どうも〜、マレーシア滞在中のゴダ(@oogoda1)です。
ヒンドゥー教の聖地「バトゥ洞窟」に行ってきました。
実は、今回の訪問は自身2回目です。
1回目は不思議な地形と神聖な雰囲気に圧倒されましたが、今回は感じることがたくさんありました。
また、前回はタクシー、今回は電車で行ったので、アクセス方法についても詳しくなったつもりです。
というわけでここではアクセス方法を中心にバトゥ洞窟訪問の様子をレポートしていきます。
ヒンドゥー教の聖地「バトゥ洞窟」とは?
バトゥ洞窟(バトゥどうくつ、Batu Caves)は、マレーシアの首都クアラ・ルンプール近郊のセランゴール州ゴンバッ郡バトゥ・ケーブス町にある巨大な洞窟である。マレーシア随一のヒンドゥー教の聖地の洞窟とされている。
Wikipedia
バトゥ洞窟はクアラルンプール郊外にあるインド人の聖地です。
272段の階段を登った先に大きな洞窟がありその中に礼拝できる場所がいくつかあります。
マレーシアの人口の7%がインド系であり、バトゥ洞窟は彼らにとって日常的な信仰の場となっています。
毎年1月下旬から2月上旬にかけてヒンドゥー教最大の祭「タイプーサム」が洞窟内で行われることでも有名です。
わたしは2回ともこの祭典の時期を逃しているのですが、次回はタイミングを合わせて参加したいものです。
バトゥ洞窟へのアクセス・行き方
クアラルンプール市内から電車で30分ほど、タクシーでもだいたい30分となります。
確実に日帰り旅行ができるので観光客にも人気なんですよ。
電車での行き方
上がクアラルンプールの路線図となります。
バトゥ洞窟駅(Batu Caves)は赤いライン(2番のPORT KLANG LINE)の終点にあるため、まずはこの赤い線のある駅まで行く必要があります。
赤いラインが通っていて、どこの駅からもアクセスが良い駅は「KLセントラル(KL SENTRAL)」ですね。
実際、わたしもホテルの最寄りからモノレール(LRT)に乗ってKLセントラルまで行き、そこで乗り換えてバトゥ洞窟まで行きました。
ただ、これだけだとものすごく簡単に聞こえますが油断は大敵なんです。
この赤いラインはKOMMUTERという日本でいう電車のような車両であり、日本でいう地下鉄のような存在であるモノレールとはシステムが違います。
つまり切符が別ということです。モノレールでKLセントラル駅に着いたら一旦改札を出て、今度はKOMMUTERのバトゥ洞窟行き切符を買ってKOMMUTERの駅の改札に入らなけばいけません。
というわけでやや複雑な気がしますが要点をまとめると以下の通りです。
①モノレールでKLセントラル駅まで行く。
②KLセントラルでKOMMUTERに乗り換える。
※モノレールとKOMMUTERは改札が別。中でつながってないので注意。
たったこれだけ(^ ^)
ちなみに②のKLセントラルからバトゥケイブ駅までは30〜40分で着きます。
でも本数は多くなく発車した直後だと30分ほど待つこともあるみたいです。
タクシーでの行き方
クアラルンプール市内からバトゥ洞窟まではタクシーで30分ほど。
料金は30リンギットほどなので多少お金払っても楽に行きたいという人にはオススメです。
ただご存知の方も多いでしょうが、クアラルンプールのタクシーはぼったくりが多いです。
高い料金をふっかけられてトラブルになることもあるので、流しのタクシーは利用しない方がいいでしょう。
ホテルでタクシーを呼んでもらうかGrabというスマホアプリを利用すること。
これなら明瞭会計で安心です。
Batu Cave駅に到着!まずはメインエントランスの方まで歩いてみよう♩
3年前はタクシーだったので、大きな像のあるメインエントランス付近で降ろしてもらえました。
しかし今回はKOMMUTERの電車だったので、メインエントランスまでは少し歩かなきゃいけません。
駅を出ると下のような場所に出ます。
いきなり色々すごい像や建物が建っていますが、
これらはまだまだ本番ではありません。
他の観光客と同じ方向にずんずん歩いていきましょう。
駅から3分ほど歩くと無事にメインエントランスに着きました。
ちなみにこの階段の先にはトイレがないので階段を上る前に先に用を足しておきましょう。
トイレはこの大きな像のすぐ右下のあたりにあります。
用をたすためには0.5リンギット払う必要があります。
トイレ周辺で野生の猿を見ました・・・!
