
台湾の朝ごはん定番メニューはこれだ!台湾でよく見る朝食12選!
どうも〜、ゴダ(@oogoda1)です。
台湾人の多くは毎日外で朝ごはんを食べます。
これは台湾の文化であり、朝ごはんの種類もお店の形態も非常に豊富なんですよね。
だから、
「ぜひ台湾でローカルな朝ごはんを食べてみたい」
と考える人もいるのではないでしょうか?
というわけで今回は「台湾の定番朝ごはんメニュー」について解説します。
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台湾の朝ごはん屋さん「早餐店」に行ってみよう!
台湾のローカルな朝ごはん屋さんは中国語で「早餐店」といいます。
「早餐店」は夜の21時前後から営業が始まり、翌日の昼12時前後に営業が終わります。
夜食や朝ごはんを食べたい人を対象とした飲食店というわけですね。
なお現在「早餐店」は台湾全土に2万店以上存在すると言われています。
実際、本当にどこの町でも目にすることができるほど普遍的な形態のお店なんです。
特に台北、高雄、台中などの都市部では3分歩くごとに1軒目にするほどの多さですね。
それほど数が多いので旅行者でも簡単に見つけることができるんです。
※早餐店の見つけ方や台北でオススメの早餐店については、下の方で詳しく解説しています。
台湾の定番朝ごはんメニューを紹介!台湾にはどんな朝食メニューがある?
さっそく台湾の早餐店でよく見かける朝ごはんメニューを紹介いたします。
どれも大定番であり台湾全土で食べることができるメニューになります。
台湾の定番朝ごはんメニュー1:蛋餅(台湾オムレツ)

台湾の定番朝ごはんメニュー①:蛋餅(台湾オムレツ)
まず最初に紹介するのが台湾のオムレツ的存在である「蛋餅」です。
鉄板で焼いたクレープのような皮、卵、その他トッピングを巻いた料理です。
トッピングにはチーズ(起司)、ベーコン(培根)、コーン(玉米)、野菜(蔬菜)、ツナ(鮪魚)などがあり、トッピングによって味が大きく変わります。
ちなみに上の写真のものは「チーズ蛋餅」です。
チーズは最もポピュラーなトッピングの一つなんですよ〜!

新北市でお気に入りだった早享の蛋餅
なお蛋餅とひとことで言っても店によって皮やトッピングが大きく異なります。
上の写真は新北市に住んでいた頃によく通った早餐店「早享」の蛋餅です。
最初に紹介したものと比べて皮が厚く、パリパリな食感と香ばしい風味が最高でした。
▼参考記事

台湾の定番朝ごはんメニュー2:蘿蔔糕(大根もち)

台湾の定番朝ごはんメニュー②:大根もち(蘿蔔糕)
大根の千切りやあらくおろしたものをゆで、米粉と混ぜてできた生地を焼いた料理です。
通常は醬油膏と呼ばれる醤油ベースのソースをつけて食べます。
カリカリの表面とモチモチの食感が美味しい台湾の絶品B級グルメとなります。
なお、大根もち(蘿蔔糕)には台湾式と香港式の2種類があります。
台湾式には具が入っていません。
香港式にはベーコンやえびなどが入っています。
ちなみに上の写真は香港式のもの。
個人的には香港式の方が美味しいと思うので、皆さんにはぜひ香港式を食べてほしいですが・・・。
残念ながらどの店がどんな大根もちを提供しているかは食べてみるまで分からないんですよね・・・。笑
台湾の定番朝ごはんメニュー3:焼餅(中華風焼きパン)

台湾の定番朝ごはんメニュー③:焼餅(燒餅)
見た目は普通のパンのようですが生地は平べったく食感もやや硬めです。
また写真のとおり表面にゴマがふりかかっているのも特徴的ですね。
焼餅はそのままでも美味しいですが、通常は卵焼きや油條(中華風油揚げ)をはさみます。
中には蛋餅をはさむ人もおり「食べ方って自由なんだな〜」と感動した記憶があります。笑
普段から硬めのパンが好きな人にはかなりオススメです!!
台湾の定番朝ごはんメニュー4:鹹豆漿(しょっぱい豆乳)

台湾の定番朝ごはんメニュー④:鹹豆漿(鹹豆漿)
こちらは温かい豆乳に、切り干し大根、桜えび、油條(中華風油揚げ)、ねぎ、お酢等を入れた食べ物です。
これは意外と知られていないのですが、温かい豆乳にお酢を加えると豆乳が豆腐みたいに固形化するんです。
この化学作用により鹹豆漿は豆腐のような食感が楽しめるミラクルな食べ物へと変身するんですよね〜!
「豆乳に切り干し大根や桜エビを入れるなんて変じゃない?」と思ってるそこのアナタ!
本当に美味しいので騙されたと思って食べてみてくださいね!
台湾の定番朝ごはんメニュー5:小籠包(小籠包)

