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台湾東部・普悠瑪号(プユマ)の脱線事故に巻き込まれた私が今思うコト

台湾東部・普悠瑪号(プユマ)の脱線事故に巻き込まれた私が今思うコト

台湾東部・普悠瑪号(プユマ)の脱線事故に巻き込まれた私が今思うコト

どうも、ゴダです。

今回は10月21日に台湾東部で起きた鉄道脱線事故についてです。

脱線事故当日、わたしは台湾政府観光局の依頼のもと、取材で台湾東部を訪れていました。

取材といっても皆さんが想像するような堅苦しいものではありません。

各国のブロガーが集まり、ワイワイ楽しく旅行をしながら現地を取材するというものです。

そしてすべての取材が終了し、台北に向かうプユマ号の車内で脱線事故の知らせを聞きました。

いや、正確には、私たちの車両が緊急停止したことで、他の場所で脱線事故が起きたことを知りました。

とにかく私は今回の事故に巻き込まれてしまったのです。

当たり前ですが、こんな形で新記事をアップするのは非常に残念です。

しかし今回は事故に巻き込まれた者として、現地で体験した一部始終を記録していきます。

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台湾東部宜蘭・普悠瑪(プユマ)号脱線事故の概要

2018年10月21日(日)の16時50分(日本時間17時50分)、宜蘭県蘇澳鎮の新馬駅付近で脱線事故が起きました。

事故の被害はすさまじく、22日時点で乗客366人のうち18人が死亡し、台湾史上最悪の電車事故となってしまいました。

ちなみに事故を起こした電車「普悠瑪号(プユマ号)」は北から南へ向かっていました。

私が乗っていた電車は南から北へ向かっていたので、私が事故にあったわけではありません。

しかし事故により東台湾の電車がストップし、私は帰宅が翌日になってしまいました。

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普悠瑪(プユマ)号脱線事故に巻き込まれた私の一部始終

台湾時間17時、花蓮駅に到着。

花蓮駅

花蓮駅

3泊4日の取材ツアーを終え、私たちは17時ごろ花蓮駅に着きました。

脱線事故は16時50分でしたが、このとき駅はまだ通常に機能していました。

台湾時間17時30分、私たちのプユマ号が発車する。

私が乗っていたプユマ号

私が乗っていたプユマ号

私のプユマ号は予定通り17時30分に発車。

つまり、事故発生の16時50分から私のプユマ号発車の17時30分まで、台湾東部の鉄道は通常に機能していたというわけです。

台鉄弁当

台鉄弁当

当然わたしも事故のことは知らず、のんきに台鐵便當(駅弁)を食べていました。

台湾時間17時40分、私たちのプユマ号が緊急停止する。

プユマ号が緊急停止

プユマ号が緊急停止

10分ほど走ったところで私たちのプユマ号が緊急停止することに。

最初は何が起きたのか分かりませんでしたが、どこかで事故が起きたことは予想できました。

そしてスマホニュースを見て、事故の真相を知ることになります。

台湾東部の町・宜蘭付近で逆方向のプユマ号が脱線。

さらには死者も出ているということです。

突然の出来事に車内には沈黙が流れました。

台湾時間19時半ごろまでプユマ号に閉じ込められる。

後ろにいた韓国人の団体がなぜか車両を移動

後ろにいた韓国人の団体がなぜか車両を移動

17時40分に電車がストップしてから19時半ごろまでは電車が動きませんでした。

実際に事故にあったわけではないですが、この先どうなってしまうのか非常に不安です。

台湾時間20時、プユマ号が再び走り出し、事故現場手前の東澳駅で下車。

東澳駅

東澳駅

20時ごろになってプユマ号が再び走りだしました。

そして21時ごろ、プユマ号は事故現場手前の東澳駅に到着。

ここからは台湾鉄道がアテンドした臨時無料バスに乗り換えるよう言われました。

