どうもゴダ(@oogoda1)です。
台湾の物価はここ数年ずっと上昇しており、一部の商品の価格は日本と変わらないほどまで上がっています。
というわけでここでは、どんな商品が安くて、どんな商品が日本とあまり変わらないのかを、商品ごとに説明しています。
この文章を読んでほしい人
→ 台湾旅行でいくらお金がかかるかを知りたい人
→ 台湾の物価を知りたい人
※以下情報は台北の物価です。
台湾のお金について
台湾の通貨について
台湾のお金は「ニュー台湾ドル」といいます。
このニュー台湾ドルには他にも様々な呼び方があります。
「台湾ドル」「台湾元」
「New Taiwan dollar」「NT$」
「元」「塊」「台幣」「新台幣」
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台湾ドルのレート
2021年のレートは「1元=3.97円」です。
2012年ごろから円安が続いています。
台湾の物価:交通費
空港バス(桃園国際空港から台北市内へ移動)
90〜125元
所要時間は約60分。渋滞するともっと時間がかかることもあります。
なお、桃園国際空港から台北市内へのバスは複数会社が運行しています。
國光客運が90元、大有客運が125元です。
桃園空港MRT(桃園空港から台北市内へ移動)
160元
桃園国際空港駅(機場第一航廈)から台北駅(台北車站)までの所要時間は35〜45分程度。
MRT(捷運)なので渋滞がなく、時間通りに台北市内に着けるのが魅力です。
台北MRT(捷運)の片道切符
20元〜30元
「台北MRT(捷運)」とは台北市を走る地下鉄のこと。
でも台湾のMRTは地上も走っているので地下鉄とは言い切れないです。
初乗り代は20元で台北市の端から端まで移動すると65元かかります。
「悠遊卡」というカードを駅の窓口で購入すると、毎回運賃が2割引となるのでオススメです。
観光客用の1日パス券は150元なので、一日でたくさんMRTに乗る人は1日パス券を購入した方がいいです。(これもMRTの駅窓口で購入できます。)
バス
15元
バスも悠遊卡を使うと2割引になります。(15元は12元になります。)
火車(電車)
最初の1駅 15元
台北車站から九份の最寄駅・瑞芳車站(11駅) 49元
火車=地上を走る普通の電車
簡単にいうと日本のJRみたいな存在です。
※台北車站=台北駅
高鐵(新幹線)
高鐵桃園駅から台北車站まで 160元
台北車站から左營站(高雄)まで 1,490元
高鐵とは台湾の新幹線のことです。最高時速300kmで走ることができます。
台北車站から左營車站(高雄)までは1時間30分ほどで到着することができます。
またネット上で前もっと予約すると早期割引になることがあります。
タクシー
初乗り 70元
台湾のタクシーの料金は大体日本の3分の1といったところ。
空港から台北駅まではタクシーで1,000元ほどが目安です。
タクシーの運ちゃんによっては料金をふっかけてきますので、旅行者の皆さんは気をつけてください。
台湾の物価:食費
タピオカミルクティー
30元〜45元
値段は店によりまちまちですが、基本的には並サイズ30〜45元といったところです。
日本でタピオカミルクティーを飲むと500円以上はするので、台湾の価格はとても安く感じますよね。
ちなみに、タピオカミルクティーの中国語は「珍珠奶茶」と書きます。
マンゴーかき氷
一般的な店のマンゴーかき氷 100元
人気店“思慕昔”の「超級雪酪芒果雪花冰」 210元
無名店と人気店では料金が2倍くらい違います。
味は店によりまちまちですが、無名店でも美味しいところは美味しいです。
小籠包(ショウロンポー)
一般的な店 10個 100元
鼎泰豐 10個 200元
小籠包も大衆店と人気店で価格に2倍の開きがあります。
個人的には鼎泰豐より美味しい大衆店はたくさんあると思っています。
鼎泰豐を食べたことがある人は違う店にトライするのもいいかもしれませんね。
魯肉飯(ルーローハン)
30元〜40元
魯肉飯とは台湾の煮込み豚肉かけ飯のこと。
台湾の一般的な大衆レストランでよく見られる国民食です。
日本人の口に合うはずなので見かけたらぜひ注文してみましょう。
雞排(フライドチキン)
60元〜100元
値段に開きがあるのは店によってサイズが全然違うからです。
大きい店は本当に大きいですよ!