台湾の定番朝ごはんメニュー⑤:小籠包(小籠包)
小籠包は日本人旅行客に人気の台湾グルメですが台湾人にとっては朝ごはんの一種なんです。
台湾のローカルな朝ごはん屋さんでは高い確率で食べることができちゃいます。
ちなみに日本人がイメージする「スープがつまった小籠包」は中国語では「湯包」や「小籠湯包」と言います。
ただ「小籠包」とだけ書かれたメニューを注文するとスープ無し小籠包が出てくることもあります。
台湾の定番朝ごはんメニュー6:蔥油餅(台湾風ネギのチヂミ)

台湾の定番朝ごはんメニュー⑥:蔥油餅(蔥油餅)
蔥油餅を一言で説明すると「台湾風ネギのチヂミ」です。
小麦粉でできたパリパリの生地にネギが入っており実質チヂミと同じようなものです。
卵やチーズをトッピングするお店もありおやつ感覚で食べられて最高なんですよ。
個人的にかなり好きな1品なので台湾で見かけたらぜひトライしてみてほしいですね。
台湾の定番朝ごはんメニュー7:煎餃(焼き餃子)

台湾の定番朝ごはんメニュー⑦:煎餃(焼き餃子)
これは日本でも同じみなので深い説明は不要でしょう。
ただ、私が台湾で食べてきた焼き餃子は日本のものよりもやや大きかったです。
また、中には肉汁がたくさん入っていて食感がジューシーなモノも多数ありました。
朝ごはん屋さんにある可能性が高いので餃子が好きな人は食べてみてくださいね。
台湾の定番朝ごはんメニュー8:飯糰(台湾風おにぎり)

台湾の定番朝ごはんメニュー⑧:飯糰(台湾風おにぎり)
一言で「おにぎり」と言いましても日本のおにぎりとは全然違います。
まず、お米がもち米なんですよね。
だから歯ごたえがモチモチしていて、もち米特有の少し甘い風味もするんです。
また内部には、ゆで卵、肉鬆、油條など少し変わった具材が入っています。
肉鬆の味は甘く、油條の食感はパリパリしています。
だから味・食感ともに日本のおにぎりとは全然違うんです。
とはいえ私個人としては日本人でも受け入れやすい味だと思います。

紫米飯糰
台湾では黒米(中国語:紫米)を使用したモノもよく目にします。
これはこれで黒米特有の風味を楽しむことができとっても美味しいんですよ。
台湾の定番朝ごはんメニュー9:サンドイッチ(三明治)

台湾の定番朝ごはんメニュー⑨:サンドイッチ(三明治)
サイドイッチも朝ごはん屋さんでよく見られるメニューです。
味は野菜、ハム、ツナなどがありいわば日本にもあるような普通なものが多いです。

お店によってカツが入っている豪華なサンドイッチもある。
なお、台湾は男女共働きの家庭が多く朝急いでいる人が非常に多いです。
サンドイッチは朝ごはん屋さんですぐに買える朝食なので台湾では重宝されているんですね。
台湾の定番朝ごはんメニュー10:ハンバーガー(漢堡)

台湾の定番朝ごはんメニュー10:ハンバーガー(漢堡)
上の写真なんですが、綺麗に撮影しようとしてハンバーガーを動かしてるうちにハンバーガーにくぼみができてしまいました・・・笑
えっと、本題に入りますと台湾の朝ごはん屋さんにあるハンバーガーは種類が本当に多いです。
なかでもよく見るのが野菜、ポーク、チキンなどの味。
写真のものはポーク味でして、タレがバーベキューソースみたいで美味しかったです。
ただし、給食のコッペパンみたいなパンを使用していることが多いのでチープな味ではあります。
台湾の定番朝ごはんメニュー11:西洋風のサイドメニュー(西式早餐)

台湾の定番朝ごはんメニュー11:西洋風のサイドメニュー(西式早餐)

ソーセージとハッシュドポテト

コーンスープ(玉米濃湯)
台湾の朝ごはん屋さんには様々な西洋風のサイドメニューがあります。
例えば・・・
- フライドポテト(薯條)
- チキンナゲット(雞塊)
- ソーセージ(熱狗)
- ハッシュドポテト(薯餅)
- コーンスープ(玉米濃湯)
などが一般的です。
フライものは健康的ではないですが台湾でもジャンクフードは人気です。
安っぽい味ではありますが実際かなり美味しくて毎回オーダーしちゃうんですよね。
誰かこんな僕を助けてください・・・!
台湾の定番朝ごはんメニュー12:鉄板やきそば(鐵板麵/炒麵)