台湾時間21時、東澳駅で台北行きの臨時無料バスを待つ。

東澳駅のバス乗り場はものすごい人だった

東澳駅のバス乗り場はものすごい人だった

東澳駅のバス乗り場は人でごった返していました。

まるで夜市のような人だかりです。

みんな家族に連絡したり、駅の職員とモメたり、少々雑然とした雰囲気でした。

東澳駅のバス乗り場はものすごい人だった

東澳駅のバス乗り場はものすごい人だった

そして、ついにはイライラして台湾鉄道の職員に怒鳴り散らす人も出て気ました。

次の日は月曜日で仕事なので、イライラしてしまったのでしょう。

でも辛いのはみんな同じです。

それに職員にキレるのも違いますよね。

そんな人を横目に、私はツイッターをしながらバスをゆっくり待つことに。

そして22時くらいになった頃、順番がまわってきました。

やっとバスに乗れてちょっと安心です。

この調子だと24時前には台北に着けるかも!

台湾時間22時20分、事故現場を目撃。

これは本当に偶然ですが、無料バスで走行中、事故現場の横を通りました。

モラル的によろしくないと思ったので、結局はシャッターを切らなかったんですけどね。

とにかくニュースの映像にあるように、現場はぐっちゃぐちゃでした。

しかし私が現場を通り過ぎた頃は、事故発生から5時間以上が経っていました。

当然、怪我人は病院に運び終えており、現場は静まり帰っていました。

台湾時間23時40分、新北市の新店に到着。

そして私たちのバスはなぜか新北市の新店で停まることに。笑

新店といえば台北の南の果て。東京で言えば多摩みたいな場所といえば分かりやすいかな?

とにかくちょっと不便な場所で降ろされてしまいましたが、非常時なのであまり文句も言えません。

「まあ無料で無事に帰らせてもらえただけでも有難いか・・・。」

プラスに考えながら他のブロガーとタクシーで台北駅を目指すことに。

台湾時間24時20分、ホテルにチェックイン。

私は現在台中に住んでいるので、台北からさらに移動する必要があります。

しかしこの日はもう移動する気力がありません。

幸い翌日朝は特に予定がなかったので、台北に泊まることにしました。

シンガポールのブロガー・Mr.Brownがもともと予約していたホテルに私も泊まることに。

日曜の夜だったので他の客がほとんどおらず、すぐにチェックインすることができました。

(日曜の夜でラッキー!)

こうして私の忙しい一日がようやく終わったのです。

↑翌日無事に台中に着きました!

「台湾東部プユマ号脱線事故」に巻き込まれた私が今思うこと

今回の旅はずっとMr.Brownと行動を共にしていた

今回の旅はずっとMr.Brownと行動を共にしていた

ちょっとありきたりな感想かもしれませんが、書きます。笑

これまで私は、大きな病気や大きな事故を経験したことがありませんでした。

だからニュースで見る事件や事故が、どこか遠い世界の話のように思えたんですよね。

でも今回事故を経験して「人生はいつ終わるか分からない」ということを本当に強く実感しました。

緊急停車して動かないプユマ号の中で、Mr.Brownはゆっくりと力強く言いました。

「悔いのないように今日を生きよう。友達や家族や今日知り合った人に優しく接しよう。つまらないことで頻繁にケンカしていたら、ケンカばかりの人生になってしまう。怒りの感情は忘れて、大切な人と素敵な時間を楽しもう。」

旅のあいだ、彼からはずっと温厚なオーラを感じていました。

そしてこの時やっとその理由が分かりました。

彼は毎日をものすごく大切に生きている。

限りある人生を最大限に楽しもうとしている。

僕は若くて、性格がトガっている部分もたくさんある。

だからまだまだ彼のように生きることができないかもしれない。

それでもちょっとずつ彼のようになれたらいいな。

私はそんなことを考えながら、プユマ号の中に閉じ込められていました。

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