どうも〜、ゴダ(@oogoda1)です。
わたしはすでに台湾の床屋(美容院)で何回も髪を切ったことがあります。
もちろん、今では中国語で髪型を注文することもできますし、だいぶ色々分かってきました。
でも台湾に来たばっかりの頃って中国語でどうやって注文したらいいか全然分からなかったんですよね。
というわけで今回は私の経験をもとに、中国語で髪型を注文する方法や床屋の一般的な流れを説明します。
この記事が台湾生活を始める皆さんのお役に立てれば幸いです!
床屋(美容院)の相場と選び方
台湾の美容院は大きく4つに分類することができます。
- 日本人スタイリストのいる店
- 人気台湾人スタイリストのいる高級店
- 町の美容院、チェーン店
- 100元カット
以下で一つ一つ説明していきます。
①日本人スタイリストのいる店
台北や高雄のような都市部には日本人スタイリストが在籍する店がいくつかあります。
聞くところによると一回のカットの料金は1000元(3755円)以上。
台湾の相場からいうと高いですが、日本語が通じて髪型も日本と同じように切ってくれます。
なお私はこの手の美容院に行ったことがないので詳細をお伝えすることができません。
ただ検索するとたくさん出てくるので探すのは簡単です。
予約も日本語でOKなので楽です。
Relax Hair from 東京(残念!リンクが切れてしまいました!)
②人気台湾人スタイリストのいる高級店
日本と同じように台湾にも人気スタイリストは存在します。
その腕は確かで、ホームページを見ても相当綺麗にしてくれることが伺えます。
また、聞くところによると値段も平均よりずっと高く、1カット1000元(3755円)以上する店が多いみたいです。
こうした店で切ってもらうには電話で予約するのが一般的で、もちろん中国語力が必要となります。
台湾人の友達と一緒に予約していけると楽ですね。
③町の美容院、チェーン店
個人経営かチェーン店かに関わらず、台湾にはたくさんの庶民的な床屋があります。
特によく目にするのがこの「日式威廉」(日式ウイリアム)というヘンテコな名前のチェーン店。
カットの値段は場所やスタイリストによって違いますが、だいたい300元〜500元(1126円〜1878円)といったところです。
また学生などの若者が主な客層のため、注文をはっきり伝えないと韓流っぽくされてしまうこともあります。(韓流は若者に人気なので)
台湾で髪型を注文するときの中国語は以下にまとめてありますのでご参照ください。
なお、こうした庶民レベルの床屋は電話予約しなくてもOKです。(しない場合は待ちます)
電話予約をする場合はもちろん中国語が必要です。
④100元カット
台湾カット界の最下層に君臨するのがこの100元カット。
100元カットは住宅街の中にあることが多く、たまに大通りで見かけることもあります。
普段はなかなか見つけることができませんが、忘れたころに住宅街で発見したりします。
また、聞いたところによるとバリカンがメインで一切注文ができない店が多いんだとか。
注文ができないなんてかなり恐怖ですが、ネタになるので近々トライしてみようと思います。
※電話予約はいらない。
髪型を注文するときの中国語集
単語
・瀏海(liú hǎi/ㄌㄧㄡˊ ㄏㄞˇ) ⇨ 前髪
・鬢角(bìn jiǎo/ㄅㄧㄣˋ ㄐㄧㄠˇ) ⇨ もみあげ
・頭頂(tóu dǐng/ㄊㄡˊ ㄉㄧㄥˇ) ⇨ トップ
・後腦勺(hòu nǎo sháo/ㄏㄡˋ ㄋㄠˇ ㄕㄠˊ) ⇨ 後頭部、えりあし
・側邊(cè biān/ㄘㄜˋ ㄅㄧㄢ) ⇨ サイド
動作
・剪短(jiǎn duǎn/ㄐㄧㄢˇ ㄉㄨㄢˇ) ⇨ 短くする
・留(liú/ㄌㄧㄡˊ) ⇨ 残す
・打薄(dǎ báo/ㄉㄚˇ ㄅㄠˊ) ⇨ すく
