どうも〜、台湾在住のゴダ(@oogoda1)です。
ここでは「台湾人にプレゼントしてはいけない贈り物」を紹介しています。
日本では特に問題ないものでも、台湾でタブー視されている贈り物がいくつかあります。
国が違えば、常識や文化は異なるものです。
意外なものが台湾でNGだったりするのであらかじめ把握しておきたいところですよね。
今回は台湾人の意見や私の実体験に基づき台湾のサイトを参考にしつつまとめました。
台湾人のお知り合いにプレゼントをする際にぜひ読んでいただきたい内容となっています。
最初に知っておきたい「台湾人へのプレゼント・贈り物・お土産のタブー」の基本
最初に知っておきたい①:海外には宗教や文化関連のタブーが多い
海外には宗教や文化関連のタブーが多くあります。
もちろん日本にも宗教的にタブーなものや文化的にNGなものはあるでしょう。
しかし海外だと問題の大きさが違ったりします。
つまり、贈り物によっては相手を傷つけたり、悲しませることがあるということです。
日本の感覚でプレゼントをすると失敗するので、しっかり相手の文化を理解しておきたいところですね。
最初に知っておきたい②:贈り物のタブーは年配者が気にする傾向にある
どこの国でも同じでしょうが、若者よりも年配者のほうが伝統を重視します。
もちろん台湾もその傾向はあり、伝統文化をそこまで気にしない若者は多いんです。
だから友達同士の贈り物であればそこまで敏感にならなくてもいいかもしれません。
しかし結婚式や新年などフォーマルな場であればあるほど気をつけたほうが無難です。
また、表面的には気にしていなくても、心の中では「常識的にコレは贈らないよね」と感じる人も多いです。
相手文化を知ることは相手文化への敬意があるということになります。
やはり海外のタブーは知っておくべきでしょう。
最初に知っておきたい③:どうしても贈り物したい時は受け取り側がお金を渡す
どうしてもタブーなアイテムをプレゼントしたい場合は、受け取る側がお金を払うことがあります。
そうすることで「プレゼント」ではなく「購入」ということになり、不吉ではなくなるのです。
その場合、1元や10元など少額を渡すのが基本のようですね。
台湾人はこうしてタブーの問題を解決しているのです。
台湾人へのプレゼント・贈り物・お土産でタブーなもの
それでは早速、台湾人へのプレゼント・贈り物・お土産でタブーなものをご紹介していきます。
台湾人へのプレゼント・贈り物のタブー①:タオル・ハンカチ
日本だと引き出物などの定番としてタオルを贈ることがあります。
しかし台湾でタオルを贈るのはタブーです。
中国には葬式の後にタオルやハンカチを贈るというしきたりがあります。
台湾にもその文化は伝わっており、今でもタオルをタブー視する人が少なからずいます。
タオルやハンカチは手軽で実用性があるからこそ、台湾人に贈らないよう気をつけたいものです。
台湾人へのプレゼント・贈り物のタブー②:時計
「なんで時計が!?」と驚かれた方もいることでしょう。
時計は中国語で「鐘」といい、この漢字は「終」と同じ発音となります。
「終」はあまりいい意味の漢字ではないため台湾では避ける傾向にあるんです。
ちなみに腕時計は中国語で「錶」というので基本的にはそこまでタブー視されていません。
しかしなかには気にする人もいるので腕時計も避けたほうが安全でしょうね。
台湾人へのプレゼント・贈り物のタブー③:靴
靴のプレゼントは「私のもとから去っていってほしい」という意味になります。
他のアイテムに比べると重視している人が多いタブーになるので注意が必要です。
ちなみに親が子どもに靴を買ってあげる場合はどうすればいいのでしょうか?
