どうも〜、台湾在住のゴダ(@oogoda1)です。
ここでは台湾の携帯料金について、
「旅行者、出張者、留学生、ワーホリ、移住が、それぞれどう携帯を契約すれば得か?」
をまとめました。
これから台湾に住む人に参考にしていただきたいです。
はじめに:スマホ用語を超簡単に解説!
当記事を読みやすくするため、はじめにスマホ用語を解説します。
・SIMカード
→スマホに差し込んでネットにつなぐことができる小さなカード。携帯ショップで購入可能。
・プリペイド
→SIMカードの一種。使用量型と時間型があり、お金を払ったぶんだけ使える。
・GB
→ネットのデータ量の単位。文章のデータ量は少なく、動画のデータ量は多いです。
・4G
→第4世代移動通信システムの略。詳しい話をすると難しくなっちゃうので、今はとりあえず「高速で膨大なデータ量を扱うことができるネットの規格」と覚えておいてください。
台湾で携帯を契約する方法2つ→プリペイド、2年縛り契約
台湾で携帯を使用する場合、主に以下2つの方法があります。
①プリペイド
②2年縛り契約
プリペイドは、自分で好きなデータ量や使用日数を選ぶことができます。
データ量を使い切ったり使用日数が過ぎたら使えなくなります。
そして、使えなくなったらまたお金を払ってチャージします。
一方、現地採用で働いたり結婚で移住する場合は2年縛り契約もありです。
2年縛り契約も人によってはお得です。(後ほど詳しく説明します)
ただ、2年以内に解約すると違約金が発生するので注意してください。
台湾の携帯料金①:プリペイド(中国語:預付卡)
プリペイド型SIMは中国語で「預付卡」といいます。
ここでは主に、台湾の通信会社「中華電信」を例に説明していきます。
なお、中華電信で購入する場合、外国人はパスポートともう一つ身分証明書類が必要になります。
(パスポート+日本の運転免許証でいけるみたいです)
台湾の街中にある通信会社でプリペイドSIMを購入する
「中華電信」で購入する場合、最初は以下3つのプランから選ぶ必要があります。
300元で、ネットが180MB使えて、180日間有効のプラン
500元で、ネットが300MB使えて、180日間有効のプラン
1000元で、ネットが4GB使えて、180日間有効のプラン
これを使い切ったら、それ以降は以下のプランをチャージしていくことになります。
一番左にある赤は電話だけのプランです。
285元で300元分の通話ができ、180日間有効のプラン
460元で500元分の通話ができ、180日間有効のプラン
880元で1000元分の通話ができ、180日間有効のプラン
などが載ってますね。
つまり、ネットはしないけど電話をたくさんしたい人は赤のプランを購入すればOKです。
次に、真ん中にある青は容量型(中国語:計量型)のプランです。
350元で100元分の通話ができ、ネットが3.2GB使えて、60日間有効のプラン
300元でネットが合計3.2GB使えて、60日間有効のプラン
699元でネットが5GB使えて、120日間有効のプラン
1000元でネットが合計14GB使えて、180日間有効のプラン
※「立即折30元」は表示価格からさらに30元引きの意味
動画をよく見る人なら、5GBくらいはすぐに使い終えちゃいます。
ただ、街中にある無料Wi-Fiを使えば、容量型の契約でも十分持ちこたえることができます。
例えば、台湾のホテル、カフェ、レストラン、観光地には基本的に無料Wi-Fiが飛んでいます。
また、台湾の賃貸物件、学生寮、職場にも無料Wi-Fiがあることが多いです。
短期旅行にしろ、出張にしろ、ワーホリにしろ、語学留学にしろ、そういう無料Wi-Fiを駆使していけば、容量型の契約でも大丈夫です。
最後に、一番右にある緑は時間型(中国語:計日型)のプランです。
100元で、24時間データ無制限
300元で、72時間データ無制限
699元で、30日間データ無制限
※「立即折20元」は表示価格からさらに20元引きの意味
無料Wi-Fiが身近になかったり、無料Wi-Fiを探すのが面倒という人は、時間型のデータ無制限SIMカードを買うのもありでしょう。
細かいことを考える必要がなく、いつでもどこでも無制限にネットを使うことができます。
空港には短期旅行者向けのプリペイドのプランがある
空港には「300元でデータ使用量無限・3日間有効」のような旅行者向けプランが存在します。
空港には日本語ができるスタッフもいますので、最新の料金体系については空港で確認してみてください。
なお、空港プランは「毎月出張で3日間だけ台湾を訪れる人」や「2ヶ月に1回台湾旅行をする人」にもオススメできます。
ただ、そういう人は、上で紹介した120日とか180日有効のものを買って無料Wi-Fiを駆使しつつネットをやるのが、料金的には最もお得です。
台湾の携帯料金②:2年縛り契約
2年縛りの場合は、台湾の居留証を持っているか、台湾人の身分証を使って代理契約してもらわないと契約することができません。
よって、短期旅行者や出張者が契約することはできませんので、該当しない場合は読み飛ばしていただいて結構です。
なお、2年縛り契約は会社によって様々なプランが存在します。
全てのプランを紹介しているとキリがないので、ここでは私の例のみを紹介します。
わたしは毎月599元でデータ無制限
私は「台湾之星(T Star)」というちょっとカッコいい名前の会社で契約しています。
料金は毎月599元で、データ量無制限です。
電話代には制限がありますが、電話は主にLINEを使っているので関係ありません。
(LINEはネット電話ですからね)
毎月599元よりもさらに安いプランで契約している人も!
