どうも〜、ゴダです。
先日、台湾の銀行で口座を開きました。
玉山銀行という台湾の大手銀行です。
台湾では三つめの個人口座となります。
というわけでここでは台湾で銀行口座を開設する方法を説明します。
留学、駐在、国際結婚など様々な方に参考にしていただきたいです。
※以下は2021年7月時点での情報です
台湾の銀行の特徴(利子、ATM手数料、振込手数料など)
- コンビニATMの引き出し手数料は10〜15元
- 自分の銀行と提携しているATMであれば引き出し手数料無料
- 普通預金の利子は0.01〜0.02%
- 他行への振込手数料は10〜15元
- 時間外取引手数料は無料
- キャッシュカードにデビットカード機能がつく(VISA、JCB、mastercard等)
- 支店の営業時間は9:00から15:30
- ほとんどの支店で外貨両替が可能(日本円もあります)
利子は日本より高く、手数料は日本より安く、窓口でのサービスも日本と遜色ないイメージです。個人的には台湾の銀行はかなり使いやすいと感じています。
私が玉山銀行を選んだ理由(メリット)
- 接客態度が非常に親切
- ネットバンキングが使いやすい
- キャッシュカードに悠遊カード機能が備わっている
- ネットショッピングサイト「PChome」での特典が多い
- 台湾では唯一のPaypal提携企業(海外送金を受けられる)
- 日本円を口座内に貯金でき、いつでもネットで簡単に台湾ドルに換金できる
嫁が玉山銀行を使用していてずっと上記のメリットを見てきました。
玉山銀行は台湾では信頼がある企業でありPaypalと紐づけられる唯一の企業です。
日本円のまま貯金することも可能なので日本人が利用するメリットは大いにあります。
日本人が台湾で銀行口座を開設するために必要な準備物(玉山銀行の場合)
日本人が台湾で銀行口座を開設するには以下が必要です。
日本語 | 中国語 | |
1 | パスポート原本 | 護照正本 |
2 | 居留証原本 | 居留證正本 |
3 | 日本のマイナンバー | 稅籍編號 |
4 | 現金(最初の預金用としてNT$1000) | 現金 |
居留証とは台湾に長期滞在する外国人用のための身分証です。
半年以上の語学留学、正規留学、配偶者、現地採用社員が申請でき、移民署が発行します。
なお、居留証がない人は中華民國統一證號基資表で代用することも可能です。
これもまた移民署で発行でき、費用は無料で、当日手に入れることができます。
中華民國統一證號基資表の番号は将来的に取得する居留証に引き継がれます。
移民署の所在地と電話番号は以下の通りです。
- 台北:台北市中正區廣州街15號(02-2388-9393)
- 新北:新北市中和區民安街135號(02-8228-2090)
- 台中:台中市南屯區文心南三路22號(04-2472-5103)
- 高雄:高雄市苓雅區政南街6號5F&6F(07-715-1660)
また、用意する必要がないものは以下の通りです。
日本語 | 中国語 | |
1 | 日本の身分証明書(運転免許証など) | 日本的身分證 |
2 | 印鑑 | 印章 |
玉山銀行は印鑑不要でした。
銀行によっては印鑑が必要なこともあるので、先にホームページを確認しておきましょう。
なお、台湾ではフルネームの印鑑が基本ですが日本人は名字のみでOKだそうです。
台湾の銀行の支店で実際に口座開設する手順
さて、ここからは実際に支店で口座開設する手順を説明します。
わたしの時は銀行に着いてから待ち時間20分、手続き30分ほどの計50分でした。
閉店ギリギリに行くと混み合うので、わたしよりももっと時間がかかる可能性があります。
なるべく早めの時間に支店を訪れ、計画的に行動することをおすすめします。
なお、支店内で写真を撮ることはマナー的にNGだと判断したため写真は撮っていません。
文字のみの説明になりますがご了承ください。
①口座開設する支店を探す
わたしは家の近所にある玉山銀行に行きました。
基本的にどこの支店で開設してもいいですが、家の近くだと今後何か変更がある際も便利です。
②支店に入ったら口座開設したい旨を伝えて整理券を引く
支店に入ったら案内係りの行員さんが駆け寄ってきます。
中国語ができなくても簡単な英語やジェスチャーで口座開設する旨を伝えましょう。
台湾の銀行の行員さんはだいたい親切なので嫌な思いはしないはずです。
行員さんに以下の中国語を見せてみましょう↓↓
我是日本人,我要開戶頭(わたしは日本人です。口座を開設します。)
上の中国語を見せたら、整理券を引かせてくれて、どの窓口に並べばいいか教えてくれます。
③窓口で必要な書類を提出しよう
自分の順番が回ってきたら、窓口まで行き、整理券を提出して、必要書類をわたしましょう。
行員さんが必要書類をチェックするので、その間に口座開設用の申請書類を記入します。
申請書類の内容は現住所、電話番号、職業、名前、サインなどです。
そんなに難しくないので、この辺りはパッパッパッと記入していきます。
④色々なことを確認される
申請書類の記入が終わると、色々なことを確認されます。
- キャッシュカードのデザイン選び
- 外貨貯蓄機能は必要かどうか
- 拍幣(電子マネーのような機能)の説明
中国語力に自信がない人は台湾人と一緒に行くことをおすすめします。
⑤口座開設完了!
以上のようなプロセスが終わると開設完了です。
お疲れ様でした!
実は難しいことは何もないですが、外国語で開設するのはやはり不安ですよね。
上にも書きましたが、一緒についてきてくれる台湾人がいると安心感が違います。
私としては台湾人と一緒に行くことをおすすめします。
知っておくと便利な銀行関連の中国語
以下の中国語を知っておくと口座開設時に便利です。
日本語 | 中国語 | |
1 | 口座 | 戶頭 |
2 | 口座を開く | 開戶頭 |
3 | キャッシュカード | 提款卡 |
4 | クレジットカード | 信用卡 |
5 | 通帳 | 存摺/簿子 |
6 | インターネットバンキング | 網路銀行 |
7 | 銀行のスマホアプリ | 行動銀行 |
8 | 外貨 | 外幣 |
9 | 為替レート | 外幣匯率 |
10 | 日本円 | 日幣 |
11 | 新台湾ドル | 台幣 |
12 | パスワード | 密碼 |
13 | 振り込み | 匯款 |
14 | 預け入れ | 存款 |
15 | 引き出し | 提款 |
私が昔作った別の銀行の特徴は?(台灣銀行、兆豐銀行)
私は過去に別の2つの銀行で銀行口座を開いています。
2011年に台湾銀行、2013年に兆豐銀行で作りました。
台湾銀行は留学時に生活のために作った口座です。
当時は生活費を貯めておく目的しかなかったので、台湾代表っぽくて名前がかっこいいという理由だけで台湾銀行を選びました(笑)
今はわかりませんが、当時は留学生用の居留証がなくても、パスポートと語学学校の在籍証明だけで外国人でも簡単に口座が作れました。
また、兆豐銀行は台湾で現地採用就職した際に給料振込用に作った口座です。
日本の会社と同じように台湾の会社も指定の銀行があるので、台湾現地で働く際は新しく指定銀行の口座を作ることになります。
会社の指示で仕方なく作った兆豐銀行の口座ですが、実は兆豐銀行はセブンイレブンのATMでの手数料が無料で、インターネットバンクも使いやすく、結果的に好きになりました。
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