特にオススメは多くの夜市に出店している雞排の人気店「惡魔雞排」。
その名の通りなぜか悪魔がシンボルのフライドチキン屋さんです。
ボリュームがすごくて肉はとにかくジューシー。某K○Cより美味しいです。
スターバックス
本日のコーヒー ショート 75元/トール 85元
カプチーノ ショート 110元/トール 120元
中国語でスターバックスは「星巴克」と書きます。
マクドナルド
ビッグマック 69元
ビッグマックセット 115元
マクドナルドに関しては全体的に日本の3分の2くらいの料金です。
ちなみに中国語でマクドナルドは「麥當勞」と書きます。
地元コーヒーチェーン店
アメリカン 45元〜60元
全体的にどのチェーン店も日本に比べたら安いです。
しかし会社によって価格のバラツキがあり、中でも路易莎咖啡(ルイーザコーヒー)は一番安いです。
味も他のチェーン店とあまり変わらないので、ルイーザコーヒーは私のお気に入りです。
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水500ml
15元〜20元
台湾の水道水は原則飲めないため、コンビニやスーパーで水を買う必要があります。
台湾人は家に浄水器を取り付けたり、ウォーターサーバーを設置したりもしています。
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缶コーヒー
25元
台湾メーカーであれば25元、海外メーカーであれば40元くらいします。
関税がかかってるので仕方がないですね。
台湾風おにぎり
30元
台湾風おにぎりは三角ではなく筒状をしています。
中には肉鬆(乾燥肉のふりかけ)、味玉、油條(乾燥油揚げ)などが入っています。
肉鬆が入っているため甘く感じますが個人的にはそれがまた美味しさを引き立ててます。
もちろんコンビニでは普通の三角おにぎりも買うことができるので安心してください。
コンビニの三角おにぎりは1個25元〜30元です。
サンドイッチ
25元〜35元
日本のコンビニと同様、タマゴ、ハム、野菜など様々なサンドイッチを買うことができます。
日本のサンドイッチとあまり変わらないので旅行の際にわざわざ買う必要はないでしょう。
缶ビール
台湾ビール(金牌) 330ml 35元
台湾ビール(金牌) 500ml 42元
台湾ビールの金牌は台湾で最も人気なビールの一つです。
輸入ビールもコンビニやスーパーで買えますが高いです。
なぜか日本のビールに限ってはそこまで高くありません。
高いのはやっぱり欧州のビールですね。
ポテトチップス
30元
個人的には台湾よりも日本のポテチの方が美味しいです。
中には「蚵仔煎味(オアツェン味)」のような台湾らしいポテチが売られているので、海外現地の面白いものが好きな人には是非試してみてほしいです。
※蚵仔煎(オアツェン)・・・台湾風の牡蠣オムレツ。台湾を代表する屋台飯の一つ。
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チョコレート
12元
写真の商品は昔から台湾人に愛されている商品です。
安くてまあまあ美味しいので私も時々買って食べたりします(笑)
なんの変哲も無い普通のチョコレートですが、オーソドックスな味が悪くないです。
台湾の物価:宿泊費
ホテル
安ホテル 1,500元
一般的なホテル 2,000元〜3,000元
台湾のホテルは日本よりちょっと安い程度。
台北の好立地なホテルなんかはかなり高く感じますね。
それでもBooking.comを利用するといつでも割引があるので、安く泊まることができます。
(安いときは一泊の値段が半額になってたりする)
ゲストハウス
500元〜900元
ゲストハウスの値段も安いわけではありません。
台湾にはおしゃれで清潔で立地のいいゲストハウスが数多く存在するので、特に割高だと感じることはあまりないでしょう。
ゲストハウスに関してもBooking.comを利用して割引価格で泊まることができます。
Airbnb
台北市の平均相場 1903元
最も多い価格帯 1400元
台北市内の平均相場は1,903元(2017年7月25日時点)。
