どうも〜、ゴダ(@oogoda1)です。
タイトルにある通り、2021年1月から「etias/エティアス」という手続きをしないと欧州に滞在できなくなりました。(トランジット含む)
有名な話なのですでに知っている人も多いでしょうが、当ブログは旅好きな読者さんが多いので、記事にすることにしました。
みなさまの参考になれば幸いです。
※当記事は公式サイトを簡潔にまとめたものです。
「etias/エティアス」と欧州ビザの違いは?申請導入の背景は?
Etiasの正式名称は『ヨーロッパ(欧州)旅行情報認証システム』(European Travel Information and Authorisation System =ETIAS/)です。
今まで日本人はパスポートさえあればビザなしで欧州圏(シェンゲン圏)に90日滞在することができました。(オーストリアは180日)
しかし近年欧州各地でテロ事件が起きたことから、EUの安全保障を強化するためEtiasの導入が決まりました。
よって2021年1月以降は事前にオンラインでEtiasの申請をしておかないと、フライト当日に搭乗拒否されることになりました。
Etiasとビザの違いが分かりにくいですが、つまりは「日本人はそのままビザなし観光OKだけど、Etiasの申請が必要になる」ということです。
「etias/エティアス」申請が必要になる外国人、時期、滞在先
①「etias/エティアス」申請が必要になる外国人
アルバニア、アンドラ、アンチグアバーブーダ、アルゼンチン、オーストラリア、バハマ、バルバドス、ボスニア・ヘルツェゴビナ、ブラジル、ブルネイダルサラーム、カナダ、チリ、コロンビア、コスタリカ、ドミニカ、エルサルバドル、マケドニア(旧ユーゴスラビア)、グレナダ、グアテマラ、ホンジュラス、イスラエル、日本、キリバス、マレーシア、マーシャル諸島、モーリシャス、メキシコ、ミクロネシア、モルドバ共和国、モンテネグロ、ニュージーランド、ニカラグア、パラオ、パナマ、パラグアイ、ペルー、サモア、セイシェル、セルビア、シンガポール、ソロモン諸島、韓国、セントクリストファー・ネイビス、セントルシア、セントビンセントとグレナディーン、東ティモール、トンガ、トリニダード・トバゴ、ツバル、アラブ首長国連邦、アメリカ合衆国、ウルグアイ、バヌアツ、ベネズエラ
ETIAS公式サイトより
日本含む上記54カ国の国籍の人は、etiasの申請をする必要があります。
また、公式サイトには記載がありませんが、台湾人もetias申請の必要があります。
②「etias/エティアス」申請が必要になる時期
冒頭でも述べましたが、2021年1月からetiasを申請する必要があります。
Etiasは出発の96時間から2週間前までに申請することを推奨されています。
③「etias/エティアス」申請が必要になる滞在先
アイスランド、イタリア、エストニア、オーストリア、オランダ、ギリシャ、スイス、スウェーデン、スペイン、スロバキア、スロベニア、チェコ、デンマーク、ドイツ、ノルウェー、ハンガリー、フィンランド、フランス、ベルギー、ポーランド、ポルトガル、マルタ、ラトビア、リトアニア、ルクセンブルク、リヒテンシュタイン
ETIAS公式サイトより
全ての欧州の国がetiasを導入するというわけではありません。
イギリス、アイルランド、東欧各国などはetias申請の必要がありません。
※イギリス人はBrexit後はEU市民ではなくなる。つまり、イギリス人がヨーロッパ旅行をする際もEtiasを申請する必要が出てくる。
「etias/エティアス」の申請方法
Etias申請に必要なもの
①IC・機械読み取り式パスポート(適用条件に満たしたパスポートが必要です。)
②クレジットカード(申請費用はユーロ建てで決済されます。)
③ネットに繋がるスマホやPC
Etiasはオンラインで申請することができます。
※現在はまだ申請用のページは作られていません。
Etias申請に必要な金額
2019年現在で、7€(ユーロ)が必要と発表されています。
これはクレジット決済で支払うことができます。
Etiasの有効年数
Etiasを一度申請すると3年間有効になります。
つまり申請から3年経ったらもう一度申請する必要があるということです。
※Etiasは出発の96時間から2週間前までに申請することを推奨されています。
「etias/エティアス」まとめ
要点をまとめると以下の通りです。
・2021年1月より、欧州滞在(一部除く)はEtiasの申請が必要になる。
・日本人も台湾人も対象。
・オンラインで申請できる。
・7ユーロをクレジットカードで支払う。
・Etiasは3年間有効。
・3年後はもう一度申請する必要がある。
つまり、2021年1月になる前にヨーロッパ旅行をしよう!ということですね!笑
今回は以上となります。
※当記事は公式サイトを簡潔にまとめたものです。
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