どうも〜、ゴダです。
体調を崩してブログ更新が止まってしまっていました。
またぼちぼち更新を始めるのでご覧いただけると有り難いですm(_ _)m
というわけで今回はまたしても台湾の交通事故についてです。
先日、台中で胸糞悪くなるような事故が起きました。
完全に運転手の過失であり、歩行者は何も悪くありません。
他人の不幸を記事のネタにする形になっていますが、そのような意図は全くございません。
読者の皆様への注意喚起の意味も込めて、ここに交通事故ニュースをお届けします。
12/27、台中の路上で親子3人がバスにひかれ、母子死亡、イラク籍の父は軽傷
(↑事故現場)
2022年12月27日の夜11時ごろ、台中市北区にある学士路と英才路の交差点にて交通事故が起きました。
父母子の三人が夜食を買いに行き、交差点を横断していたところ、左折してきたバスにひかれました。
(台湾と日本では道が逆なので、台湾での左折は日本での右折に相当)
この家族はちゃんと青信号で横断歩道を渡っており、交通ルール違反はありませんでした。
つまり、バスがしっかり確認をせず、ものすごいスピードで横断歩道に突っ込んだということです。
その結果、1歳の息子と母親は死亡、イラク籍の父親は軽傷となりました。
幸せな家庭が一瞬で破壊され、異国の地に父親だけ1人残されてしまったこの事故はショッキングです。
また、一般人ではなくバス会社による事故ということでよりショッキングさが増してしまいました。
何かと話題性があるこのニュースは、12/27以降毎日のように台湾で報道されています。
事故を起こしたバス会社は「豐原客運」
(↑2010年に台中市と台中県が統廃合し豊原は台中市豊原区となった)
今回事故を起こしたバス会社は「豐原客運」でした。
豐原は台中市北部に位置する都市であり、県と市が統廃合する前の台中県の県庁所在地です。
豐原客運は豐原に拠点を置くバス会社であり、台湾中部を中心とした路線を運行しています。
事故を起こした運転手は過去に交通違反で2回通報されており、今回はその上での交通事故でした。
バス会社の運転手が交通違反で通報されているというだけでも驚きですが、2回という数字も驚きです。
この事故から分かることは、台湾では一般人だけでなく、バスやタクシーなどの運転も荒いということです。
「バスだから安全運転するだろう」「タクシーは譲ってくれるだろう」などとは思わない方がいいです。
バスやタクシーに限って暴走し、交通ルールに違反することが多々あります。
台湾は海外であり日本とは社会常識が異なるということをしっかり覚えておきましょう。
台湾人の反応
というわけでいつも通り、このニュースに対する台湾人の反応の翻訳をまとめて終わりにしたいと思います。
名無しの台湾人1:
特定の町のバス会社だけ運転が荒いというわけではない。バスに乗ったことがある人なら誰でも知っているが、台湾の半分以上のバス運転手がチンピラみたいな走り方をするよ・・・
名無しの台湾人2:
バス運転手の質なんてこんなもんだ。本当にひどいもんよ。
名無しの台湾人3:
俺が林口(台湾北部の町)に行ったとき、道を曲がるときに横断歩道の前で必ず停車してから走り出す車を何度か見たよ。これは横断歩道に人がいるかどうかに関わらず、自動的且つ規則的に行なっているように見えた。運転手にこうしたルールを設けるのはいいことだと思うな。他の地域もやった方がいいよ。
名無しの台湾人4:
全世界で台湾人だけが青信号でも安心して道を渡れないよな。
名無しの台湾人5:
早く仕事を終えたくて急いで運転していたのだろうがムッチャクチャに走っちゃいけないだろ。
名無しの台湾人6:
この運転手まじで最悪だな・・・
名無しの台湾人7:
このニュースは本当に心が痛い。死ぬ必要のない二つの命が奪われてしまった。危険な運転をしていた運転手よ・・・お前はレーサーではないだろ。
名無しの台湾人8:
台湾は「通行人にとっての地獄」である。今日はバス、明日は作業車、明後日はトラックが事故を起こすだろう。これは台湾人に根付く悪習だよ。
(以下、似たようなコメントが続く・・・)
台湾人のコメントを見てみると、今回事故を起こした運転手を批判する声がほとんどでした。
また、中には台湾にもちゃんと通行人に道を譲る運転手もいるという声もありました。
私は台湾に10年以上住んでいますが、通行人に道を譲る運転手にあったことはほとんどありません。
もちろん中にはわずかにいるのかもしれませんが、少なくとも私はほとんど見たことがありません。
というわけでしつこいようですが、台湾では車は道を譲ってくれないので絶対に安心して道を渡らないようにしましょう。
「台湾の車は歩行者を見ていない。自分の身は自分で守る。走ってくる自動車の位置を常に把握する。」ということを留意しておきましょう。
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