この通り、ホテルと比べるとAirbnbは割安感があります。
ですが、ホストとのトラブルやアメニティー面で不便なことが多いのも否めません。
ホテルかAirbnbかの選択は安心感をとるか特別感をとるかの選択とも言えるでしょう。
家賃
一人暮らし用の6畳部屋 10,000元〜
日本と同じように、台北もエリアにより家賃が大きく異なります。
基本的には10,000元が最低ラインであり、綺麗で駅近であれば20,000元以上の物件も多く存在します。
ピンキリの世界なので断定はできません。台北の物件を調べたい場合は以下のサイトがオススメです。
台湾その他の物価
スマホの通信料(ケータイ料金)
1ヶ月パケ放題 600元〜800元
ストレージ容量やキャリアのプランにより異なりますが、台湾では600〜800元が平均的な価格です。
台湾旅行をするなら中華電信のポケットWifiがオススメです。
日本から友達が遊びに来るときはいつも中華電信のポケットWifiをオススメしていますが、かなりの大好評!
読み込みが早くて、同時に10人まで一緒に使えて1日690円です。
中華電信のポケットWi-Fi
SIM カード
3日間 300元
7日間 500元
30日間 1000元
上の価格は全て「中華電信」という台湾の通信会社のもの。
桃園空港に到着してすぐに購入することができます。
電気代
一ヶ月(夏) 500元
一ヶ月(冬) 300元
夏はエアコンをつけるので電気代が高くなり、冬は暖かく暖房をつける必要がないので安くなります。
いずれにせよ台湾の電気代は日本と比べて安いことが分かります。
水道代
一ヶ月 150元
毎日シャワーを浴びてトイレも使用してこの値段なので安いです。
また、台湾には水道代がタダの賃貸マンションもあります。
全ては大家さんとの契約内容次第であり、水道代タダの物件が見つかったらラッキーです。
書籍
雑誌 100元
ハードカバー 200元〜500元
台湾にはペイパーバックの本はほとんどないです。
服
夜市の服 数百元
デパート内の服 1,000元〜2,000元
一般的に夜市の服は安く、デパートの服は高い傾向にあります。
ダイソー
モノは39元
食品は49元
台湾のダイソーは39元均一です。
台湾のダイソーは日本より割高です。
それでも台湾では「安くていいもの」と認識されており根強い人気があります。
中国語学校の学費
1学期(3ヶ月) 25,000元
多くの語学学校が3ヶ月ごとに学期を区切っています。
また、だいたい平日3時間授業となっています。
学費は学校によってバラツキがあり、台湾大学が高く、淡江大学が安いです。
それ以外の学校は似たり寄ったり。
一番規模が大きくて有名なのは台湾師範大学です。
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大学の学費
年間 100,000元
学費は国立も私立も変わりません。
理工系はこれよりも1割くらい高いです。
タバコ
一箱 60元〜90元
煙草も銘柄によって値段に開きがあります。
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スーパーの食品
牛乳 1リットル 87.35元
米 1kg 93.85元
卵 12個 69元
りんご 1kg 103.77元
バナナ 1kg 76.38元
じゃがいも 1kg 73.69元
玉ねぎ 1kg 58.24元
レタス 1個 48元
台湾の物価:観光地のチケット
故宮博物館の入場料
大人 250元
学割 150元
台北市立動物園の入園料
60元
台北101の展望台のチケット
600元
※身長115cm以下の子どもは無料。
龍山寺
無料
MRT龍山寺駅から歩いてすぐにある、台湾で一番古い道教のお寺です。
その歴史は270年以上であり、今でも現地人たちの信仰の場となっています。
また、お寺のそばには華西街夜市があり、スッポンや蛇肉などのゲテモノ滋養強壮食材が食べられることでも有名です。
中正紀念堂
無料
台湾の三大観光名所の1つ。
団体旅行のプランに必ず組み込まれる定番中の定番。
蒋介石の顕彰施設です。
