どうも〜、台湾在住のゴダ(@oogoda1)です。
今回は台湾の野菜を紹介します。
日本人にとって珍しい野菜を中心にまとめました。
どうぞ参考にしてください。
台湾の野菜17種を紹介 〜日本人にとって珍しい野菜〜
今回は近所の八百屋さんを取材してきました。
日本にある野菜も多かったですが、中には珍しい野菜も売られていました。
さっそくご紹介していきます!
日本人にとって珍しい台湾の野菜1:花蒲(ウリ科の野菜)
この柄が入ったヒョウタンのような野菜は「花蒲」といいます。
ウリ科の植物であり、日本のユウガオ(カンピョウ)に非常に近い野菜になります。
普通、台湾人は中国語で「花蒲」とは呼ばず、台湾語で「ブアー」と呼んでますね。
炒め物にしたり、スープに入れて食べることが多いです。
※この八百屋では1個50元で売られていました。
日本人にとって珍しい台湾の野菜2:茭白筍(マコモダケ)
こちらは「茭白筍」と呼ばれる野菜です。
美人の足のように見えるため、台湾では「美人腿」とも呼ばれています。
日本語では「マコモ」といい、実は日本でも食べられています。
シャキシャキとした竹の子のような食感ですが、竹の子ではありません。
焼いたり、蒸したり、炒めたりと、調理法はわりと自由です。
※この八百屋では600g150元で売られていました。
日本人にとって珍しい台湾の野菜3:白苦瓜(白いゴーヤ)
こちらは白いゴーヤになります。
日本では手に入りにくいですが、台湾では非常にポピュラーな野菜の一つですね。
煮たり、炒めたり、スープにしたりと、こちらも用途は様々です。
家庭でもレストランでも頻繁に目にします。
※この八百屋では600g110元で売られていました。
日本人にとって珍しい台湾の野菜4:大黃瓜(大きなキュウリ)
こちらは「大黃瓜」という野菜です。
その名の通り、大きなキュウリとなります。
これはキュウリを大きく成長させたわけではなく、別の品種となります。
言ってしまえばキュウリの親戚のようなものです。
台湾ではポピュラーな野菜であり、炒めたり、スープにしたり、煮込んだり、ひき肉を詰めて蒸して食べます。
※この八百屋では1本65元で売られていました。
日本人にとって珍しい台湾の野菜5:茄子(長いナス)
こちらは台湾のナスになります。
台湾には太いナスがあまりなく、このように長いナスばかりになります。
台湾人は炒めたり、蒸したりして食べることが多いですね。
※この八百屋では600g60元で売られていました。
日本人にとって珍しい台湾の野菜6:芥蘭菜(カイラン)
この「芥蘭菜」という野菜は、日本語では「カイラン」と言うようです。
台湾ではとてもポピュラーな野菜で、家庭内でもよく出てきます。
調べたところによると、日本では中華料理のレストランで出すことがあるみたいですね。
いずれにせよ、日本人にとってはあまり馴染みのない野菜となります。
台湾では牛肉と一緒に炒めたり、お湯でサッとゆがいて食べたりします。
※この八百屋では600g100元で売られていました。
日本人にとって珍しい台湾の野菜7:大陸妹(レタスの一種)
こちらはレタスの一種である「大陸妹」という野菜です。
レタスと同じく、シャキシャキした食感が特徴的です。
(個人的な感想ですが、日本のレタスよりちょっと硬い気がします。)
台湾では炒めたり、熱湯でサッとゆがいたりしていただくことが多いです。
※この八百屋では600g50元で売られていました。
日本人にとって珍しい台湾の野菜8:蒜苗(ニンニクの芽)
「蒜苗」はつまりニンニクの芽のことです。(赤枠で示した野菜です)
普段日本人が食べているのは、ニンニクの鱗茎(りんけい)と呼ばれる部分になります。
そこからスルスル伸びた花茎の部分がニンニクの芽です。
日本ではあまり目にしませんが、中華圏ではわりと頻繁に目にします。
それでも他の野菜のようにバリバリ食べるようなことはしません。
香り付けのために肉などと一緒に炒めるという使い方が多いですね。
※この八百屋では600g300元で売られていました。
日本人にとって珍しい台湾の野菜9:青木瓜(青パパイヤ)
青パパイヤは、黄色く熟れる前に収穫したパパイヤです。
黄色く熟れると甘くなり、フルーツとして食べることができます。
調理方法は主に、炒めたり、スープにしたりが多いですね。
なお、日本でも沖縄ではよく食べるようです。
南国の食べ物というわけですね。
※この八百屋では600g29元で売られていました。
