どうも〜、ゴダです。
今回はわたしが台湾で心から美味しいと思うパン屋さんをご紹介します。
その名も「吳寶春麥方店(ウーバオチュン)」です。
ここのパンは世界コンテストで優勝しています。
サックサクで、もっちもちで、ふわっふわです。
とにかく、ものすごく美味しいです。
ちょっとでも吳寶春の素晴らしさをお伝えしたく、この記事を書いてます。
興味がある方はお店に足を運んでみてください。
パンの世界大会で優勝した「吳寶春麥方店(ウーバオチュン)」とは?
まずは吳寶春麥方店の成り立ちから。
パンや店舗の情報だけ欲しい人は飛ばしてください。
吳寶春氏は1970年に屏東県で生まれました。
2005年にはフランスのパンコンテストのアジア地区部門で優勝し、頭角を表すことになります。
2008年には台南のロンガンを使用したパンを考案し、世界部門でついに優勝します。
その後も数多くのコンテストで受賞し、2010年に高雄一号店を出店しました。
2023年1月現在は台北、台中、高雄にもお店を構えています。
吳寶春麥方店 台中劇院店 に行ってみた
![吳寶春麥方店 台中市政店](https://oogodamasataka.com/wp-content/uploads/2023/01/DSC06395.jpg)
吳寶春麥方店 台中劇院店
先日、吳寶春麥方店 台中劇院店に行ってきました。
このあたりは台中の高級住宅街であり市役所もある行政の中心地です。
デパートやおしゃれな店も多く町全体の雰囲気は最高です。
こんな素敵なエリアの一角に吳寶春麥方店はあります。
※店舗情報は記事の最後で紹介しています。
![ツタヤ書店](https://oogodamasataka.com/wp-content/uploads/2023/01/DSC06393.jpg)
ツタヤ書店
ちなみに吳寶春の隣はツタヤになっています。
ちょっと中に入ってみましたが、日本のツタヤよりもおしゃれな造りになっていました。
台湾の誠品書店(エスリテ)のような雰囲気であり、外国の雑貨がたくさん売られていました。
![吳寶春の入口](https://oogodamasataka.com/wp-content/uploads/2023/01/DSC06376.jpg)
吳寶春の入口
これが台中劇院店の入口です。
今回はしっかり紹介しませんが、外には吳寶春のジェラート屋さんもありました。
![店内の様子](https://oogodamasataka.com/wp-content/uploads/2023/01/DSC06366.jpg)
店内の様子
店内にはパンの香りが充満しています。
パンの種類はものすごく多いわけではありません。
しかし、フランスパン、あんぱんのような和風パン、パイナップルケーキや蛋黃酥のような中華菓子があり、ジャンルの幅が広いです。
日本のパン屋さんとは雰囲気が異なるため、初めての人は見てるだけでも楽しくなっちゃうかもしれません。
![パンを焼いている様子](https://oogodamasataka.com/wp-content/uploads/2023/01/DSC06359.jpg)
パンを焼いている様子
店内からは調理場を直接見ることができます。
パン工場を見学しているようでちょっと楽しいですw
【実食!】吳寶春麥方店(呉宝春/ウーバオチュン)のパンを食べてみた
それでは早速、実食タイムといきましょう!
![荔枝玫瑰(ライチとバラのパン)](https://oogodamasataka.com/wp-content/uploads/2023/01/DSC06388.jpg)
荔枝玫瑰(ライチとバラのパン)
まず一つ目はこちら「荔枝玫瑰(ライチとバラのパン)」です!
いきなり日本にはなさそうな特別なフレーバーのパンですね!
(最近ネトフリで “First Love” を見たのでフレーバーという単語を多用しがちなオイラですw)
その名のとおり、中にはライチの果肉とバラの花びらがたくさん入っています。
噛むと上品な香りがスッと鼻を抜け、ほんのりとした甘味がします。
パンの生地はもっちりとしており、表面はパリパリです。
時間が経っても美味しい非常にクオリティの高いパンでした。
パンは小麦を使用しているので、随時値上がりの可能性がありますよね。
だから値段についてははっきり書きたくないですが、2023年1月時点では370元でした。
かなり高く感じますが、美味しくてビッグサイズなので納得できます。
※こちらはコンテストの優勝作品です。
![薩爾斯堡(ザルツブルク)](https://oogodamasataka.com/wp-content/uploads/2023/01/DSC06385.jpg)
薩爾斯堡(ザルツブルク)
二つ目に紹介するのは「薩爾斯堡(ザルツブルク)」です。
こちらはベーコンとチーズがたっぷり入ったお腹いっぱいになるパンです。
ベーコンもチーズも品質が良いものを使用しており、安っぽい味が全然しません。
これは間違いなく、菓子パンレベルではなく料理レベルです。
生地はもっちり、表面はパリパリで、パリの人気店で買うバゲットにも負けないクオリティです。
ちなみに2023年1月時点のお値段は80元でした。
ただしこちらも量がたっぷりなので、ものすごく高いとは思いません。
![明太子法國(めんたいフランス)](https://oogodamasataka.com/wp-content/uploads/2023/01/DSC06380.jpg)
明太子法國(めんたいフランス)
三つ目に紹介するのが和風パンの代表格「明太子法國(めんたいフランス)」です。
台湾は日本文化の影響を受けやすく、パン屋さんにも日本風パンがたくさん並んでいます。
(本場の欧州のパン屋さんには明太子フランスはありません)
明太子フランスに関しても、生地はもっちりで表面はパリパリです。
明太子も塩味が効いていて美味しく、日本人なら好きになる味でした。
ちなみにこちらのお値段は70元。
上二つのパンに比べると小ぶりなので、少し安いのも納得です。
![蛋黃酥](https://oogodamasataka.com/wp-content/uploads/2023/01/DSC06355.jpg)
蛋黃酥
また、こちらは店内撮影許可をいただいた蛋黃酥です。
蛋黃酥は台湾の中秋節に食べられる中華菓子です。
生地はクッキーのような食感がし、内部にはあんこと黄身が入っています。
私は吳寶春の蛋黃酥は買っていませんが、見るからに絶対に美味しいやつでした。
普段日本では見慣れないものですので、ご旅行中の方は一つ買ってみるのもありでしょう。
![酒釀桂圓(ロンガンのパン)](https://oogodamasataka.com/wp-content/uploads/2023/01/DSC06351-1.jpg)
酒釀桂圓(ロンガンのパン)
これは「酒釀桂圓」で、龍眼(リュウガン、ロンガン)、胡桃、赤ワインで作ったパンです。
龍眼は台湾でよく食べられるフルーツで、ライチのような見た目をしています。
これは日本ではなかなか食べられないフレーバーのパンですので、興味がある方はぜひ試してみましょう。
※こちらもコンテストの優勝作品です。
![買い物袋](https://oogodamasataka.com/wp-content/uploads/2023/01/DSC06370.jpg)
買い物袋
他にも素敵なパンがたくさんありました。
次行った時は普通のバゲット(フランスパン)を買って、家で焼いてバターを塗って食べたいです。
個人的な考えですが、一番ベーシックなものを食べるとそのお店のことが分かるような気がするので。
吳寶春麥方店の店舗情報
今回わたしが行ったのは台中劇院店です!
吳寶春麥方店 台中劇院店
営業時間:10:30〜20:00(春節期間は変更の可能性あり)
電話:0422589593
また、2023年1月時点で、台北や高雄にもいくつか店舗があります。
店舗はほぼ町の中心地にあり、旅行者でも比較的足が運びやすい場所に位置しています。
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