どうも〜、ゴダ(@oogoda1)です。
10月18日から四日間、台湾東部(花蓮・台東)に滞在していました。
台湾東部といえば、台湾人も憧れる田舎エリア。
都会を離れてのんびりしたい人がたくさん旅行で訪れます。
また、ここ最近は台湾東部に移住する人も増えているみたいですね。
そこで今回は、私が現地で実際に見た「台湾田舎暮らしの様子」について書きました。
台湾東部の写真とともに現地の生活や様子が分かるようにまとめました。
どうぞ参考にしてみてくださいね。
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台湾東部の町「花蓮」「台東」の位置を確認
上の地図の青いピンが花蓮と台東です。
台北から花蓮までは特急電車で2時間半、飛行機で50分かかり、
台北から台東までは特急電車で3時間半、飛行機で1時間かかります。
この通り、台北・高雄などの大都市からは離れており、やや交通が不便です。
まあ、だからこそ都会を離れてのんびりと田舎を満喫できるんですけどね。
とはいえ実は台湾は九州くらいの大きさしかありません。
つまり台北〜花蓮・台東は、ちょうど福岡〜宮崎と同じくらいの距離なんです。
だから日帰り旅行も無理ではないですが、できれば泊まりがけで行くことをおすすめします。
台湾の田舎暮らしってどんな感じ?まとめてみたよ!
台湾田舎暮らし①:花蓮や台東の中心部は便利かなり便利!
花蓮や台東というと大自然をイメージしますよね?
でも実際は東部全体がど田舎というわけではなく、中心地は栄えているんです。
上の画像のとおり、店・病院・学校など、生活に必要なものは一通りあるんですよ。
スタバやしゃれたカフェもたくさんあって、わりと普通に生活できそうな感じでした↓↓
【花蓮のコンテナスターバックス】
最近開店し、すごく話題になってる花蓮のコンテナスターバックス。週末は特に人が多いので時間に余裕をもってくるようにしよう。 pic.twitter.com/SPxVS43NJJ— ゴダ/中国ニュースを配信@台中 (@oogoda1) 2018年10月21日
このコンテナスタバに入りましたけどすーっごく混んでましたよ!
カップルや家族連れでいっぱいで雰囲気は台北とあまり変わりませんでした。
この通り東部の中心地は普通に生活するだけなら問題ありません。
(流行りのモノは少ないんですけどね)
ただ、台湾東部には地下鉄がありません。
だからいくら中心地が栄えているとは言え長期で生活すると車が欲しくなるでしょう。
花蓮市内・台東市内は基本的になんでもあって便利。
徒歩圏内にスーパーや学校や病院があるので乗り物がなくてもなんとか生活していけそうな雰囲気です。(バスもあるしね)
でも地下鉄がないので長期で生活しているとやっぱりバイクや自転車が欲しくなるんだろうな〜。
台湾田舎暮らし②:郊外はかなり不便。最低でもバイクが必要。
Wikipediaによると花蓮の面積の7%が平地であり残りの93%が山岳地帯だそうです。
そして当然ですが花蓮の人口はこの7%の平地に集中しています。
ということは・・・
花蓮は大部分が山で人もほとんどいないということになります。
実際、わたしが印象に残ってる風景も9割以上が田舎でした。
上の場所は花蓮中部の玉富という場所にあるサイクリングロードです。
この写真を見ると「台湾東部って本当に田舎なんだなぁ」と感じてしまいますよね。
でもサイクリングロードと住宅があるだけまだ発展している方なんですよ。笑
実際は上のような田園風景がほとんどです。
だから台湾東部の郊外では車やバイクや自転車は絶対に必要です。
東部への移住や留学を検討している人は、ぜひ国際免許をとっておきましょう!
