どうも、ゴダ(@oogoda1)です。
一般的にイタリアの都市部の治安は悪いと言われている。
旅行客に対するスリや置き引きが多発しているのだ。
私は結果的に何もなかったが、盗難対策はしていたし、もし対策をしていなかったら被害に遭っていたかもしれない。
そこで今回は、私が一週間イタリア(ローマ、ベネチア)で過ごした経験をもとに、自分でできる盗難対策についてお話ししたい。
これからイタリアに旅行に行く人の参考になればと思う。
イタリア観光で起こりうるトラブル(スリなど)
スリ
まず多いのがスリ。
私は遭わなかったけど、どの旅行ガイドブックを見ても絶対に書いてある。
場所としては、満員電車の中、人の多いホーム、人の多い観光地等。
簡単に言うと、人が多くて体と体の接触がある場所は危ない。
特にジプシーの子どもによるスリは多いと聞く。
ジプシーはどの都市部にもいるので、気を付けたいものだ。
レストランや両替ショップでの金銭トラブル
ローマの一部のレストランでは法外なチップを要求されることもあるようだ。
しかしどの店がぼったくり店かなんて事前に知ることはできない。
できれば旅行ガイドやTripAdvisorに乗っているレストランを選ぼう。
ベネチアの一部のレストランでは外国人と現地人のメニューが分かれており、外国人に対しては法外な金額を請求する店もあるようだ。
この場合は店先にメニューがあるかないかでぼったくりかどうかを確認することができるだろう。
次に、両替ショップに関しては両替時に金額をごまかして少な目に返してきたりする場所もあるようだ。
これに関しては、帰ってきた金額を自分でしっかり確認し騙されてないかをチェックすることで対策することができる。
現地の両替ショップで両替をして現金を得る方法は手数料をとられすぎるため私はおすすめしない。
一番手数料が安く済む方法はセディナカードを作って海外現地のATMでキャッシングする方法である。
キャッシングと聞くと「借金」というイメージがあり、ものすごく利息がとられるような気がするが、今の時代は昔と全然違うのである。
これに関しては詳しい説明が必要なので、別の記事にまとめたいと思うが、とにかく10万円分現地の金がほしいと思ったら、両替ショップでの両替と海外キャッシングで、手数料が3000~5000円違ってくる。
手続きに関しても、海外キャッシングの準備を日本で一度してしまえば、あとは現地のATMで引き落として、その数日後にパソコンから返金の手続きをする(3分くらい)だけで終わりなので、手間もほとんどない。
これだけの手間で3000~5000円変わってくるし、その金で現地のものを食べたり、交通費にあてることができると考えれば、海外キャッシングをしない手はない。
非常にお得な方法なのでおすすめだ。
自分でできるスリ・盗難の防犯対策
カバンを前に抱えてスリを防止
これはものすごく古典的で、誰でも今すぐできる対策の一つだ。
カバンを前に抱えていると物が盗みにくい上に、スリに対して「私は防犯意識がある」ということをアピールすることができる。
スリはあなたが盗みやすい人かどうかをしっかり確認した上でアクションを起こしてくるので、その確認段階で隙を与えないことが大切だ。
信じられない事実だが、中には背中のリュックサックをナイフで切って、中のものを盗むどろぼうもいるらしい。
しかし前に抱えることでしっかり対策することができる。
↑リュックを覆うようにカバーをかけ、ナイフでリュックを切られるのを防ぐ。これはヨーロッパに多い手口。
カバンのチャックに南京錠をかけてスリを防止
カバンに2つにチャックがある人は、南京錠をかけて防犯するのも効果的だ。
特に、パスポートなどの「旅行中にバッグから取り出すことはないけど、盗まれたら大変」というものはカバンに入れて南京錠をかけてしまえばいい。
逆に、カメラやスマホや財布などは旅行中に頻繁に取り出すことになるので、南京錠がかかったポケットに入れると不便に感じる。
財布はチェーンをつける、カメラは首にぶらさげる、携帯はポケットに入れておき常に注意を配らせておく、といってような対策が必要になってくる。
↑スーツケースにもリュックにも使える南京錠。鍵なしのダイヤル式。
財布にチェーンをかけてスリを防止
上でも述べたが、財布はチェーンをかけて、ズボンやカバンにひっかけておくと安心だ。
私も財布をチェーンをつけてズボンのベルト通しにかけておくことで、安心して旅行することができた。
私はスリをしようと思ったことがないので彼らがどんな手を使うか想像できない。
しかし地球の歩き方などを読んでいるとそのスリの方法は私たち素人が想像することのできないすごいものだったりする。
スリの実力を甘く見てはいけない。
トラブルがないからこそ楽しく旅行ができるのだ。
楽しい旅行のためにしっかり防犯をしよう。
↑財布にチェーンをかけるのが面倒くさければ、貴重品類はいっそのこと服の下に隠してしまおう。
スリや置き引き犯にはアップル製品が人気
被害の内容を聞くと、アイフォンを盗まれたという話が圧倒的に多い。
スマホは小さいし、レストランなどでついつい机の上に置いたままにしてしまいがち。
その上、高い値段で売れるので、イタリアのスリの間ではかなりの人気のようだ。
逆にスリの気持ちになってみたら分かるだろう。
同じリスクをおかすからには、一回の労働でできるだけ高い収入を得たいと考えるのは、人として当たり前の心理だ。
だったら格安スマホとかどこのメーカーだか分からないスマホより、アイフォンを狙うほうが効率がいい。
とにかくアイフォンユーザーのみなさんには気を付けていただきたい。
人の多いエリアでのスリに注意
では、イタリアの都市部で気を付けたいエリアはあるのか?
ローマであれば、スペイン広場周辺、テルミニ駅周辺、フォロロマーノ・コロッセオ周辺、パンテオン周辺に行く人が多いと思う。
これらのエリアはどこも人が多いので、スリには気をつけたい。
ローマで観光する可能性のある場所は全て人が多いのでスリのリスクがあると言える。
ベネチアについてもほぼ全域で気を付けたいところだ。
まとめ
・満員電車、プラットホーム、観光地などの人の多いところでは特にスリに注意したい。
・レストランや両替ショップでの金銭トラブルも多いと聞く。メニューをしっかり確認したり、両替後の金額を確認したり、自分でできる対策はしっかりしていこう。
・ちなみに、現地通貨の調達方法として、両替ショップでの両替はおすすめできない。代わりに海外キャッシングは最強の現地通貨調達方法であり、海外キャッシングと両替ショップでは。10万円を換金した場合、3000~5000円ほど手数料が変わってくる。(当然、海外キャッシングが安い)
・海外キャッシングができるおすすめのカードは「セディナカード」である。これを現地のATMにつっこんでお金をおろせば、超低い手数料で現地通貨をGETできる。(たった数百円程度の手数料)
・自分でできる防犯対策としては、①カバンを前に抱える、②カバンのチャックに南京錠をかける、③財布にチェーンをつける、などがある。これら三つの対策をしっかりしておけば、「私は防犯意識があります」ということをスリにアピールすることができるし、スリに遭う確率はぐっと減る。
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