日本人にとって珍しい台湾の野菜10:佛手瓜(ウリ科の野菜)
すみません、私はこの野菜を食べたことがありませんが、八百屋で見かけたので紹介させていただきます。
調べたところ、その名の通り仏様の手のような形をしているので「佛手瓜」という名前になったそうです。
(佛は仏という字の繁体字です。)
※この八百屋では2つで25元で売られていました。
日本人にとって珍しい台湾の野菜11:芋頭(タロイモ)
こちらは芋頭です。(写真の真ん中の芋です)
日本語ではタロイモとか呼ばれていますね。
日本ではあまり食べませんが、台湾ではとってもポピュラーな食べ物です。
台湾ではケーキやアイスクリームとして加工したり、鍋に入れて直接食べたりします。
用途が非常に多く、台湾では頻繁に目にします。
※この八百屋では600g40元で売られていました。
日本人にとって珍しい台湾の野菜12:冬瓜(トウガン)
冬瓜は日本にもありますが、日本人よりも台湾人の方が確実に頻繁に食べるので紹介します。
台湾ではスープに入れて食べたり、冬瓜茶という甘いドリンクに加工して飲んだりします。
※この八百屋では600g20元で売られていました。
日本人にとって珍しい台湾の野菜13:絲瓜(ヘチマ)
ヘチマは日本にもあるので、正直ここに書こうか迷ってしまいました。
でも日本ではそんなに頻繁に食べないので、やはり紹介させていただくことにします。
(そこでいうと、台湾では本当によく食べます。)
調理法は、炒めたりスープにしたりといったところです。
解熱の作用があると言われており、夏に食べることも少なくないです。
※この八百屋では3本で100元で売られていました。
日本人にとって珍しい台湾の野菜14:地瓜葉(さつまいもの葉)
「地瓜葉」は一言でいうと「さつまいもの葉」です。
台湾では本当によく見る野菜で、家庭内でもレストランでも食べることができます。
炒めて食べることが多いです。
※この八百屋では300g25元で売られていました。
日本人にとって珍しい台湾の野菜15:菱角(菱の実)
こちらは「菱角」という食べ物です。
野菜というよりはナッツ系の食べ物のような気がします。
かなりインパクトのある形をしているので、一回見たら忘れることができません。
台湾では蒸して、殻を割って、ナッツのような中の実を食べます。
※値段を記録するのを忘れてしまいました。そんなに高くはなかったと思います。
日本人にとって珍しい台湾の野菜16:過貓(シダ植物)
これは中国語で「過貓」と言います。
シダ植物でして、山菜系の野菜となりますね。
基本的にはお湯でゆがいた後に和え物にします。
※値段を記録するのを忘れてしまいました。そんなに高くはなかったと思います。
日本人にとって珍しい台湾の野菜17:紅莧菜/紅杏菜
ここで紹介するのは、写真の右側の赤みがかった野菜です。
「紅莧菜」とも「紅杏菜」とも記載するようですね。
個人的にはホウレンソウに近い食感だと思います。
歯ごたえは柔らかく、煮ると少しトロっとします。
また、赤い煮汁が出るのも特徴の一つです。
主に炒め物にして食べることが多いようです。
※値段を記録するのを忘れてしまいました。そんなに高くはなかったと思います。
台湾の野菜の注意点:生で食べてはダメ!
おそらく衛生面の理由があるのでしょうが、台湾では野菜に必ず火を通します。
一時期、卓球の福原愛ちゃんが台湾の空芯菜をサラダにして旦那に食べさせ、それがネット民の間で話題になりました。
今日のお昼。
空芯菜サラダにベーコンとエリンギのソテーをのせたものを出したらみんなびっくり。
あれ?空芯菜サラダ私結構好きなんだけどなあ、さっぱりしてて( ̄∀ ̄)
ドレッシング変えたら結構何でも合うし⋯
普通に食卓に並ぶものだと思っていたけど、もしかして私の感覚がずれていますか?ʕʘ‿ʘʔ pic.twitter.com/tD4v0vBtdx— 福原愛 (@aifukuhara1101) July 14, 2019
日本人としては大したニュースに見えませんが、多くの台湾人はかなり驚いたそうです。
「台湾の野菜は火に通してくれよ!」という意見のオンパレードだったとか。笑
私も台湾に来て9年近くが経ちましたが、家でサラダを食べたことは一度もありません。
(日本料理店や西洋料理店ではメニューにあることがあります)
とにかく台湾の市場やスーパーで購入した野菜は火を通して食べるようにしましょう。
▼関連記事
コメント