どうも〜、ゴダです。
今回は台湾のニュースサイトで見つけた小ネタを紹介します。
先日、中国政府が “中国の都市別一人当たりGDPランキング” を発表しました。
そして、ランキングを見た台湾人の反応がとっても面白かったのです。笑
というわけで早速ご紹介していきます。
中国政府「これが我が国の都市別一人当たりGDPランキングだ」→台湾人「ほぼ中国じゃないじゃんw」
上が、中国政府が最近発表した2022年版の中国都市別一人当たりGDPランキングです。
以下に日本語に翻訳してみました。
1位:台北(台湾)
2位:香港(元外国領)
3位:オルドス(モンゴル自治区)
4位:新竹市(台湾)
5位:カラマイ(ウイグル自治区)
6位:マカオ(元外国領)
7位:桃園市(台湾)
8位:台中(台湾)
9位:新北市(台湾)
10位:嘉義市(台湾)
11位:基隆(台湾)
12位:高雄(台湾)
13位:無錫(←ここでやっと中国本土の都市がランクイン)
(以下、中国内の大都市が続く。)
このランキングを見て台湾人は「ほとんど中国じゃないじゃんw」と爆笑している模様。
確かに、上位は台湾、香港、マカオ、モンゴル自治区、ウイグル自治区など、台湾人としては中国と言いたくない都市ばかりです。笑
最後にちょっとお勉強タイム
あれ?香港て中国じゃないの?
んん!?モンゴル自治区ってなに!?
↑このように思った人に向けて、簡単に中国の領土についてお伝えします。
まず、台湾は独自の政府、通貨、軍隊などを持った完全な独立国と言えます。
どの国からも支配されておらず、自分たちで選挙を行い、政治や外交をしています。
次に、香港とマカオ。
この二つは長い間イギリスやポルトガルに統治されていましたが、1990年代に中国に返還されました。
しかし資本主義と共産主義で社会システムが違いすぎるため、中国政府は特別行政区として扱っています。
実際に生活する人々も独自のアイデンティティを持っており、国際的にも中国本土とは違う地域として扱われることが多いです。
最後に、モンゴルやウイグルです。
このあたりはそもそも人種が漢民族と根本的に異なります。
もちろん行政的には中国の一部ですが、人種が全然違うので純粋に中国人とは言い難いです。
なかには独立を主張するウイグル人もいるため、同じく独立を主張する台湾人は同調し、「ウイグル人は中国人じゃないだろw」とツッコミをいれてしまうんですね。
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