なお、世の中にはさらに安いプランで契約している人もいるみたいですね。
以下は、毎月488元でデータ無制限の人の例です。
遠傳電信の學生專案ってゆー、日本でいうところの学割ですね。
語学学生の時だったけど契約させてもらえました。大学入ってからネット使う時間増えたのでプラス100元出しましたけど、日本のはほんと使えないです。
日本でネット難民中。😭😅😀 https://t.co/Gj44VGTWLa— マリアの台湾ダイアリー(Maria@台湾留学中→🇯🇵夏休み帰国but出稼ぎ中) (@TaiwanMaria) September 2, 2019
すごい安いですよね。
台湾で学生をする予定の人は、2年縛りの学割プランも視野に入れましょう。
それから、毎月299元でデータ無制限というツワモノも発見しました!
亞太電信のパケホ+30分の無料通話付で299元の私が通ります🙆♀️ 台湾の地方都市に行くと電波が悪いので、1年契約終了後変えようかなーと思ってます😂笑
でも普段の生活ではあまり不自由ないですね!— ryo @🇹🇼Taipei (@ryo_lfmp) September 2, 2019
どうやって299元で契約したんでしょうね?
日本円でいうと、パケ放題で月1000円くらいってことですよ。
気になる人はツイッターでryoさんに質問してみてください。笑
(ケータイ会社は亞太電信みたいですね。)
わたしはなぜプリペイドを選ばなかったのか?
プリペイドって使い方によっては本当にお得だと思います。
でもわたしの場合、以下3つが決め手となり2年縛り契約を選ぶことになりました。
①わたしの部屋は大家さんがネットを通していない。
②わたしはサラリーマンではないので、職場のネットを使うことができない。
③リモートワーカーなので、移動が多い。ネットはどこでも無限につながるようにしたい。
このような理由から、プリペイドではなく2年縛り契約を選びました。
せめて大家さんが自宅にネットを通してくれていれば、プリペイドを選んでたかもしれませんが。
2年縛り契約だと携帯会社から豪華な家電製品がもらえる!
台湾で2年縛り契約をすると、携帯会社から豪華な家電製品がもらえます。
また、最初の2年縛りが終わり、次の2年契約の更新の際にももらえます。
(つまり、2年ごとにもらえます。)
台湾でケータイを2年契約するとタダで家電製品がもらえます📺📱
以下は、嫁と私がここ2〜3年でゲットした戦利品💪💪写真1:アップルのワイヤレスイヤホン
写真2:ブラウンのひげそり
写真3:フィリップスの炊飯器
写真4:知らないメーカーのミキサー複数の選択肢の中から自分が欲しい物を選べる✨ pic.twitter.com/6czp9VoeM6
— ゴダ@台中 (@oogoda1) August 20, 2019
どの家電製品も、自分で買うと数万円しそうなものばかりですよね。
毎月599元(日本円で約2000円)で、2年ごとに豪華な家電製品がもらえるのは本当に有り難いです。
※ツイッターでは「家電製品はいらないから携帯料金を安くしてほしい」という意見もありました。笑
台湾の通信会社・携帯料金まとめ
最後に簡潔にオススメプランをまとめます。
①1週間以内の旅行者
→空港で買えるプリペイドSIMがオススメ。②頻繁に台湾に行く出張者・旅行者
→街中で買えるチャージ型のSIMがオススメ。職場、カフェでは無料Wi-Fiに切り替えよう。
→ただし、いちいち無料Wi-Fiを探したりしたくない人は、空港プリペイドSIMがオススメ。③語学留学生、ワーホリ生(1年以内の滞在)
→街中で買えるチャージ型のSIMがオススメ。学校、職場、カフェ、寮、自宅では無料Wi-Fiに切り替えよう。④現地採用や結婚で移住した人(2年以上の滞在)
→2年縛り契約がオススメ。豪華家電ももらえて一石二鳥。
→自宅や職場に無料Wi-Fiがある人は、街中で買えるチャージ型のSIMもあり。
要するに、自分の身の回りに無料Wi-Fiがあるかどうかが決め手となります。
というわけで今回はここまで!
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