにて
基本的には安全!だけど、女性一人での夜間の利用はなるべく控えよう。
台湾はとても安全な国です。
以下の記事の世界平和指数を見ても、世界トップクラスに平和なことが分かります。
ただ、こんなに平和な台湾でも、海外であるということは忘れないでください。
できることなら、女性一人の夜間のタクシー利用は控えること。
どうしても女性一人で夜間のタクシーを利用しなければいけない場合は、防犯グッズを携帯したり、電話やネットが繋がるようにしておくなど、十分に準備をしておいてください。
後席でも一般道でもシートベルトをしめる
台湾では前席であろうと後席であろうと、シートベルトをしめる必要があります。
これは一般道路でも快速・高速道路でも同じです。
なお、運転手の告知を無視した場合は、乗客に対し以下の罰金が課されますのでご注意を。
快速・高速道路 :3,000〜4,000台湾元(約11,300〜15,130日本円)
運転が荒いドライバーがいるので注意
台湾には運転が荒いドライバーがたくさんいます。
日本では考えられないようなスピードを出したり、なぜか他の車をあおったり・・・。
とにかくびっくりするような運転をする人がいます。
乗車前に「この運転手さん、ガラ悪そうだな」と思ったら、乗車しないのもありでしょう。
小銭は用意しておこう
もちろん会計時にお札を渡してもいいのですが、たまにお釣りを持っていない運転手がいます。
また、1000元札など大きすぎる額の札束を渡した場合、嫌がられることもあります。
だから100元札、10元コイン、5元コインなどがあるのが理想です。
台湾旅行の注意事項:路上にて
車の運転する方向が日本と逆
日本の車は左側通行ですが、台湾の車は右側通行です。
台湾の方向に慣れていないと、ちょっとした事故に巻き込まれるかもしれません。
覚えておきましょう。
台湾のバイクや車は歩行者優先しない
日本は歩行者優先ですが、台湾は車優先です。
交差点を渡る時など、バイクや車は歩行者を無視して、ガンガン進んできます。
その上運転も荒っぽいので、台湾の交通事故の件数はとても多いです。
交通事故にあったときのために、海外旅行保険付帯のクレジットカードを持っておきましょう。
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エポスカード
中には信号無視する人もいる
これは台湾南部によくあることですが、南部では赤信号でも右折をする人がたくさんいます。
台湾での右折は、日本でいう左折に相当します。
つまり、対向車と交わらないなら、信号無視しても安全と考えているのです。
「バイクは車は歩行者を見てくれている」という考えを捨て、自分の身は自分で守るようにしましょう。
台湾旅行の注意事項:ホテルにて
水道水は飲まない
台湾では水道水を飲まないようにしましょう。
現地人も水道の水はまず飲みません。
水道管があまり綺麗ではないのが理由のようです。
ですので、水はコンビニやスーパーで購入するようにしましょう。
また、ホテル、空港、駅などの場所には、ウォーターサーバーが置いてあることもあります。
空のペットボトルや水筒を持っていれば、自分で水を入れることができるので便利ですよ。
チップは払わなくてOK
台湾にはチップの習慣はありません。
よって、チップは払わなくてもOKです。
台湾旅行の注意事項:トイレにて
トイレットペーパーは流さない
台湾では原則トイレットペーパーが流せません。
上の写真のようなゴミ箱に捨てるようにしましょう。
なお、空港やデパートなど一部の場所ではペーパーを流すことができます。
これは配管の太さや、トイレ自体の水圧に原因があるようです。
つまり、空港やデパートはしっかり整備されてるけど、街中のトイレはそうでもないということです。
ただ私の個人的な経験では、空港やデパートのトイレにもゴミ箱が置いてあって、みんな習慣的にそこに捨てています。
だからゴミ箱がある場合はゴミ箱に捨てればとりあえず正解です。
ウォシュレットがない
台湾のトイレにはまずウォシュレットがありません。
だからウォシュレットが必要という人は、携帯ウォシュレットを持っておくと便利です。
↓これさえあればいつでもどこでもウォシュレットができる!
