どうも〜、ゴダ(@oogoda1)です!
身内が病気になり、病院に入院してしまいました。
私も数日間台湾の病院に入院したので、今回は台湾の入院事情についてまとめていきます。
日本のネットにはあまりない情報なので、どこかの誰かの役に立てたら幸いです。
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台湾は患者と一緒に家族も入院する!
台湾では患者一人で入院することはありません。
家族は仕事を休み、患者と一緒に入院することが常識となっています。
台湾の病院は日本の病院と違い、看護師さんは注射、点滴、体温や血圧チェックなど医療に関することしか行いません。
患者に食事を与えたり患者をトイレに連れて行くなどお世話関連のことは全て家族が行います。
知り合いの在台日本人はこの習慣を知らずに一人で入院してしまい、ものすごく注意(?)されたことがあります。
配偶者がいない外国人は一人で入院するしかないと思うのですが・・・このパターンはあまり想定されていないようですね。
とにかく、一人で入院しても誰も身の回りのことは全て自分でやるしかないので、やはり一緒に入院してくれる人はいた方がいいです。
台湾の病院に入院する際に準備するもの
自分で準備する必要があるもの
台湾の病院は備品を提供していません。
よって、具体的には以下を自分で準備する必要があります。
- ゴミ袋
- タオル
- 着替え、下着
- 水筒(病院内に給水機があるので)
- マスク(台湾の病院内はマスク着用必須)
- ウェットティッシュ
- ティッシュ(トイレにもティッシュないことがある)
- 寝袋 or 掛け布団(家族用が一人分あればOK)
- 枕(家族用が一人分あればOK)
- アメニティ(シャンプー、リンス、歯ブラシなど)
- その他、症状に合わせて医師から購入をお願いされたもの(ガーゼ、紙パンツなど)
自分で準備する必要がないもの
こちらは病院側から提供されるものです。
- 患者の入院着
- 患者のベット
- 患者の掛け布団
- 患者の枕
- 家族の簡易ベッド(1人用)
台湾の病院に入院する際に注意すること(知っておくべきこと)
病室は四人部屋が基本
病室は四人部屋(つまり家族あわせると八人)が基本です。
四人部屋は人がとにかく多いので、ケータイの音、いびき、痛みによるうめき声、おしゃべりの声など、とにかくにぎやかです。笑
なお、お金を出せば二人部屋や一人部屋にグレードアップできます。
入院中の食事は家族が用意
入院食はお金を払えば作ってもらえますが、基本的には家族が医師から指示された食事を購入して患者に与えることになります。
病院内のレストランにはお粥やスープなど病人に優しいメニューがあるので、家族が買ってきて病室で食べることになります。もちろん、医師の指示にそむかないのであれば、病院周辺のコンビニや食堂で買ってもOKです。
浴室は病室にある
浴室は病室に設置されています。
四人部屋の場合は家族含めて八人が宿泊しているので、お風呂の順番待ちになることもあります。
ただ、傷口が大きな患者はお風呂に入れないこともあるので、八人全員が毎晩お風呂に入るわけではありません。
隙を見てササッとお風呂に入っちゃいましょう。
また、準備物の箇所にも書きましたが、シャンプーやタオルは自分で準備しておく必要があります。
できれば、タオルはアウトドア用の速乾タオルだと便利です。毎日洗濯できるわけではありませんからね。
患者のお世話は全て家族の仕事!
食事、お風呂、着替え、看護師とのやりとり、入院中の物品の購入、水くみ、ゴミ捨てなどは全て家族の仕事です。
看護師はこれらの仕事をせず、医療行為以外の患者のお世話は全て家族がやります。
とにかく荷物が多いよ!
上で紹介した必要物の項目を見れば分かるでしょうが、台湾での入院はとにかく荷物が多くなります。
人によってはスーツケースまで持ち込んでいる場合もあり、二人分の洋服や寝袋もあるので当然といえば当然ですよね。
入院当日はどうやって病院まで行くのか、退院当日はどうやって家まで帰るかなど、細かく決めておく必要があります。
言語は全て中国語(or台湾語)
当たり前ですが、病院内の言語は中国語(or台湾語)です。
付き添いの家族が台湾人の場合は問題ないですが、自分も家族も中国語に自信がない場合は不便です。
【台湾の病院に入院】最後に
とにかく個人的に驚きだったのが、ティッシュまで私物を使用しないといけない点でした。
台湾での入院はとにかく荷物が多いので、その点は相当不便に感じます。
しかし、運が良かったのか知りませんが私たちの医師も看護師も親切で、安心した入院生活を送ることができました。
日本と違う点もありますが、台湾は海外にしてはそこそこ安心安全かと思います。
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