どうも〜、ゴダ(@oogoda1)です。
今回も「台湾家庭のレシピ」の時間がやってきました。
今回は麻醬麵(ゴマだれ麺)になります。
あなたは家で麻醬麵(ゴマだれ麺)を作ったことがありますか?
安く簡単に作れるので、奥さんにとって便利な料理となること間違いなしです!
なぜ自分で麻醬麵を作るのか?
麻醬麵に対する愛情はすさまじく、寝る前にも「麻醬麵が食べたいよ〜」というほどです。
麺料理の店でメニューに麻醬麵があるのを確認すると毎回迷わず麻醬麵を注文するほど好きなんです。
ここ数年の物価上昇に伴い、麺料理店の価格もかなり高くなってきました。
旦那は体格が良く、好きな食べ物はたくさん食べたい人です。
しかし、麺料理店で小サイズ45元以上の麻醬麵を食べる際、お金を使いすぎないよういつも自分の食欲をセーブしています。
そのため、燙青菜(野菜を湯にサッとつけ火を通しただけの料理)は注文せず、麻醬麵に入ってるもやしやニラを食べるだけであり、野菜の量が不足しています。
野菜をしっかりと食べて、麻醬麵マニアの旦那の食欲も満たすため、私は家で麻醬麵を作ることに決めました。
麻醬麵を上手に作る秘訣とは?
実は私は昔のブログで麻醬麵のレシピを書いたことがあります。
自分の経験から言うと、香り高くモチモチの麻醬麵を作るために重要な食材は麻醬と麺です。
台湾は市販の麻醬(ゴマだれソース)の種類が多いため、実験的にいくつかのメーカーのものを買って試しました。
最も美味しかったのは全聯(台湾のスーパー)で買える箱に入った麻醬です。
しかし、なぜかは知りませんが、最近全聯に買い物に行った時、この麻醬が亡くなっていました。
よって、あなたが家で香り高く濃厚な麻醬麺を作りたい時は、ゴマの香りが濃厚で食感がトロッとしていて滑らかな麻醬をちゃんと選ぶことが重要になってきます。
私は台中の第二市場にある有名な麻醬麺の店で麻醬を購入してみました。
伝統市場または黄昏市場で買ったことのある芝麻醬(ゴマソース)を使っても味は非常に良いです。
麺に関していえば、個人の好みに合わせて麺の太さを選ぶといいでしょう。
なお、わたしは太麺が好きで、旦那は基本的には細麺が好きです。
ただ、麻醬麵であれば彼はどんな麺でも美味しく食べてくれます。
普段わたしは平らなタイプの乾燥麺を家に買いだめしています。
乾燥麺はわずかにモチモチした食感があり、私たちはこのタイプの麺を麻醬と一緒に食べるのが好きです。
旦那は愛知県名古屋市あたりの出身であり、聞くところによると彼の郷土料理には似たような平な麺があるようです。
こういった台湾の乾燥麺は郷土料理の麺と似ているため、食べると懐かしい気持ちになるようです。
わたしにとっても、小さい頃に父母がいつもこのタイプの麺を使って料理を作ってくれたため、このタイプの麺は懐かしい味がします。
乾燥麺以外にも、わたしは生麺、スパゲティ、春雨、そうめん等を使ったことがあり、それぞれに良さがあると思います。
しかし、その中でも乾燥麺は一番経済的で優れた選択と言えます。
香り高く濃厚な麻醬麵のレシピ(2人分)
準備する材料
- 乾燥麺2人分
- お好きな野菜を適量(小松菜、チンゲン菜、白菜、ほうれん草、もやし等いずれも可)
- きざみねぎ(入れるかどうかは個人の自由です)
- 豚のひき肉100グラム
- ニンニク3かけをみじん切りに
準備する調味料
- 麻醬。1食ごとに小分けになった調理パックが1箱に入っているタイプの麻醬を買うことができます。今回わたしは美聯社(台湾のスーパー)で書いました。1箱に6パック入っていて、会員であれば毎週木曜日に5%OFFとなりお得です。もしこの箱タイプの商品が買えなければ、よく見る透明なプラスチック缶に入っているものを購入してもいいです。その場合、分量は自分で調整すればいいでしょう。
- 醤油
- 黒酢
- 顆粒だしまたは塩
さっそく麻醬麵を作ってみましょう!
A.肉味噌を作る
まずは簡単な肉味噌を作ります。
豚のひき肉を鍋に入れ、塩をふり、弱〜中火で炒めた後、ニンニクを入れて香りをつけます。
さらに適量の砂糖、料理酒、醤油などを入れて香りが出てきた後に、適量の水を入れて煮ます。汁がわずかに蒸発するまで煮れば完成です。
B.麺を茹でる
鍋にたっぷりと水を入れて麺を茹でてください。
沸騰した後に麺を入れます。
また、麺が鍋の底にひっつかないように、わずかに麺を混ぜながら麺が出来上がるのを待ちます。
麺を茹でる時間を利用して、以下の工程を行うことができます。
C.麻醬を調合する
大きなボールを用意し、その中に油分とソース部分を均等に混ぜた麻醬を2パック入れます。
(最初、パック状の麻醬は油分とソース部分に分離しています。手で揉んで均等に混ぜ合わせておく必要があります)
もしあなたが使用しているのが缶状の麻醬であるならば、同じように均等に混ぜ合わせた麻醬を2さじ加えます。
続いて、ボールの中に醤油1さじ、黒酢1さじ、顆粒だしを小さじ1加えます。
そして麺の茹で汁をスプーン2杯分入れ、均等に混ぜ合わせから完成です。
D.盛り付け
茹でた麺を調合した麻醬が入ったボールに入れます。
そして、これも均等に混ぜてから1〜2分間置いて麻醬の味を浸透させます。
この時、野菜を茹でることもできます。(燙青菜です)
燙青菜が出来上がったら、麺を2つのお椀に分け、野菜と肉味噌をのせます。
これにていい香りのする麻醬麺の完成です。
※注記:麻醬(ゴマだれソース)の割合について
わたしの経験と旦那のフィードバックによると、ゴマだれソース作りに必要なものは麻醬、醤油、黒酢、麺の茹で汁の4つです。
これら4つを混ぜる際、分量の割合がとても重要になってきます。
基本的には、麻醬2、醤油1、黒酢1、麺の茹で汁1の割合が好ましいです。
旦那がもっと濃い味の麻醬麺が食べたいと言った時は、もう少し多めに麻醬を加えます。また、わたしは酢を多めに加えます。
上の割合の通りに調合しておけば、あとは個人の好みに合わせて好きなソースを加えても問題ありません。
食べるのは自分です。楽しく食べて、食べて満足できること。これが最も大切なことだと思います。
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