どうもゴダ(@oogoda1)です。
旅行でスペインを訪れる人のためにマドリードとバルセロナの物価について書きます。
マドリードもバルセロナも物価に大きな差はないですが、観光地の入場料に関しては、マドリードよりバルセロナの方が高いと感じました。
全体的には日本の方がやや高く感じましたが、外食費はスペインの方が高く感じました。
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スペインの物価:交通費
マドリードの交通費
・マドリードの地下鉄の価格
マドリードはスペインの首都であり大都市です。地下鉄が発達しており、1〜12号線とR号線の計13線が通っています。空港まで行くこともできます。
切符の種類は以下の通りです。
①1回券(Sencillo):1.5~2ユーロ
※5駅目までは1.5ユーロで、それ以降は1駅ごとに0.1ユーロが加算され、2ユーロ以上にはなりません。
②10回券(10viajes):12.2ユーロ
※地下鉄と市バスに10回乗車できます。駅数の制限はありません。複数人で使い回しできます。
③乗り放題パス(TOURIST CARD):1日券 8.4ユーロ、2日券 14.2ユーロ、3日券 18.4ユーロ、5日券 26.8ユーロ、7日券 35.4ユーロ
※1日に5回以上地下鉄を利用するのであれば元が取れます。
・マドリードのタクシーの価格
マドリードのタクシーは日本より安いです。
初乗り料金は、平日の21時までであれば2.4ユーロ、それ以外の時間は2.9ユーロです。
その後1kmごとに、平日の21時までであれば1.05ユーロ、それ以外の時間は1.2ユーロが加算されます。
・マドリードの交通費まとめ
郊外に行く計画があったり、たくさん移動するのであれば、10回券を買うことをオススメします。(1日に5回以上乗る場合は乗り放題パス)
ただし、マドリードの中心部には観光地が凝縮しているため、疲れていなければ徒歩のみで主要観光地を見て回ることもできます。
私はマヨール広場、王宮、プラド美術館、プエルタ・デル・ソル、サン・ミゲル市場などごく少数の有名観光地に絞って徒歩で回りました。
結果、徒歩でも二日間で十分見て回ることができました。
バルセロナの交通費
・バルセロナの地下鉄の価格
バルセロナの地下鉄には全部で9路線あります。
切符は数種類あるのですが、観光客に絶対おすすめなのが「T−10」と呼ばれる10回分の回数券です。
「T−10」(ゾーン1)の料金は9.95ユーロです。1回券が2.15ユーロなので、「T−10」の方が圧倒的にお得です。
また、バルセロナには1日パス(8.4ユーロ)もありますが、使用期限は24時間と限られています。その点、「T−10」には時間制限がないので、使い勝手がいいです。
※サグラダファミリアやカサ・ミラ、グエル公園、カンプノウスタジアムなどの有名観光地は全てゾーン1内にあります。
※「T−10」はバス、トラム(路面バス)、RENFE(スペイン国鉄)にも使えます。
・バルセロナのタクシーの価格
バルセロナのタクシーは日本より安いです。
初乗り代は2.10~2.30ユーロで、1kmにつき1.07~1.40ユーロが加算されていきます。
空港から市内まではおおよそ35〜40ユーロです。
※もちろん、夜間は追加料金があります。
・バルセロナの交通費まとめ
サグラダファミリア、グエル公園、旧市街などの観光地は全てゾーン1内に位置しますが、それぞれ距離があります。
歩いて移動するのはほぼ不可能に近いので、素直に「T−10」を買って移動することをオススメします。
スペインの物価:食費
マドリードの食費
チュロスの有名店Chocolateria de San Gines Restaurantでチュロス(ホットチョコレート付き)をオーダーしました。
食べ方はシンプルで、チュロスをホットチョコレートにつけるだけ。
量が多いので、複数人でシェアするとちょうどいいです。
何気ないその辺のカフェで毎朝エスプレッソを飲んでいました。
何気ないカフェだし、値段も1.9ユーロと安いはずなのに、店の中の様子がなぜか絵になってしまうんです。
おそるべし、欧州のカフェ!笑
スペインの街中ではパエリアとかタパスばかり食べていてなかなか買えなかったイカフライサンドだけど、最後の最後にマドリードの空港で食べることができました。
空港だと9ユーロとかなり高い値段でしたが、街中では6ユーロくらいとかなり安かったです。
これはスペインに限らず西洋の国ならどこでもそうですが、食べ物の量がとにかく多いんですよね。
イカフライサンドも例外ではなく、サイズが本当にすっごい大きくて、一個でお腹いっぱいになってしまうんです。
どのタイミングで食べるかはちゃんと考えないといけません。
そうでなければ晩御飯が食べられなくなってしまいます(笑)
ハムの博物館にて。
生ハムサンドイッチは1ユーロ、生ビールは0.9ユーロとかなり格安でした。
なぜこんなにも安いのかその理由は分かりません。
安っぽい味ではなく本格的で、ビールもちゃんとしてたので満足です。
食事時には必ずに満席になってしまうので本当にいいお店なのでしょう。
私は大好きです!
