どうも〜、台湾在住のゴダ(@oogoda1)です。
わたしはアジア旅行が大好きでして毎年どこかに行っています。
なかでも特にお気に入りなのがマレーシアです。
3つの民族で構成された多民族国家であり行くたびに「世界には色んな人がいるんだなぁ」と思います。
私はごちゃ混ぜのマレーシアが大好きでして今回は「マレーシアの宗教」について調べました。
各宗教の解説には「マレーシア旅行で気をつけたい宗教のタブー」もまとめてます。
ぜひマレーシア旅行の参考にしてみてくださいね。
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マレーシアは多民族社会!マレー(イスラム)、中華、インドの3民族がいる!
マレーシアは多民族社会です。
主に、以下3つの民族が暮らしています。
- マレー系(イスラム系):約65%
- 中華系:約24%
- インド系:約8%
マレー系と中華系は人数が多く、存在感も大きいですね。
また、インド系は一番少ないとはいえそれでも8%もいるんです。
存在感が薄いということはなくむしろアクセントになってて目立ちますw
なお、マレーシアには以下の宗教があります。
- イスラム教(61%)→マレー系の宗教
- 仏教(20%)→中華系の宗教
- 儒教・道教(1.0%)→中華系の宗教
- ヒンドゥー教(6.0%)→インド系の宗教
- キリスト教(9.0%)→少数民族の宗教
- その他
マレーシアは憲法で宗教の自由が認められており、街中で様々な寺院を目にします。
中国の神様がいたと思ったらその隣にはイスラム教のモスクがあったり・・・
とにかく旅行者的にはこの「ごちゃ混ぜ感」がとーっても興味深いんですよね。
※参考資料:マレーシア基礎データ(外務省)
マレーシアの宗教①:イスラム教(マレー系)
マレーシアの宗教を語る際、最初にご紹介しなきゃいけないのがイスラム教ですね。
イスラム教は最大多数のマレー人の宗教であり、マレーシアの国教に定められています。
実際、マレーシアの街中を歩いてると本当にたくさんのモスク(イスラム寺院)を目にしますよ!
実際にモスクに入ってみたよ!
マラッカを旅行したときに小さなモスクに入ってみました。(見学自由)
内部には絨毯が敷かれていて自由に座ってお祈りができるようになっています。
偶像崇拝NGなので神様の銅像や神棚的なものは一切ありませんでしたね。
この絨毯の上でメッカに向かってひたすら祈りを捧げるのでしょう。
内部を見学するにはローブを着ないといけないようでした。
ちょっぴりコスプレ気分です♪
内部をぐるぐるまわって思ったのは「心地よい静けさがあること」でした。
これはどの宗教も同じでしょうがイスラム寺院もなかなか落ち着く空間でしたよ。
ボランティアの解説員がいて英語かマレー語で案内してくれます。
素敵な体験ができました。
【マレーシア旅行の注意事項】イスラム教のマナー&タブー
特にマレーシアに限定というわけではなくイスラム教国を旅行する際は以下のことに気をつけてください。
①必要以上にイチャイチャ or ボディタッチしない
→恋人間や夫婦間はもちろん、現地人ともキス、ハグ、ボディタッチなどは控えましょう。
②露出度の高い服を着ない
→露出度の高い服はなるべく控えましょう。また、モスクに入る際は髪を隠し、肌の露出を避けましょう。(モスクにローブが置いてあることが多い)
③左手はなるべく使わない
→イスラム教徒は右手を使って食事をします。マレー系住民と接する際は、右手を使うようにしましょう。
④頭を触らない
→イスラム教だけでなく、一部の国では他人の頭を触るのは失礼な行為です。本気で怒られるのでやめましょう。
⑤豚肉は食べない
→イスラム教徒に豚肉を振舞うのはやめましょう。豚肉レストランも避け、ハラールを食べましょう。
⑥酒は飲まない
→イスラム教徒は酒も飲みません。お酒入りのチョコレートも要注意です。
⑦断食(ラマダン)に注意
→旧暦であるヒジュラ暦の第9月に断食(ラマダン)が行われます。といっても日没から日の出は飲食OKです。ラマダンの時期にイスラム教徒の前で食事を堂々としない方がいいかもしれませんね。
マレーシアの宗教②:仏教、道教、媽祖信仰など(中華系)
マレーシアで二番目に大きいエスニックグループを形成しているのが中華系です。
総人口の約24%(約639〜760万人)をしめると言われています。
これだけ大きな民族グループなので街中にもたくさんの仏教寺院や道教寺院があります。
というか中華系寺院は台湾で見るものとほとんど同じです。
実際に中華系寺院に入ってみたよ!
