
台湾人が湯布院の旅館を無断キャンセルし、損失額24万円発生
どうも〜、ゴダです。
今回は最近台湾で話題になっているニュースを紹介します。
今月、ある台湾人男性が日本旅行をしました。
あらかじめ旅館を予約していましたが、予約できなかったと勘違いし、当日旅館に現れず。
旅館側の損失は56,000台湾元(約24万円)にものぼったそうです。
今回のニュースは旅館スタッフが台湾メディアにタレコミし台湾で拡散されてしまいました。
海外旅行の予約サイトは便利ですが、時にトラブルを生み出すこともあります。
この記事では私自身の海外旅行の経験も交えて今回のニュースを紹介していきます。
今回の事件のあらすじ
この台湾人男性は李さんといいます。
コロナ規制が緩和され、李さんは家族4人で日本旅行をすることにしました。
行き先は九州の湯布院温泉。
予約サイト(じゃらん)を使って湯布院の旅館を予約することにしました。
しかしここで問題が発生します。
サイトで予約したところ、予約番号は発行されたものの、予約完了通知メールは届きませんでした。
よって李さんは予約できなかったと勘違いし、この旅館には泊まりませんでした。
しかし後になり最初の旅館が予約できていたことが分かりました。
李さんは夕食に豪華な和牛を選択しており、店側の損失額は56,000台湾元(約24万円)だったそうです。
李さんは旅館側に謝罪し、損失額56,000台湾元(約24万円)を払うと言っています。
不可解な点
このニュースを受けて、多くの台湾人が「国の恥だ!」などと否定的なコメントを寄せています。
しかし私はこのニュースにはいくつか不可解な点があると思っています。
①なぜ予約完了メールが届かなかったのか?
李さんは予約完了メールが届かなかったから勘違いしたと言っています。
確かにじゃらんのサイトを見ると予約後には予約完了メールが届くと書いてあります↓
予約完了画面に[予約番号]が発番された時点で宿泊施設とお客様の間で、[宿泊契約]が成立します。
なお、予約が成立しますと、登録のメールアドレスへ[予約確認メール]が届きます。
ただ、他のQ&Aを読むとメールが届かない原因は受信者にあるとあります↓
迷惑メールフォルダやゴミ箱に振り分けされている
お使いのメールBOXまたは、サーバーの容量が制限を超えている
プロバイダの通信状態でメールの受信が遅れている
もし万が一、サイトエラーでメールが発信されてなかったとしたら、原因は予約サイト側にもあると言えますが。
また、李さんが本当はメールを受信していたのに「受信してない」と嘘をついてる可能性もあります。
わたしは真実を確認できないのでなんとも言えませんけど。
②高額な宿泊代は、予約時に一部を支払ってもらうべきではないか?
今回の旅館はグレードが高く、そのうえ和牛をチョイスした特別コースでした。
宿泊代は4人合計で56,000台湾元(約24万円)になったそうです。
宿泊料が高く、食材も他のお客様に回すことができない。
こういうケースは予約時に料金の一部を前払いにしていたら大きな問題に発展しなかったでしょう。
しかし現在は完全後払い制の宿が多いです。
後払いだとキャンセルしやすく、客は安心感があります。
つまり、現在は後払い制の宿に人気が集中しているのです。
私たち宿泊者には見えない業界の事情もあるでしょうから、この問題についてもなんとも言えませんけどね・・・
③なぜ旅館スタッフは台湾メディアにタレコミしたのか?
今回は旅館スタッフが台湾メディアにタレコミをしたことが原因で多くの台湾人に知られることになりました。
結果的に李さんの職場も特定され個人攻撃に発展しています。
「高額な宿泊料をブッチされた」という旅館スタッフの怒りは当然理解できます。
しかし謝罪と支払いさえしてもらうことができたらタレコミの必要はなかったのではないでしょうか?。
もちろん、タレコミをしたからこそ謝罪と支払いが実現したのかもしれません。
こればかりは仮定の話なのでなんとも言えませんが、少なくとも李さんの個人攻撃に関しては可哀想だと思います。
人の交流が増えるとトラブルも増える。今後、日台間の旅行トラブルが続くかも・・・
人の交流が増えるとトラブルも増えるのは当然のことです。
コロナ規制が緩和され、これからどんどん旅行者が増え、旅行トラブルも増えることが予想されます。
そしてもちろんこれは台湾人だけの問題ではありません。
コロナ前は日本人も台湾でたくさんトラブルを引き起こしてきました。
西門町で万引き、台北で盗撮、中華航空で酔っ払って大暴れ・・・
これらは日本人が台湾で起こした事件の一部です。(他にもたくさんあります)
旅行ができるようになるのは良いことですがトラブルが増えるのは本当に勘弁です。
特に僕みたいに台湾に住んでる人間はテレビで日本人の犯罪が流れると気まずいんですよね・・・
私の海外予約トラブル
私も海外27カ国くらいを旅しているので、それなりに宿泊トラブルは経験しています。
最後に私の経験の一部を紹介しておきます。
ホテル料金の二重払い(フランス)
あれはフランスを長期旅行したときのことです。
長期旅行だったので、予約サイトを使ってたくさんのホテルを予約しました。
しかし、いくつか予約したホテルのうち一つが前払い制でした。
予約時は前払いであることを把握していたのですが、旅行時にはどのホテルが前払いかを覚えておらず。
結局ホテルのフロントで宿泊費を請求され、アホな私はまんまと支払ってしまいました。
どのホテルが前払いだったか把握してなかった私が悪いですが、後払いと前払いが混在する予約サイトにも原因があると思います。
隣の部屋で大家さんがエッチし始める(デンマーク)
Airb&bを使ってデンマークのアパートを予約しました。
そこは大家さんが隣の部屋にいるタイプの物件でした。
大家さんは普通のいい人でしたが、夜中に恋人と思われる人物とエッチを始めましたw
エッチの声が大きく眠れなかったのを覚えておりますw
フロントにスタッフがおらずチェックインできない(フランス)
ストラスブールを旅行していた時のこと。
Booking.comで予約した宿に到着しましたが、スタッフが誰もいませんでしたw
個人の民宿だったのでオーナーさんが気まぐれ経営をしており、オーナーさんはちょっと出かけていたようでしたw
結果的に長いこと待っていたらオーナーさんとフロントで出くわすことができ、無事にチェックインできましたw
セルフチェックインの宿かちゃんとしたホテルだったらこういう問題は起きなかったことでしょう。
コメント