どうも、ゴダ(@oogoda1)です。
ここでは飛行機恐怖症を克服する方法を説明します。
実は、わたしはむかし飛行機恐怖症でした。
飛行機に乗る数週間前から「墜落して死ぬんじゃないか」と考えたり、
飛行機に乗ってからも少し揺れるだけでものすごくビビったり・・・。
とにかくけっこうな飛行機恐怖症でした。
しかしいくつかの克服法をためした結果、今では落ち着いて乗ることができるまでになりました。
とゆうわけで今回は、数ある克服法の中で特に効果的だったものを紹介します。
この文章を読んでほしい人
→ 飛行機恐怖症を治したい人
飛行機恐怖症とは?
飛行機恐怖症(ひこうききょうふしょう)とは、飛行機に搭乗することに対して恐怖を感じる症状のことである。恐怖症のひとつ。
飛行機恐怖症は、墜落への恐怖、閉所への恐怖、高所への恐怖、死ぬ恐怖、パニック状態になることへの不安、状況をコントロールできない無力感、テロへの不安などが、入り混じったものである。
情報元:Wikipedia
飛行機恐怖症には軽いものから重いものまであります。
軽いものは緊張してちょっとした揺れでもビビる程度。
重いものはフライトの何週間も前から眠れなくなり、フライト当日は鬱っぽくなるそうです。
飛行機恐怖症はれっきとした病気です。
内科や精神科で診断してもらえて精神安定剤も処方してもらえます。
症状が重い方は是非病院に行ってみましょう。
なんらかの解決になるかもしれません。
私が実践した飛行機恐怖症5つの克服法
それではいよいよ私の克服法をご紹介します。
個人的には、飛行機恐怖症は未知のものへの恐怖感だと思っています。
飛行機のような原理がよく分からないものは怖いという心理です。
また、空に浮かぶので、万が一事故が起きた時に自力では何もできないという恐怖心もあるでしょう。
とにかく恐怖感からくる症状ですので、知識をつけることである程度は解決することができます。
とりあえず見ていきましょう!
克服法①:飛行機事故の確率を知る
以下、米国の国家安全運輸委員会(NTSB)調べのデータです。
飛行機事故の確率(米国内):0.000032%
車で死亡事故に遭遇する確率(米国内):0.03%
この0.0009%という確率は、8200年間毎日無作為に選んだ航空機に乗って一度事故に遭うか遭わないかという確率とのことです。
また当然ですが、これは自動車に乗って死亡事故に遭う確率よりも圧倒的に低い確率となります。
私はこのデータを見て理性的になった途端、飛行機への恐怖心が半減しました。
「なーんだ、これまでたくさん自動車に乗ってきて事故に会ってないのだから、飛行機事故なんて心配する必要ないじゃないか。」
と思えて、心がスッと軽くなったことを覚えています。
なお、このデータを見てもまだ恐怖症が消えない人は次の項目にお進みください。
克服法②:安全な航空会社を選ぶ
安全な空の旅を楽しむのは簡単です。
安全な航空会社を選べばいいだけのことです。
ここにAirlineRatingsが発表した「2017年・安全な航空会社トップ20」をご紹介します。
ランク |
航空会社名 |
国名・地域名 |
1位 |
カンタス航空 |
オーストラリア |
2位 |
ニュージーランド航空 |
ニュージーランド |
3位 |
アラスカ航空 |
アメリカ |
4位 |
ANA |
日本 |
5位 |
ブリティッシュエアウェイズ |
イギリス |
6位 |
キャセイパシフィック航空 |
香港 |
7位 |
デルタ航空 |
アメリカ |
8位 |
エティハド航空 |
UAE |
9位 |
エバー航空 |
台湾 |
10位 |
フィンエアー |
フィンランド |
11位 |
ハワイアン航空 |
アメリカ |
12位 |
JAL |
日本 |
13位 |
KLMオランダ航空 |
オランダ |
14位 |
ルフトハンザドイツ航空 |
ドイツ |
15位 |
スカンジナビア航空 |
スウェーデン、デンマーク、ノルウェー |
16位 |
シンガポール航空 |
シンガポール |
17位 |
スイス・インターナショナル・エアラインズ |
スイス |
18位 |
ユナイテッド航空 |
アメリカ |
19位 |
ヴァージン・アトランティック |
イギリス |
20位 |
ヴァージン・オーストラリア |
オーストラリア |
トップはオーストラリアのカンタス航空。
このカンタス航空、なんと過去に一度も死亡事故を起こしたことがないんだとか。
「過去に一度も死亡事故を起こしたことがない」と聞くと、それだけでかなり安心できますよね。
このように、安全な航空会社を選ぶことで恐怖症をぐっと軽減することができます。
もちろん飛行機事故の確率自体低いので、上のランキングにのっていない会社でも安全です。
ですが、上記会社を選ぶことで安心できるなら、乗る価値は大いにあるでしょうね。
逆に、以下は危険な航空会社17社です。
