どうも〜、ゴダです。
最近、台湾でもFIREという言葉を聞くようになりました。
FIREとは「Financial Independence, Retire Early」の頭文字で「経済的自由のある早期リタイア」を表す言葉です。
労働と投資と節約で貯金を増やし、一定額貯まったらリタイヤして、あとは悠々自適に生きていくことを指します。
中国語では「財務獨立,提早退休」などと訳されます。そのまんまですね。
実際、台湾ではすでにFIREを達成している人やFIREを目指している人がたくさんいるようです。
それでは台湾でFIREを達成するにはいくら必要になるのでしょうか?
今回そのあたりのことに突っ込んでいきます!
台湾でFIREを達成するには元本はいくら必要なのか?
いきなり本題に入ります。
台湾でFIREを達成するにはいくら必要なのでしょうか?
結論、FIREに必要な金額は人によって異なります。
借金がない独身者の場合、月3万元(約14万円)あれば生活していけます。
車のローンなどがある既婚者の場合、月5万元(約23万円)は欲しいところです。
子どもがいればもっと欲しいところですね。
FIREでは、毎年の生活費を運用資産の4%に抑えると元本が減らないと言われています。
つまり、
生活費が月3万元(約14万円)の人の場合、元本は最低900万元(約4,000万円)は欲しいです。
生活費が月5万元(約23万円)の人の場合、元本は最低1,500万元(約6,700万円)は欲しいです。
もちろん「俺は月に1万元(約4.5万円)しか使わないぞ!」という人であれば元本はもっと少額でOKです。
基本的には倹約家や物欲のない人のほうがFIREは達成しやすいことになりますね。
※上の金額は2022年11月のレートで計算しており、比較的円安です。今後円高になったら円換算ではもっと少なくてもいけます。
台湾ではどんな人がFIREを達成しているのか?
台湾のビジネスメディア「天下雜誌」の “一位便利商店店員、電話客服可以33歲退休?FIRE熱潮吹進台灣” という記事で、陳さんという台湾人男性が紹介されていました。
陳さんは大手通信会社のカスタマーセンターで働いていましたが、節約と株式投資に励み、33歳で600万台湾元(2022年11月のレートで約2700万円)を貯めてFIREしました。
現在は月3万元(約14万円)の株式配当収入があり、生活費は月2万元(約9万円)で、残りの1万元は株を追加購入しているそうです。
陳さんは結婚していないため支出が少なく物欲も趣味もないそうです。
かなり倹約家なので配当収入が少なくてもOKというわけですね。
幸せや人生観は人によって違うので本人が満足できれば少額でも問題ないでしょう。
台湾でFIREを達成した人はどんな方法で収入を得ているのか?
FIREを達成した人のほとんどが株の配当や不動産の家賃収入を得ています。
利回り4%の銘柄であれば台湾でも珍しくはありません。
他、これは台湾特有といえますが保険に加入して利子を得る人もいます。
台湾の保険は利子が得られることで有名です。
利回りは相当良く5〜7%得られます。
これ以外では、不動産投資をしている人もいます。
台湾は今のところ土地神話が生きています。
つまり「土地はずっと上がり続ける」と言われているのです。
土地バブルを経験した国の人間から言わせるとそんなことはあり得ないので私は台湾の土地は買いません。
しかし台湾では実際に毎年土地の価格が上がっており土地で大儲けした富豪が生まれ続けています。
なお、日本ではメジャーだけど台湾ではレアなケースでいうと、ブログやYouTubeで収入を得ている人もいます。
ブログやYouTubeは作業が大変なのでリタイアとは言えない気もしますがw
わたしのFIREに対する所感
皆さんは「経済的自由」や「不労所得」や「FIRE」というワードを目にすると、どう感じるでしょうか?
ネットには怪しい金儲け系インフルエンサーや商材がうじゃうじゃ存在するので、胡散臭いと感じる人もいるでしょう。
実際わたしもネット上のインフルエンサーや商材は怪しいと思っています。
しかしFIRE自体はわりと肯定的に捉えています。
経済的自由があれば会社に縛られることなく好きなことに時間を割くことができます。
不労所得が少しでもあれば家計の足しにはなります。
経済的にも精神的にもゆとりが生まれ、人生が豊かになるのは間違いないです。
というわけで結論、お金儲け系のインフルエンサーや商材には警戒しつつ、地に足ついた方法で資産(株、債券、土地、ブログ、YouTube、スモールビジネスなど)を増やしていくのがいいでしょう。
わたしも少しの配当金を得ています
FIREにはほど遠いですが、わたしも少しの配当金を得ています。
少しでも配当金がもらえると、生活はだいぶ楽になります。
生活費を100%配当で支払う完全なFIREはなかなか難しいかもしれません。
しかし少し配当を得るだけでも生活の負担はだいぶ減ります。
今後もちょっとずつ配当を増やしていきたいなーと思う次第です。
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