こちらはマラッカで入った中華系寺院になります。(道教だか媽祖廟だかは忘れた)
内部は全くといっていいほど台湾や香港にあるお寺と同じでした。
まあ、民族もルーツも同じなので神様も同じってワケですね。
上はクアラルンプールで見つけた道教寺院です。
内部の写真は撮り忘れましたがほとんど台湾と同じような感じでした。
上はマラッカで見つけた仏教寺院(観音様)です。
全部見た目が似ているのでここまでくると区別がつきませんよねw
寺院にある記載や神様の種類で違いを判断するしかありません。
【マレーシア旅行の注意事項】中華系宗教のマナー&タブー
中華系宗教の注意事項は多くありません。
基本的には寺院内で飲食したり騒いだりしなければOK。
街中で中華系マレーシア人と接する際も特別注意すべきことはありません。
(豚肉もお酒もOK。日本人と食事する感覚でOK。)
マレーシアの宗教③:ヒンドゥー教(インド系)
インド系住民はマレーシア全体の8%のみですが個人的にはかなり存在感があると思います。
特にクアラルンプールのKLセントラル駅すぐ前には大規模なインド人街が形成されています。
大音量のインド音楽、カレーの香辛料の匂い、一目見てインド系だとわかる人種、タミル語の読めない文字・・・などなど
とにかく少数派とは思えない存在感なんです!笑
実際にヒンドゥー教寺院に入ってみたよ!
クアラルンプールの街中にもヒンドゥー教寺院はありましたが、ここではヒンドゥー教の聖地「バトゥ洞窟」を紹介します。
上の写真のとおり、入口にはものすごく巨大な像がたっていました。おそらくヒンドゥー教の神様なのでしょう。
ヒンドゥー教では牛は神聖な動物ということになっています。
そして、ここ聖地にも牛さんがたくさんいました。
見つけた瞬間「やっぱり!」と思いましたね。笑
階段を上ったところには巨大な洞窟がありました。
こんなに大きな洞窟は普段見ることがないので驚いてしまいました。
洞窟の奥には小さな神殿がありました。
ここは撮影OKだったので遠慮なくパシャりとさせていただきました。
写真中央の男性が聖職者で奥にあるのがヒンドゥーの神様です。
数百円分のお布施をあげたらお土産がもらえました。
おまけに額にメイクまでしてもらえました。
インド人が額によくつけてるアレです。笑
ちょっと嬉しかったです。笑
厳密にはお土産ではないのでしょう。
綺麗なお花とちょっとしたインド菓子をいただきました。
うれPー!
【マレーシア旅行の注意事項】ヒンドゥー教のマナー&タブー
ヒンドゥー教もイスラム教ほど厳しくない感じでした。
聖地では服装自由で撮影OK。意外にゆるかったです。
ただ、ヒンドゥー教には以下のようなルールがあるのを覚えておきましょう。
①左手は不浄の手
→食事の際は左手を使わず、膝の上に置くなどしましょう。また、左手でインド系の人に食事を渡すのもよくないですね。
②豚と牛は食べない
→豚は不浄の動物。牛は神聖な動物。ということで豚と牛は食べません。鶏やヤギはOKなようです。
マレーシアの宗教まとめ
結論、マレーシアは本場のアラブ国家やインドほど厳しくないですが、タブーはやはり覚えて置いた方がいいです。
また、中華系は注意事項やタブーが少ないので、中華系住民と接するときはリラックスしてもOKです。
では、楽しんで旅してきてくださいね〜!
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