※安全度は1〜7の7段階。ここでは最低レベルの1と2の会社を紹介しています。
安全(7段階) |
航空会社名 |
国名・地域名 |
1 |
ネパール航空 |
ネパール |
1 |
タラ・エア |
ネパール |
2 |
エアアジア・インドネシア |
インドネシア |
2 |
エアアジア・タイ |
タイ |
2 |
Airlines PNG |
パプアニューギニア |
2 |
アリアナ・アフガン航空 |
アフガニスタン |
2 |
ブルーウィング |
スリナム |
2 |
ダーロ航空 |
UAE |
2 |
KalStar航空 |
インドネシア |
2 |
カーム航空 |
アフガニスタン |
2 |
ノックエア |
タイ |
2 |
スリウィジャヤ航空&ナム・エア |
インドネシア |
2 |
トランスヌサ航空 |
インドネシア |
2 |
トリガナ航空 |
インドネシア |
2 |
ウィングス航空 |
インドネシア |
2 |
XPRESSエア |
インドネシア |
2 |
イエティ航空 |
ネパール |
全体的に東南アジアや南アジアの会社が目立ちますね。
中でも特に気になるのが「エアアジア」。
エアアジアは日本人もよく利用するので注意が必要です。
エアアジアは安いし便も多いのでつい利用しがちです。
この表を見て心配になった方は次回からは他の航空会社を利用するのがいいでしょう。
克服法③:機内で寝る
バカバカしく感じるかもしれませんが「機内で寝る」は有効な方法の一つです。
目が覚めたらほぼ着いていたという経験がある人もいらっしゃることでしょう。
この現象を逆手に取り、寝ることで恐怖心を和らげるのです。
とはいえ寝たい時に寝ることができるほど人間の体はシンプルじゃありません。
フライト当日は早起きしたりコーヒーは飲まないなどして、機内で眠くなるようにコントロールしましょう。
克服法④:音楽や映画に集中する
改めて書くほどでもないでしょうが音楽や映画に集中することで気を紛らわすことができます。
最近であれば普段からやってるスマホゲームもありでしょうね。
気を紛らわせることができれば小説でも新聞でもなんでもいいです。
克服法⑤:機体の揺れは全く問題ないことを知る
たまに機体の揺れが怖いという人がいます。
ですが乱気流が原因で事故が起こることはほぼありえません。
以下の証言を見ていただければより実感できるでしょう。
乱気流が激しいからと言って飛行機から空中に放り出されるわけではないのです。AskThePilot.comを運営し「Cockpit Confidential.」の著者でもあるPatrick Smith氏は「とてつもなく過酷な天候であっても、主翼が壊れて外れたり、機体が逆さまにひっくり返ったりするわけではありません」と説明します。
現代の飛行機の翼はテスト段階で90度近くまでしなるため、本番環境での強烈な突風にも耐えられます。ユナイテッド航空の787ドリームライナーには、近づきつつある強風を予測するセンサーが備わっています。
他にも以下のような記述も見つけました。
CAは揺れや傾き、そしておかしな音が発生したとき、航空機に何が起きているのかだいたい分かる。影響のない一時的な乱気流なのか、着陸するときに機器がきしむ音がいつもどおりの動きなのかを把握している。
キャビンアテンダントが暴露したくなる飛行機9つの秘密 私たちは旅客機の秘密が気になって仕方がない。そしてその夢をぶち壊しにするような旅客機の現実も気になってしまう。
さらにこんな記述も。
「乱気流は、車でいえばデコボコ道を走っているようなものです。シートベルトを締めていれば安全です」
http://www.huffingtonpost.jp/2014/10/13/9-secrets-your-flight-attendant-may-be-burning-to-tell-you_n_5977124.html
わたしもかつては飛行機の揺れにビビっていた時期がありました。
ですが、基本的に乱気流が事故の原因にならないことや、車でいえばでこぼこ道を走っているようなものという記述を読んで、恐怖心は和らぎました。
飛行機恐怖症のみなさん、機体の揺れは問題ないので安心してください。
飛行機恐怖症の克服法まとめ
克服法①:データから「自動車より飛行機の方が圧倒的に安全」と知ること。
克服法②:安全な空の旅を楽しむのは簡単。安全な航空会社を選べばいいだけのこと。
克服法③:フライト中はなるべく寝るようにすること。
克服法④:視覚、聴覚ともに集中できるものがあると、気をそらすことができる。
克服法⑤:乱気流は、車でいえばデコボコ道を走っているようなもの。
これでもダメだったら・・・
「飛行機恐怖症」はれっきとした病気なので心配な方は病院に行きましょう。
内科でも精神科でも診断してもらえるそうです。
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