マドリードにはハムの博物館の支店がいくつかあるので、以下のリンクから飛んで近いところにある支店に行ってみてみましょう。
マドリードのいたるところにスイーツの店があり、そのどれもが美味しそうです。
値段もそこまで高くなく、日本の高級でないケーキ屋さんと同じくらいかちょっと安いといったとこです。
サン・ミゲル市場内のバルでつまみを食べながら酒を飲みました。
つまみ一品 4ユーロ前後
カクテル一杯 5ユーロ前後
私は市場の中にあるカウンター席のあるバーで食事をしたのですが、ここで信じられないような出来事が起きました。
食事を終えて会計をしようとしたら、なんと店員さんがお会計を全部タダにしてくれたのです。
知り合いでもない限り日本ではありえないことなので、私も正直ものすごくびっくりしてしまいました。
値段も合計で32ユーロくらいだったので、安くはないですし、なんなんだこれはと言った感じで驚いてしまいました。
後からスペイン滞在経験のある友達に聞いたところ、店で奢られるのは時々あることのようですね。
この感覚は日本人としては理解できないですが、スペイン人は機嫌がいいと人にすぐ奢っちゃうみたいです。
皆さんも素敵なスペイン人に出会えるといいですね!笑
バルセロナの食費
サンジョセップ市場ではとっても新鮮なフルーツジュースが一杯1ユーロで飲めちゃいます!
というか市場内の物価は安かったです!
これは全ての人にオススメしたいジュースです!!
スペインには他のヨーロッパの国々では見ないようなパンがたくさんあるので、ぜひトライしてみましょう。
「ピンチョス」とは、輪切りにしたパンの上に魚やつまみなどの異なる種類の具材をのせて食べるおつまみのことです。
発想としては日本の寿司に似ているかもしれません。
お酒との相性は抜群です!
ビール(小) 3.5ユーロ
サングリア 4ユーロ
ピンチョス 一つ2ユーロ
パエリア(小) 7〜10ユーロ(一人で食べるサイズ)
パエリア(大) 12〜20ユーロ(二人で食べるサイズ)
パエリアにもいろんな種類がありますが、中でも海鮮パエリアは高いです。
海鮮パエリア大を一つたのんで、他にもおつまみやお酒をちょっとたのんだら、簡単に一人2500円くらいいっちゃいます。
スペインの物価は全体的に日本と同じくらいですが、外食費に関してはスペインの方がやや高いのかもしれません。
二都市共通のモノの価格
スーパーの水500ml 約0.5ユーロ
駅などの売店の水500ml 約1ユーロ
スペインの物価:宿泊費
もちろんホテルの金額はランクにもよるので一概には言えませんが、全体的に日本の都市部と変わらない印象です。
ここでは私がマドリードとバルセロナで宿泊した場所をご紹介します。
マドリードで私が泊まったホテル
マドリード市街地のホテルは高すぎます。
電車で10分程度で中心地まで行けるホテルを探していたところ、このホテルが引っかかりました。
booking.comというサイトで検索をかけていました。
マドリード観光をするために毎朝電車に乗らなくてはなりませんが、二人で一泊40ユーロ程度で、簡易キッチン、食器(鍋含む)、冷蔵庫などが完備されていました。
ジムやレストランも併設されており、フリーワイファイもとても早かったです。
そして何より嬉しかったのが、その清潔さです。築3年くらいの綺麗なアパートに住んでいる気分でした。
バルセロナで私が泊まったホステル
バルセロナでは節約のためにドミトリーに泊まりました。
バルセロナ・サンツ駅という主要駅まで徒歩圏内だったので場所はいいです。
一人一泊2000〜3000円程度です。
清潔で、無料の朝食が付いていました。
フリーワイファイも早かったです。
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→アルベルグイン ユース ホステル
スペインの物価:入場料
マドリードの入場料
王宮は11ユーロですが、閉館時間の二時間前には無料で入れるそうです。
プラド美術館は月曜日から土曜日までの18時から20時まで、日曜日の17時から19時までが無料です。
また、他の美術館にも同じような無料タイムが存在するようなので、気になる人は旅行ガイドブックなどを読んで無料になる時間を調べてみてください。当ブログでは省略させていただきます。
バルセロナの入場料
サグラダファミリアを始めとするガウディ建築の入場料は18ユーロほどします。
かなり有名なスポットなので18ユーロでも納得です。
入場料18ユーロは高すぎるので外観だけ見て帰ろうと考えている人は思い直した方がいいです。
私も最初はサグラダファミリアに期待していませんでした。
「遠くまで来たし一応入っておくか」ぐらいの気持ちだったのですが、いい意味で予想が裏切られてしまったのです!
サグラダファミリアを見学することで、天才の作品に触れることができます!
騙されたと思って一度入ってみましょう。
スペインの物価に対する感想
結論、スペインの物価は全体的に日本と同じかやや安いくらいですが、外食費はやや高いかなといったところでした。
ただ、タクシーや水、ハムやチーズやパンなど消費量の多いものに関しては日本より安かったです。
どの国に行っても消費量が多いものは供給量も多いので値段は安くなるのだと思いました。
スペイン人の平均給与額は日本人の3分の2くらいですが、物価はそこまで変わらないので、現地人の生活はそこまで楽じゃないのかもしれません。
スペインの物価まとめ
・全体的な物価は日本とあまり変わらないかもしれません。
・マドリードで移動が多いなら10回券を買おう。中心部の主要観光地だけなら徒歩でも回れます。
・バルセロナは各観光地が離れているので、T−10(ゾーン1のもの)という10回券を買うことをオススメします。
・外食費は全体的に日本より高いです。適当なレストランでパエリアとサイドメニューと飲み物をたのんだら、一人15ユーロくらいは簡単にいきます。
・マドリードもバルセロナも中心部のホテル代は高いです。郊外に宿をとり、10回券を使って中心部に行くようにすれば、旅費を安く済ませることができます。
・スペインの観光地の入場料は高いです。でも私はガウディは天才だと思っているので、サグラダファミリアの入場料18ユーロは安く感じました。
・スペイン旅行に持っていきたいオススメのガイドブックはこちら↓
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でも基本的には一年中なんかしらの割引を受けることができるのでかなり重宝します。
台北への航空券とホテル(リージェントホテルやニッコーホテルに3泊)で合計5万円前後です。
というわけで海外旅行を検討されている方はぜひ参考にしてみてくださいね。
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