台湾東部郊外は本当に山と田園だらけ。
花蓮は全体の7%が平地であり、残り93%が山岳地帯となります。
つまり台湾東部の大部分がほとんど人のいないエリアになります。
だから東部の郊外で生活するには車かバイクが必要になります。
台湾田舎暮らし③:台湾原住民の文化に触れられる。
台湾東部には原住民の集落がたくさんあります。
市街地からそこまで離れておらず車で簡単に行くことができちゃいます。
例えばこのレストランなんか良かったですよ↓↓
「達基力風味餐廳」という花蓮のレストランで原住民の伝統料理を味わいました。
竹筒で炊いたご飯、鶏肉料理、山菜料理などが美味しかったです。
原住民のおばちゃんたちが作った可愛い伝統工芸品も買って帰れます。
ただ料理を食べるだけでなく、彼らの文化を知ることができるのは嬉しいですよね。
達基力風味餐廳
所在地:花蓮県秀林鄉崇徳村96号
営業時間:11時30分〜14時30分
電話番号:038621033
FBページ:https://www.facebook.com/dageeli180.5/
※花蓮市街地からタクシーで30分ほど。
また、別の日には台東近くの「吉拉米代一起哈拉基地」という集落も訪れました↓↓
こちらではアミ族の伝統料理を食べました。
山で狩ったイノシシに馬告という調味料をふりかけます。
馬告は台湾原住民料理によく見られる調味料で胡椒に似た独特の風味がします。
吉拉米代一起哈拉基地で狩りの練習もしました。
なかなか的に当たらず残念!
弓矢けっこう難しかったです。。。
(間違って人に当てなかっただけヨカッタ・・・汗)
続いては「東里鐵馬驛站」という今はもう使われなくなった古い駅です。
ここでは原住民のフェスが行われていました↓↓
屋台がたくさんありました。
原住民の料理や伝統工芸品がたっくさん。
たぶん、この日の朝に狩ってきたイノシシなのでしょう。
新鮮でおいしかったです。
フェスの途中で原住民の伝統舞踊(ぶよう)が行われたり、
原住民のファッションショーが行われたりしました。
個人的にはものすごく貴重なものが見られて大満足です。
このとおり、台湾東部は原住民の文化が本当に身近にある場所なんです。
東里鐵馬驛站
所在地:花蓮県富里郷大荘路
※フェスはこの一回で終了。普段この旧駅は無料で見学できます。
台湾東部には原住民の集落がたくさんあります。
原住民のレストラン、原住民の伝統工芸品の店、原住民フェスなどなど、原住民の文化が体験できる場所がたくさんあるんです。
台湾田舎暮らし④:アウトドアスポーツが楽しめる。
台湾東部は自然が豊かなため、本当に様々なアウトドアスポーツが楽しめます。
例えば、今回わたしが挑戦したのがコレ↓↓
SUP(Stand Up Paddle)というスポーツです。
ボードの上に立ってオールでこぐ謎のスポーツです。笑
一時的にボードの上に立つことができましたが・・・↓↓
すぐにバランスを崩してしまいました(笑)↓↓
澄んだ水の上にぽっかりと浮かび、花蓮の大自然を眺めながら心も体もリフレッシュしました。
Andy美崙灣sup俱樂部
所在地:花蓮県寿豊号鯉魚潭
Facebookページ:Andy美崙灣sup俱樂部
※日本語での申し込み可。日本語スタッフいます。
それから、大自然の中でするサイクリングも最高でしたよ↓↓
写真中央は台湾人の有名ブロガーKen Workerさん。
台湾では「カリスマブロガー」の名で通ってるみたいです。
実際、本当にかなりイケメンでオシャレで性格も良くて最高でした。負けた!
