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中国人が福建省から台湾馬祖列島まで泳いで密入国!目的は?スパイ?

どうも〜、ゴダです。

先日、台湾で不思議なニュースがありました。

大陸公務員「游12公里」偷渡馬祖!棄月薪7萬:我來投奔自由
(中国の公務員「12km泳いで」馬祖に密入国!月収7万を棄て、自由を求めて来台)

たまにいるんですよね・・・泳いだり船に乗ったりして中国から台湾に来る人。

日本人の感覚からすると「スパイか!?」と疑いたくなる案件です。

果たして、この中国人はどのような人で、どのような目的で、どのような方法で台湾に密入国したのでしょうか?

詳細を探っていきましょう。

 

目次

事件のあらすじ

福建省 - 台湾に一番近い中国の省

福建省 – 台湾に一番近い中国の省

月給7万台湾元の中国本土の公務員が、7月末に福建省福州市の黄岐半島から出発し、12キロ泳いで台湾の離島・馬祖に到着しました。上陸直後に「自由な環境に身を投げ出したかった」と叫び、さらには『中国で打撃と迫害に遭った』と述べています。

この男性の姓は曹で、7月23日、救命胴衣、防寒着、マスク、フィン、シュノーケルなどを身に着け、福建省黄岐半島から出発し、12キロの距離を泳いで台湾の馬祖に到着しました。

 

馬祖列島 - 連江県北竿郷の芹壁村

馬祖列島 – 連江県北竿郷の芹壁村

曹氏は数時間泳いで、7月24日の早朝に連江県北竿郷の芹壁村の岸から上陸しました。上陸後、通行人に通報をお願いし、警察に対し非合法に台湾に入国したことを認めました。

曹氏は逮捕後、自分は中国本土で公務員として働いており、年収は約20万元人民元(台湾元で約84万元/日本円で約400万円)で、両親、兄弟、姉妹がおり、子どもはおらず、養う必要のある人物はいないと述べました。『中国本土で打撃と迫害を受けた』と述べ、通常の経路では台湾に入国できないと判断し、密航を決意したと述べました。

 

連江地方裁判所のホームページ

連江地方裁判所のホームページ

この件に関しては、台湾の連江地方裁判所が、曹氏は自首し犯罪を認めたこと、前科がないなどの要因を考慮して、入出国および移民法に基づき2ヶ月の懲役刑を宣告しました。なお、この事件は上訴可能です。

※参考元:大陸公務員「游12公里」偷渡馬祖!棄月薪7萬:我來投奔自由(中国の公務員「12km泳いで」馬祖に密入国!月収7万を棄て、自由を求めて来台)

 

このニュースに対する台湾人の反応

以下、赤字は台湾人の反応に対する私の感想。

1. え?中国の公務員が月収7万台湾元?台湾の公務員でもそんなにないんだけど。

→中国の公務員の給料がそんなに高いはずないので、私もこの金額には疑問がありました。この金額が本当だとしたら、中国でかなり高い位置にいた人物なのでしょうか?

 

2. 自由な環境に身を投げ出したかったって・・・信じられるかよ。

→大部分の台湾人ネット民がこの中国人男性を怪しんでいるようです。

 

3. ギャンブルに負けて逃げてきたんじゃないの?

→そういう可能性もあるのでしょうか?

 

4. 台湾の公務員の収入は、初等考、高普考、地方特考、身心障礙特考、原住民族特考 高考/三等などで約46,460~49,550元、普考/四等で約38,890元だぞ。

→台湾の公務員の給与を詳細に説明してくれているネット民もいました。これはこれで勉強になります(笑)

 

5. 台湾の公務員の月収は4万元くらいだけど、それより低い場所にわざわざ来たがるの?自由よりお金が大切じゃない?

→確かに、この中国人男性の給与が本当だとしたら、台湾の方が給与が低いことになりますね。わざわざそんないい仕事捨てて泳いで外国行きますかね!?笑

 

6. 来るところ間違えてるんじゃないの?台湾の方が不自由だぞw

→なかには台湾社会に批判的なネット民も。私は台湾生きやすいと思うけどね?

 

7. もうすぐ人民解放軍が攻撃して来るから、せっかく逃げて来たけど無駄だぞw

→絶対に起きてはほしくないですが、その可能性はゼロではないですね。

 

このニュースに対する私の感想

スパイならもっとコソコソするはずですし、中国の高給を捨てたのも理解できません。

というわけで私の結論は「中国の変なおじさん」です。笑

あれだけ人口が多ければ、給料の良い仕事を捨てて12km泳いで密入国する変人がいてもおかしくないのかなと。笑

まあ、結論、ほんとうによく分からん事件です。

この事件に関して新しい情報があれば皆様にお伝えします。笑

馬祖列島 - 連江県北竿郷の芹壁村

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