バトゥケイブに住み着いてるそうです。
食べ物や貴重品をとられないよう注意しましょう。
いよいよ272段を登りますっ!
用も足したところで、いよいよ272段の階段を登ることにします。
ちなみに上には売店がいくつかあり水や食料が売られています。
わざわざ重い水を持って上がる必要はありませんよ。
なんか3年前に来たときもメンテナンス中だった気がする・・・。
いつになったら完成形を見せてくれるの?笑
272段をなめてました・・・。
思ったより疲れるぞコレ・・・。
気温33度ということもありかなり体力が奪われるんです。
でも60〜70歳くらいのご老人も頑張って登っています。
やっぱり聖地なんでね・・・日本人でいう伊勢参り的なノリでしょうね。
後ろを振り返ると絶景でした。
天気がいいとペトロナスツインタワーも見えます。
探してみてくださいね♩
いよいよ洞窟の入口に到達!するとそこには驚きの光景が・・・!
階段を登り終えたところに謎のモニュメントがあります。
ヒンドゥー教の神さまなのでしょうがどことなく可愛いです。
すごい大きな洞窟です。
みんな見上げています。笑
おみやげ屋さんもあり、水やちょっとした食料も買うことができます。
階段を登って喉が渇いた方はこちらでどうぞ!
洞窟内にはいたるところに礼拝所があります。
神様の像もたくさんあります。
一番奥にあったメインの礼拝所です。
考え過ぎかもしれませんが日本の神社に似ていると思いました。
神社も敷地内にいくつかの神殿があり一番奥にメインの本宮があります。
しかもだいたい森の中にあって自然と一体になっているところが多いです。
壮大な自然を楽しみながら道途中にある神様に挨拶する。
どうですか?こういわれてみると似てると思いませんか?
メインの礼拝所を観察していると・・・僧侶さんに儀式をしてもらえた!
メインの礼拝所では何やら厳かな儀式が行われていました。
聖職者の男性が、信者に火を近づけ、信者はその火に手を近づけます。
その後何かお祈りをした後に、聖職者と話し合っていました。
おそらく悩みなどを相談しているのでしょう。
それから最後に聖職者の男性が信者さんにお花をあげておしまいです。
興奮しながら撮影していると聖職者の男性と目が合ってしまいました。
詳細に撮影しすぎたので怒られるかなと思ってドキドキしていると、
聖職者の男性はわたしに向かって「こっちへ来い」の合図をしてきました。
わたしが心配しすぎていました。
聖職者の男性はわたしに対し、他の信者と同じように儀式をしてくれたのです。
白い粉をひたいにつけてくれて、火を拝ませてもらい、最後はお花をくれました。
可愛いお花です。
これが何の効果があるかは分かりません。
ただ、少なくても私はお花をもらって気分が良くなりました。
最後に。やっぱり聖地はすごかった。
今回はブログ記事にしたかったので念入りに撮影していましたが、正直怒られるのが怖かったんです。
でも私の心配とは逆に、聖職者の方々は私を受け入れ、撮影も全面的に許可してくれました。
なんという包容力でしょうか。
これにより私のヒンドゥー教へのイメージは爆上がり。
ヒンドゥー教の聖地は、観光地としても、大自然としても、聖地としても、パーフェクトな場所でした。
コメント