花蓮にある「玉富自行車道」というサイクリングロードを走りました。
前後を違う山脈に挟まれた景色が楽しめるサイクリングロードです。
360度どこを見ても高い山ばかりでしたよ。
しかも空気がひんやりしていて本当に気持ちが良かったです!(夏は暑いだろうけど)
自転車はここでレンタルできます↓↓
義宏車行
所在地:花蓮県玉里鎮和平路47号
最寄駅:玉里火車站
※駅から徒歩すぐ。
サイクリングロードはこちら↓↓
玉富自行車道
所在地:花蓮県玉里鎮
※自転車レンタルの店から近いです。自転車で3分ほど。
また、今回は体験しませんでしたが、台湾東部では登山、ロッククライミング、サーフィンなどのアウトドアスポーツが体験できます。
これらスポーツの情報は日本語でもたくさん取得できるので、興味がある人はグーグルで検索してみてくださいね。
台湾東部は大自然に囲まれているがゆえ、本当にたくさんのアウトドアスポーツが楽しめる。中にはサーフィンや登山を楽しみたくて、長期的に滞在する人もいるのだとか。
台湾田舎暮らし⑤:小黒蚊にご注意!
台湾の田舎には「小黒蚊」という強烈な蚊がいます。
どのくらい強烈かというと、かゆみが一週間も続くほど強烈なんです。
また、刺された痕も一週間以上残ります。
実際わたしも刺されてから5日ほどが経ちますが、画像の通りまだ赤いです。
もし今から掻きむしったりしちゃうと、再び強烈がかゆみが襲ってくることでしょう。
この蚊の対処法は以下の通り。
<小黒蚊の対処法>
- 肌を露出しない。できるだけ長袖・長ズボンを着用する。
- 田んぼや薮に入っていかない。水の多い場所にもいかない。
- 肌を露出する場合は虫除けスプレーをすること。
- 万が一小黒蚊に刺されてしまった場合は現地に売っている薬を紹介してもらうこと。日本の薬はほとんど効きません。
以上が簡単な対処法ですが、より詳しく知りたい人は以下の記事をご参照ください。
なお、この蚊はその名の通りかなり小さいです。
噂によると網戸もすり抜けるようなので、網戸を閉めていても安心してはいけません。
室内ではなるべく窓を閉めて、エアコンをつけるようにしましょう。
それから、小黒蚊は飛ぶスピードが異様に遅いため、歩いて逃げることができます。笑
台湾東部に滞在(または生活)する際は以上のことを覚えておきましょう。
小黒蚊の毒は、普通の蚊より強烈で長く続く。
上に書いた対処法をしっかり活用し、被害を最小限に抑えるようにしよう。
台湾田舎暮らし⑥:新規移住者コミュニティがあるらしい。
台湾カリスマブロガーKen Workerさんによると、最近は台湾東部に移住する台湾人が増えているのだとか。
【花蓮に移住する若者たち】
引き続き花蓮の山間部に滞在している。地元の人いわく、ここ数年は都会から移住してパソコン一台で起業する若者(台湾人)が増えているとのこと。その多くが観光やデザイン関係で、東部の魅力を世界に発信しているのだとか。いつか花蓮のリモートワーカーにも会いたいな。 pic.twitter.com/xTQoZzsy0A— ゴダ/中国ニュースを配信@台中 (@oogoda1) 2018年10月21日
ただし具体的な移住者数は分かりません。
人脈広そうな有名台湾ブロガーが言っているのだから信ぴょう性はありますけどね。
都会でスキルと経験をつけた若者が東部を盛り上げるために移住してるそうですよ。
「台湾の田舎暮らし」まとめ。台湾の農村でのんびり生活はいかが?
仕事が大変なのは田舎も都会も一緒でしょう。
ただなんてゆうか、台湾東部の人々は心に余裕がある感じがしたんですよね。
旅の途中、田んぼで農作業をしている人と話す機会がありました。
みんな笑顔で話しかけてくれて「オレ最近こんな風に笑ったっけな?」と思わされました。
ありきたりな表現になりますが、みんな心が豊かそうだったんですよね。
市街地には生活に必要なものがそろってますし、物価もそこまで高くありません。
都会の生活に疲れちゃった人は、パソコン一つ持って東部でフリーランスをするのも悪くないでしょう。
少なくとも僕は「東部生活ありだな〜」と妄想してしまいました。笑
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