ここ数年台湾の物価はずっと上昇している
台湾に長年住んで感じること・・・
それは物価がずっと上がっているということです。
実際、以下のサイトでも台湾の物価は緩やかに上がり続けていると述べています。
元データ:【統計データ】台湾の物価指数
身近なところでいうと、まずは食べ物が挙げられますね。
台湾人曰く、15年前の台湾では50元で中の上くらいの弁当が買えていたとのことです。
しかし現在の台湾でまともな弁当を買おうと思うと80元は払わないといけません。
またこれは弁当だけでなく、ほとんどのレストランやスーパーに言えることです。
わたしが台湾に来た2011年からだけでも、レストランの値段が急に上がったことが何度もありました。
日本は経済成長が止まり長いデフレに苦しみましたが、ここ数年の台湾は物価が上昇し続けました。
台湾国内での物価の地域差
台湾国内でも物価の地域差というものはあります。
当然、台北は首都なので一番物価が高く、その次に高雄などの大都市という順で物価が高いです。
今でも南部の田舎などに行くと、台北との物価差に驚いてしまうことがありますよ。
具体的には、台北の小籠包が100元(約365元)なのに対し、屏東の小籠包が50元(約182円)だったりと、その差はかなり大きいです。
まあ、その分給料も違うんですけどね。
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台北近郊で安く生活するなら新北市がオススメ
もし台北近郊で生活費を抑えたいなら、新北市に住むことをオススメいたします。
具体的には、板橋、新莊、中和、永和あたりがオススメ。
このあたりはMRTで15分程度で台北市内に行けて家賃や食費も少し安いんです。
実際、わたしも板橋と永和に住んだことがありますが、都心への通勤が便利なわりに、家賃が都心の4分の3くらいで助かりました。
台湾の物価は本当に安いのか?
結論としては、台湾の物価は緩やかに上昇しているけど、欧米や日本に比べるとまだちょっと安いです。
特にスーパーの食材や大衆食堂のメニュー、公共交通機関、水道代電気代、携帯代などは日本に比べるとかなり安く感じます。
ですが一方で、外資系レストランやデパートの価格は日本とあまり変わらず、また、それ以外の価格もジワリジワリと上がってきています。
東南アジアなら日本より安いと言えますが、台湾はもう完全に安いとは言い切れないレベルまできています。
台湾の物価まとめ
今回の物価情報はわたしが実際に台北の街を練り歩いて調べた価格になります。
物価は常に変動していますので、今後どの商品がどう変動するかは誰にもわかりません。
随時最新情報をアップデートしていきます。
台湾で使えるポケットWi-Fiの紹介
中華電信のポケットWi-Fiなら台湾全土で高速ネットが利用できます。
むかし私の友達が三人で台湾旅行に来ましたが、その時に彼らはこれを利用していました。
三人同時でも高速でネットが利用できて、道を調べたり、日本の友達と連絡したり、インスタで画像をアップしたりと大活躍してました^ – ^
ただ、中華電信のポケットWi-Fiには一つだけ問題があります。
ポケットWi-Fiは一機だけなので、別行動する場合には利用できない人が出てきます。
でも旅行のときは基本的にみんな一緒に行動するでしょうから、特に大きな問題はないでしょう。
とにかく台湾で高速インターネットが最大10人まで同時で利用できる優れものなんです!
なお、台湾の空港でSimカードを購入する場合との比較を表にしました。
桃園空港でSimカードを購入 | 1人3日で 約1,095円 |
1人7日で 約1,825円 |
1人30日で 約3,650円 |
中華電信のポケットWi-Fi | 同時に10人まで使えて1日690円 (3日で2070円、7日で4830円、30日で20700円) |
Simカードは一人で利用する場合にお得。
中華電信のポケットWi-Fiは複数人での旅行にお得です。
ですので、恋人、友達、家族などと複数で台湾旅行をする場合にはかなりオススメです。
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