※ただ、並以上のホテルやホステル、レストランにはウォシュレットがあることも。
台湾旅行の注意事項:夜市にて
海鮮や油を多く使った料理はなるべく避ける
台湾の屋台では食べ物を長時間外に放置していることが多いです。
そのうえ台湾の気温は暑いので、食べ物がいたむのも早いんです。
熱を通してあればだいたい問題はないですが、それでも海鮮は危険です。
(私の友達は過去に屋台の海鮮にあたり、台湾で一週間寝込んだことがある。)
また、台湾には質の悪い油が蔓延していた時期もあり、油料理はちょっと怖い印象があります。
できれば屋台の海鮮や油を多く使った料理は避けましょう。
スリに注意しよう
観光客の多い夜市にはスリもいます。
近年でもスリのニュースを耳にするので、引き続き注意が必要です。
カバンは前に抱え、財布はポケットに入れないこと。
各自でできる対策をしましょう。
交通事故に気をつけよう
一部の夜市は歩行者天国ではありません。
歩行者の横をバイクや車が通る夜市もあり、中には猛スピードで走る人もいるので、注意が必要です。
台湾旅行の注意事項:喫煙事情
ホテルやレストランは禁煙
台湾のホテル室内やレストラン内は基本的に全て禁煙です。
外に出て灰皿のある場所でタバコを吸う必要があります。
※当然ですが、その他の商業施設・駅構内などは全て禁煙です。
歩きタバコは禁止・立ち止まって路上喫煙はOK
歩きタバコをした場合、2,000〜10,000台湾元(約7,422〜約37,114円)の罰金となります。
ですが、台湾は路上で立ち止まって喫煙するのはOKです。
その場合は周りに人がいないことを確認し、携帯灰皿を使用してポイ捨てしないようにしましょう。
台湾旅行の注意事項:コンビニやスーパー
買い物袋(ビニル袋)が有料
台湾では買い物袋(ビニル袋)は有料です。
だいたい1台湾元(約3〜4日本円)で購入できます。
「お金がもったいない」「環境に優しくない」と考える人は、エコバックを持っていくようにしましょう。
お茶が甘い
台湾のお茶には砂糖が入っています。
無糖のものが欲しい人は「無糖」の表記を確認してから買うようにしましょう。
※これは自販機も同じです。
果物や野菜はいたんでいることも
旅行中にお腹が空いて果物が食べたくなることもあるでしょう。
コンビニの商品管理はまだマシですが、スーパーでは果物がいたんでることもあります。
特に注意したいのは底の部分。
商品によっては長いこと同じ場所に置いてあるので、底部がいたんでいることがあるんです。
台湾旅行の注意事項:気候関連
夏はウルトラ暑いので熱射病に気をつけよう
台湾の夏(4月〜10月)はものすごく蒸し暑いです。
簡単に熱中症になってしまうため、日傘を携帯したり水分をマメに補給しましょう。
また、紫外線がものすごく強いので、帽子やサングラスがあるといいですよ。
日中は外に長時間出ないようにし、室内系の観光地を中心にまわるといいでしょう。
場所によっては冷房がすごく効いてるので上着を持参しよう
台湾はとても暑い国ですが、建物やバスの中は冷房がガンガンに効いています。
どうやら台湾人には「涼しい=サービスがいい」という考えがあるらしいんですね。
だから場所によっては本当に寒いです!
下手したら風邪をひいてしまうので、上着は必ず持って行きましょう。
持って行くのを忘れたら現地で調達するのもアリです。
雨がよくふる場所や時期がある
以下の時期は台湾全土で雨が多いので注意が必要です。
梅雨:5月中旬〜6月中旬
台風:7月〜9月(10月など例外もあり)
また、台湾北部(台北、桃園、基隆など)の冬は雨が多いです。
一方、高雄は夏に雨が多いイメージです。
日本では想像もできないような夕立がよく降ります。
該当の時期に台湾旅行をされる場合は、折りたたみ傘を携帯し、防水の靴や上着を着用していくとよいでしょう。
台湾旅行の注意事項:台湾ドルへの両替
日本国内で両替するより台湾国内で両替する方が、レートも手数料もお得です。
台湾のお金を持たずに台湾に来るのは、少々不安かもしれません。
でも心配しないでください。
台湾の空港にはちゃんと両替所があるので、そこで両替すればOKです。
なお、LCCで夜中に台湾に着く場合は、空港の両替所が空いていません。
この場合は街中で両替する必要があるので、注意してください。
※とはいえ、ほとんどの店でカードが使えるので安心してください。
台湾旅行の注意事項:食事マナー
国が変われば、食事マナーも変わります。
特に友達の結婚式に参加するため台湾に行く場合は、台湾の食事マナーを理解してから行きましょう。
台湾の食事マナーについては過去に関連記事を書いたので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
台湾旅行の注意事項:コンセントの形状や電圧の違い
台湾のコンセントの形状は日本と同じです。
また、電圧も日本の電化製品が使える数値内です。
だから、台湾では日本の電化製品をそのまま挿して使うことができます。
特に最近のスマホやPCは全世界に対応しているので、そのまま問題なく使うことができます。
ただし一部の精密機械やドライヤーなどの熱を発する機器は注意が必要です。
故障や火災も原因となりますので、対応電圧をしっかり見るようにしましょう。
※対応電圧について、以下の記事に分かりやすくまとめました。
台湾旅行の注意事項:日本語で悪口や汚い言葉をいわない
台湾には日本語をしゃべれる人がそれなりにいます。
また、台湾は日本のドラマや音楽などが広く浸透しているため、日本語を勉強したことがなくても、単語だけなら知っているという人もたくさんいます。
たとえば私の経験からいうと、「ばか」「馬鹿野郎」などの単語はかなりの台湾人が理解できます。
それ以外にも、「おじさん」「おばさん」「変態」「エッチ」などの単語は広く知られていると思われます。
とにかく台湾では日本語を理解するがたくさんいると思って旅行してください。
ときどき台湾で本当に失礼な発言をする日本人がいるので・・・。
以上が台湾旅行での注意事項です。
また何かあったら引き続き追加していきますね。
▼参考記事
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