台湾の定番朝ごはんメニュー12:鉄板やきそば(鐵板麵/炒麵)
焼きそば系のメニューも台湾の朝ごはん屋さんでは定番となります。
また、種類はかなり豊富で、ベーコン、ハム、野菜などなど様々なトッピングを楽しむことができます。
ただし麺は給食のソフト麺的な質のものが多く、やはりチープ感は否めません。(美味しいんですけどね。)
番外編:ちょっと洒落た店にはパニーニもある!

番外編:ちょっと洒落た店にはパニーニもある!
ちょっとシャレた店はパニーニを提供していることもあります。
台湾の朝ごはん屋さんは数が多いのでこのようにメニューで差別化しているんですね。
さらにレアなメニューを提供する朝ごはん屋さんもあるので色んなメニューを発掘する旅に出かけるのも楽しいでしょうね!
なぜ台湾の朝ごはん屋さんは発展したのか?
続いて「なぜ台湾の朝ごはん屋さんは発展したのか?」について簡単にまとめました。
説①:女性の社会進出
台湾のニュース記事“一窺台灣早餐演變史!遍布全台的「美而美」起源是…”には、1950年代、台湾が工業化する過程で働く女性が増え、朝ごはんを外で食べるようになったという分析が書かれています。
たしかに台湾は日本に比べると働く女性が多く「女は結婚したら家事をする」という価値観が希薄です。(台湾の女性は結婚後もずーっと働いている)
こういった社会構造の違いが食生活の違いにも表れているというわけですね。
説②:アメリカ文化の影響
他に、1970年代にアメリカ軍の影響を受けてサンドイッチやハンバーガーを朝食に食べるようになったという分析もあります。
台湾で朝ごはん屋さん(早餐店)を見つける方法
朝ごはん屋さん(早餐店)の見つけ方は非常にシンプルです。
上にも書いたとおり台湾には2万を超える朝ごはん屋さんがあります。
だから特に都市部では歩いてるだけですぐに朝ごはん屋さんが見つかるんです。
中でも以下のお店は大手朝食チェーン店となり本当にどこにでもあります。笑
①洋食系朝ごはん屋さん
美而美、弘爺漢堡、早安美芝城、拉亞漢堡、JSP呷尚宝
※サンドイッチやハンバーガーが中心だが、蛋餅のような中華系朝食も提供していることが多い。
②中華系朝ごはん屋さん
永和豆漿
※豆漿店とも呼ばれる。豆乳を飲みながら中華点心をいただく。
またグーグルマップに上記の店名を入力すればホテル付近の店舗が見つかるかもしれません。
なおこれらの店の雰囲気はかなりローカルなので綺麗な環境を期待してはいけませんよ。笑
台北でオススメの朝ごはん屋さん(早餐店)
最後に、台北で有名な朝ごはん屋さんを列挙しておきます。
これらは多くの旅行雑誌や旅行サイトで取り上げられている有名店です。
週末などは行列ができることが予想されます。
時間にお気をつけくださいね。
①阜杭豆漿
- 所在地:台北市中正區忠孝東路一段108號華山巿場二樓
- 営業時間:05:30~12:30
※中華風朝食中心のいわゆる豆漿店。
②世界豆漿大王
- 所在地:新北市永和區永和路二段284號
- 営業時間:24時間営業
※中華風朝食中心のいわゆる豆漿店。
③扶旺號鐵板吐司
- 所在地:(復興店)台北市復興南路一段133-1號
- 営業時間:月〜木 07:00-16:00、金〜日 07:00-19:00
※店舗複数あり。上記復興店はうち一つです。
※トースト中心の西洋風朝食店。
④高三孝碳烤吐司
- 所在地:(南昌本店)台北市中正區南昌路一段31巷11-4號
- 営業時間:07:00-14:00
※サンドイッチ中心の西洋風朝食店。
⑤Loco Food 樂口福
- 所在地:台北市中山區南京東路三段89巷5-4號
- 営業時間:06:00-14:00
※中華風、洋風どちらも提供する朝食店。
⑥早享
- 所在地:新北市永和區仁愛路125號
- 営業時間:07:30-15:00(月曜定休日)
※ゴダ一押しの朝ごはん屋さん。台北の中心地から離れているのが弱点。
▼参考記事

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