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台湾のいいところ8つ【現地在住者目線で台湾の良さをまとめてみた】

台湾のいいところ8つ【現地在住者目線で台湾の良さをまとめてみた】

台湾のいいところ8つ【現地在住者目線で台湾の良さをまとめてみた】

どうも〜、2011年から台湾に住んでいるゴダ(@oogoda1)です。

今回は台湾のいい所をピックアップしていきます。

「小籠包がウマイ」などの表面的な意見は書きません。

台湾在住者が感じた “一歩突っ込んだ意見” を書いていきます。

 

目次

最初に:当たり前だけど、台湾もいいことだらけじゃない。

今回のテーマは「台湾のいい所」なので、台湾のいい所ばかりを書いています。

しかし台湾もいいことばかりではありません。

今回はこの点を忘れずに読み進めていただけると嬉しいです。

 

台湾のいいところ【台湾在住者が感じる良さ】

台湾のいい所①:細かいことを気にしない寛容さ

台湾人は他人のミスに寛容です。

ちょっとしたミスなら気にも止めません。

でも、他人から許されるということは自分も他者を許さなきゃいけないということです。

なかには台湾人のラフさが気になって疲れてしまう日本人移住者もいます。

私はもともと大雑把な性格をしています。

だから台湾人のいい加減さに腹が立つことはあまりないです。

 

台湾のいい所②:自分と違う立場の人を認める

2019年、台湾は同性婚が合法になりました。

世界で27番目、アジアで最初の同性婚合法の国だそうです。

当時、わたしはこのニュースを聞いても特に驚きませんでした。

台湾はもともと同性カップルが多い場所です。

街を歩けば同性カップルを目にするし、知り合いにも同性カップルがいます。

台湾では同性愛者に対する偏見がそこまで強くないんですよね。

みんな「本人が幸せならそれでいいんじゃない?」くらいにしか考えてないんです。

だから、同性婚が合法になったと聞いても全然驚きませんでした

私はこれには台湾の民族構成や歴史が関係していると考えます。

台湾は他民族国家です。

台湾の民族構成は、ホーロー人73.5%、客家人17.5%、外省人7.5%、原住民1.5%となっています。

しかも1.5%の原住民は16の部族に分かれておりそれぞれが独自の言語や文化を持っています。

国の中に複数の言語が存在し、台湾人同士なのにスムーズに会話ができないこともあります。

その上、台湾はスペイン、オランダ、日本、中華民国に支配され、外来文化を受け入れてきた歴史まであります。

私は台湾はこうした背景により自分と異なる立場の人を認める土壌が整ったのではないかと考えています。

(でも、実際は他人に厳しくない①の寛容さが関係しているのかも)

 

台湾のいい所③:生活必需品が安い

台湾の物価は上がり続けていて、たまに日本と変わらないと感じることがあります。

それでも、ローカル屋台、スーパーの食材、公共交通機関、家賃、公共料金などは未だに安いです。

つまり、生活必需品は安いということです。

具体的には、チャーハン250円、地下鉄1駅で70円、タクシー初乗りで200円などなど。

生きるだけならそこまでお金がかからないのが台湾社会なのです。

 

台湾のいい所④:可処分所得率が高い

可処分所得(かしょぶんしょとく)とは、給与やボーナスなどの個人所得から、税金や社会保険料などを差し引いた残りの手取り収入、つまり自分で使える部分を指します。

日本は税や社会保険が年々高くなってきていますが、台湾は依然として安いです。(台湾も少子高齢化なのでこれからどうなるか分かりませんが)

また、街には居酒屋が少なく、会社の飲み会文化もないため、酒代がかかりません。

さらには、台湾人に限っていうと、一人暮らしの人が少なく家賃を人とシェアしていることが多いです。

台湾で生活していると可処分所得率が高いと感じます。

 

台湾のいい所⑤:治安がいい

台湾の治安は世界トップクラスです。

2020年度のNUMBEOの調査では、台北は世界で3番目に治安がいい都市にランクインしました。

ちなみに東京は世界31位です。

実は女性が一人で夜出歩ける国はそこまで多くありません。

国によっては成人男性でも危険を感じるほどです。

わたしも2011年から台湾で暮らしていて、身の危険を感じたことはほとんどありません。

(ヤク中?っぽい人に絡まれたことはあるw)

 

台湾のいい所⑥:地理的にも文化的にも日本に近い

台湾は間違いなく世界で最も日本人を理解している国の一つです。

地理的に近いので様々な日本文化が入っています。

日本に統治されていたからか、日本文化の受容度も高いです。

それゆえに、台湾は日本文化で溢れています。

日本食レストランを探すことも、日本語を使う仕事を見つけることも、日本人の友達が欲しい台湾人と出会うことも容易です。

移住、仕事、留学、旅行など、どんな目的であっても、台湾は日本人にとって居心地のいい場所であると言えます。

 

台湾のいい所⑦:各国間で生き残る抜群のバランス感覚

台湾では外国が身近に感じられます。

よって、台湾で生活していると自然と海外に目がいくようになります。

中国、香港、マカオ、マレーシア、シンガポールとは言語の壁がありません。

だから、それらの国からは情報がダイレクトに入ってきます。

テレビ番組、YouTubeの動画、小説、映画、ネット記事などなど。

違う国の情報が母国語で手に入るのはすごいことです。

また、中国大陸でがっつり稼いでいる人の話も多く聞きます。

言葉の壁がないので、中国ビジネスがしやすいのです。

欧米留学経験者や台湾系アメリカ人も多くいます。

台湾は市場が小さいので、海外で稼ぐという意識が強いのでしょう。

日本よりも海外慣れした人が多く、海外に出ることを前提に生きてる人が多い印象です。

 

台湾のいい所⑧:政府の対応が的確でスピーディ

台湾政府の対応は的確でスピーディです。

2020年のコロナウイルスへの対応を見ても分かります。

台湾はどこよりも早く中国人旅行客の入国禁止を発表しました。

2月上旬にはマスクの買い占めが起きないよう販売数を管理し始めました。

とにかく緊急時の対応が的確でスピーディなのです。

台湾人は各方面に忖度(そんたく)することなく、言うべきことは言います。

こうした国民性が的確でスピーディな政府を作り出したのでしょう。

 

【台湾のいいところ】まとめ

以上をまとめると以下の通りになります。

  1. 細かいことを気にしない寛容さ
  2. 自分と違う立場の人を認める
  3. 生活必需品が安い
  4. 可処分所得率が高い
  5. 治安がいい
  6. 地理的にも文化的にも日本に近い
  7. 各国間で生き残る抜群のバランス感覚
  8. 政府の対応が的確でスピーディ

以上、現地生活者が感じる「台湾のいいところ」でした。

台湾人の考え方や習慣は日本人と全然違います。

基本的に台湾人は細かいことを気にしない人々です。

個人的には台湾人は日本人には似ておらず、ラテン系に近いような気がします。笑

「日本に統治されていた隣国なのにこんなに日本と違うのか」と感じることばかりです。

 

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