わたしの嫁の回答は「それは仕方がない」とのことです。笑
小さい子どもは自分で靴が買えませんからね。
外を裸足で歩くわけにはいかないためそこは仕方がないそうです。笑
台湾人へのプレゼント・贈り物のタブー④:梨やスモモ(李子)
中国語で梨は「梨子」、スモモは「李子」といいます。
これらの漢字は「離」と音が似ており、人が離れていくことを連想するためタブーとされています。
果物はプレゼントにしやすいので注意が必要なんです。
台湾人へのプレゼント・贈り物のタブー⑤:傘や扇子
中国語で傘は「傘」、扇子は「扇子」といいます。
これらの漢字は「散」と音が似ており、人が散らばるイメージがあるためタブーとされています。
しかし、ちょっと人に傘を貸すくらいならOKです。
雨の日なんかはどうしても貸し借りが必要な時がありますからね。
あくまでもプレゼントがタブーなので安心して貸し借りしてくださいね。笑
台湾人へのプレゼント・贈り物のタブー⑥:ハサミ
ハサミをプレゼントに選ぶ人なんてなかなかいないように思いますが・・・
台湾ではタブーらしいので一応ここで紹介させていただきます。笑
伝統的な考え方ではハサミのような刃物類は福運を断ち切り人間関係を断ち切る意味があります。
ご老人のなかには気にする人もいるでしょうから一応知っておくにこしたことはないでしょう。
台湾人へのプレゼント・贈り物のタブー⑦:白いろうそく
白いろうそくは葬式で使用されます。
葬式や死と関連するものは贈り物に向かないのでこれも避けるべきでしょう。
※赤いろうそくは神棚に立てるものでありタブーではないそうです。
台湾人へのプレゼント・贈り物のタブー⑧:ちまき(粽子)やお餅(年糕)
一般的にちまきやお餅は縁起がいいものですがある条件下ではタブーとされています。
それは「その年に親族が亡くなった方にちまきやお餅を贈ること」です。
これは「その年に親族が亡くなった方には年賀状を送らない」という日本の考え方と似ているので、私たち日本人にも理解しやすいですよね。
台湾人へのプレゼント・贈り物のタブー⑨:人形、ぬいぐるみ
人形やぬいぐるみを家の中に長いこと置いておくと、やがて邪気をまとうようになるという言い伝えもあります。
とはいえ私も台湾人の家に行ったことがありますが、みんな人形やぬいぐるみを家に置いていた覚えがあります。笑
本当に一部の人が気にしていることだと思うので、これについてはそこまで敏感にならなくてもよいでしょう。
台湾人へのプレゼント・贈り物のタブー⑩:風鈴
女性が男性に風鈴を送ると、それは「別れ」を意味します。
他にも霊的なものを呼び寄せる意味があると主張する人もおり、風鈴は贈り物に適さないと言えるでしょう。
ただし、自分で買って自分で飾るのはOKです。
風鈴は観光地でよく売られているので人に贈らないよう気をつけたいところです。
「台湾人へのプレゼント・贈り物・お土産のタブー」番外編
台湾人へのプレゼント・贈り物のタブー番外編①:財布
財布を贈ると、贈った人の金運が悪くなると言われています。
ただ、夫婦間やカップル間では問題なしとのことです。
ちなみに私の台湾人嫁は「財布贈っちゃダメなんて聞いたことない」と言っていました。
本当にごく一部の人が信じているだけかもしれないので番外編に記載しました。
台湾人へのプレゼント・贈り物のタブー番外編②:枕
枕を贈ると、贈った人が安心して眠れる日が減ると言われています。
ただし、これも私の周囲の台湾人は聞いたことがないと言っていました。笑
かなりマイナーなタブーのためここでは番外編に記載させていただきました。
台湾人へのプレゼント・贈り物のタブー番外編③:お金の神様(財神)
お金の神様(財神)は開業時などに店に贈られることがあります。
しかしこれを個人に贈ると、贈った人も、贈られた人も、財運が減ると言われています。
まあこれも有名な話ではないようなのでそこまで気にしなくても良いでしょう。
台湾人へのプレゼント・贈り物のタブー番外編④:石、骨董品
骨董品店や宗教グッズ店で買えるアイテムは注意が必要です。
一般的にこういったアイテムには見えないパワーや邪気があると言われています。
「台湾人へのプレゼント・贈り物・お土産のタブー」まとめ
台湾には迷信を信じる人がとても多いです。
また、中国語には漢字があるため、悪い意味の漢字と同じ読みをするアイテムに関するタブーもたくさんです。
上で紹介したもの以外にもまだ細々としたタブーは存在し、その全てをブログで紹介できないのが現状です。
とはいえ今回紹介したものに気をつけておけば、台湾人へのプレゼント・贈り物はとりあえず問題ないでしょう。
相手の文化やタブーを尊重しつつ、良い人間関係を築いていくことができたらいいですね。
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