・推高(tuī gāo/ㄊㄨㄟ ㄍㄠ) ⇨ 刈り上げる
その他
・洗頭(xǐ tóu/ㄒㄧˇ ㄊㄡˊ) ⇨ シャンプーする
・燙直(tàng zhí/ㄊㄤˋ ㄓˊ) ⇨ ストパーかける
・燙捲(tàng juǎn/ㄊㄤˋ ㄐㄩㄢˇ) ⇨ パーマかける
・染頭髮(rán tóu fǎ/ㄖㄢˊ ㄊㄡˊ ㄈㄚˇ) ⇨ 髪を染める
・染成咖啡色(rán chéng kā fēi sè/ㄖㄢˊ ㄔㄥˊ ㄎㄚ ㄈㄟ ㄙㄜˋ) ⇨ 茶色に染める
・深一點(shēn yì diǎn/ㄕㄣ ㄧˋ ㄉㄧㄢˇ) ⇨ もっと色を濃く
・淺一點(qiǎn yì diǎn/ㄑㄧㄢˇ ㄧˋ ㄉㄧㄢˇ) ⇨ もっと色を薄く
フレーズ
上の単語と動作を組み合わせて文を作ることができます。
例えば、
「瀏海要剪短」だったら「前髪を短くする」で、
「瀏海要留」だったら「前髪を残す」となります。
(「要」はその動作をしようとする願望や意思を表す助動詞。)
裏技:写真を持って行く
雑誌などのモデルの写真を見せて「これと同じにしてくれ」と注文するのも一つの手です。
その場合は、
「我要跟他/她一樣的髮型。」
wǒ yào gēn tā yí yàng de fǎ xíng
ㄨㄛˇ ㄧㄠˋ ㄍㄣ ㄊㄚ ㄧˊ ㄧㄤˋ ㄉㄜ˙ ㄈㄚˇ ㄒㄧㄥˊ
(彼/彼女と同じ髪型がいい。)
と言うといいでしょう。
ただ、写真を見せても後々やはり細かい修正が必要になってきます。
その場合は上に書いた単語や動作が役に立ちますのでぜひ活用してみてくださいね。
台湾の床屋で髪を切るプロセス
今回は上の4種類でいう「③町の美容院、チェーン店」のレベルの店に行ってきました。
台湾人の友達と一緒に行ったため、予約は自分でしませんでした。
待つこと10分ほどで自分の番がまわってきました。
スタイリストに自分の要望を伝えたらそのままシャンプーへ行きます。
キモい表情をしていますが気持ちよくてこんな顔になってます。
あまりツッコミすぎないでください(笑)
ちなみにこの店はシャンプー用の倒れる椅子がありましたが、台湾にはこの椅子がない美容室もあるみたいです。
その場合は席に座ったままシャンプーをするそうで、泡や水が服まで垂れてくることもあるんだとか。
今回の店は中の上くらいのレベルだったので、設備もバッチリでした。
日本だとバリカンはダサいイメージがありますが、台湾ではわりと一般的です。
日本人に切ってもらう場合は大丈夫ですが、台湾人に切ってもらう場合ははっきりと
「我不要推高。」(バリカンはしません)
と伝えましょう。
気づくとアシメでもなんでもない、微妙な髪型にされてました。
一瞬「韓流?」と思いましたが、それともちょっと違うみたいです。
謎です。
というわけで今の私の髪型はこんな感じ。
ちょっとモヒカンというか、やんちゃな感じに仕上がりました。
嫌いじゃないけど、31歳でこの髪型はキツイかな・・・?笑
最後に
台湾の床屋事情はいかがでしたか?
電話予約から希望の髪型を伝えるまで、それなりの中国語が必要になるのでけっこう大変です。
それでも髪は絶対に伸びてくるので、台湾生活では避けては通れない関門です。
ぜひ当記事を参考にして台湾の床屋に挑戦してみてくださいね。
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コメント
コメント一覧 (2件)
とても勉強になる記事でした。
今度旅行で台湾に行く予定なのですが
台湾で人気の髪型にしてくれとオーダーするつもりです。なんと伝えたらいいでしょうか。
zoeさま
管理人のゴダです。お読みいただきありがとうございます!
我要剪成現在在台灣最受歡迎的髮型。
これで伝わるはずです!素敵な髪型になるといいですね