どうも〜、ゴダ(@oogoda1)です。
2018年10月に台湾の花蓮と台東を旅行しました。
花蓮ではクラフトビールを自分で作りまして、その体験がけっこう良かったです。
というわけで今回は、クラフトビールの手作り体験ができる「東豐拾穗」をご紹介します。
ざっくりいうと「東豐拾穗」では以下のことができちゃいます。
- 地元花蓮で収穫した麦を使って、ゼロからビール作りを体験できる。
- 自分の顔写真を瓶のラベルにできる。
- 自宅まで郵送してくれる。(海外もOK)
とにかく完全にオリジナルであり、個人的には最高の花蓮土産となりました。
ただ「東豐拾穗」は予約が必要であり、体験自体も数時間を要します。
また、交通の便もあまりいいとは言えないんです。
だから時間に余裕がある人のみオススメですね。
では、さっそく詳細をご紹介していくことにしましょう!
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花蓮のクラフトビール工場「東豐拾穗」とは?
東豐拾穗の歴史は民国85年(1996年)までさかのぼります。
東豐拾穗は民国85年(1996年)から有機米を育てており、現在は有機麦も栽培するようになりました。
また、経営者の曾國旗氏は民国106年に神農獎を獲得しており、花蓮ではかなり有名な有機農場となっています。
そして今日(こんにち)は、東豐拾穗で農業体験ができるだけでなく、クラフトビール作りも体験できるんです。
今回わたしはクラフトビール作りを体験しましたが、ここで収穫した麦を使ったビールは新鮮そのものでした。
甘くて濃厚なクラフトビアをいただくことができるんです!!
東豐拾穗のクラフトビア手作り体験
では実際のクラフトビール作りの様子をご紹介していきましょう!
①教室で麦とビール作りについて学びます
東豐拾穗に到着してすぐに、上の写真のような教室に通されました。
ここがクラフトビール作り体験をする教室のようです。
ゴダ「わ〜い、盛り上がる〜!!!」
次に講師のような方が出てきて、麦やビールの知識を座学で教えてくれます。
おそらく日本語の通訳はないですが、スライドに写真があるのでなんとなく意味が分かります。
②さっそく有機麦を入れてグツグツ煮ます
みなさん!
どうですか〜、これが花蓮の地元で採れた有機麦ですよ〜!!
と言っても普通の別の場所で栽培された麦と見分けつかないですよね。
でも香りは確かに最高で、ずっと嗅いでいたいくらいでした。
う〜ん、素晴らしい匂い!
引き続き、ひたすら麦を煮ます。
ただしここで注意したいことがあります。
麦を煮るときは、必ず水温を65度〜70度にキープしなければいけません!
じゃないとビールが美味しく作れないんだとか・・・
専門的な話は忘れてしまいましたが、麦の甘みが上手に出ないようなんです。
だから温度計を見ながら、コンロをつけたり消したりする必要があります。
けっこう単純な作業なんですが、気を抜いてると水温は一気に上がってしまいます。
隣のテーブルで作っていた人たちは、水温を高めすぎて麦の甘みが逃げていました。
(糖度を計る機械もあるので、自分のビールがどのくらい甘いかが分かる。)
③ホップを投入します
みなさん「ホップ」って聞いたことありますか?
これはビールの原料の一つで、ビール作りに欠かせない植物です。
ホップはドイツを中心とするヨーロッパ各地、アメリカ、アフリカなどで多く生産されています。
日本では北海道や東北で生産されているので、どちらかというと寒い地域で育つ植物なのかもしれませんね。
ちなみにホップを鍋に入れるタイミングは超重要です。
ホップを早く入れるとビールがかなり苦くなり、遅く入れると苦味がほとんど出ないんです。
それでもホップ入れのタイミングで失敗することはないので安心してください!
ホップを入れるタイミングはかなり重要なので、ここはさすがにスタッフが教えてくれます。
④麦のカスを鍋から取り出します
小一時間鍋を煮たら、鍋から麦を取り出します。
まあ取り出すといっても、布でこして、水分だけを残すといったほうが的確ですね。
もうこの時点でかなりビールの香りがします。
うーん、本当においしそうな麦とホップの香り!
最後はいよいよ発酵の準備に取り掛かります。
⑤クラフトビール試飲タイム
麦のカスを取り出したところで、クラフトビールの試飲タイムがやってきました。
これは工場側が準備してくれた2種類のビールになります。
写真左は甘めのビールでした。
写真右は苦みの強いビールでしたね。
どちらも美味しかったですが、ツマミがないので甘みの強いビールのほうが美味しく感じましたね。
東豐拾穗では試飲タイムがあるので、皆さんもどちらが美味しいか飲み比べてみてください。
⑥酵母菌を入れ、発酵の準備をします
ここまできたらあとは発酵の準備をするだけです。
とはいえ発酵の準備自体は超簡単。
まずは配布された酵母菌をビールの中に流し込みます。
それが終わったらテーブルの上に用意された器具を組み立てていくだけ。
こうすることで発酵がスムーズに行われる環境が整うそうです。
とはいえここから更に35日もの時間放置する必要があります。
だから当日すぐにビールが手に入るというわけではないんですよ。
ちゃんとスタッフさんに管理してもらえるのを期待して、この日は工場を後にしました。
クラフトビール体験から35日後、やっと自分のビールが家に届いたよ!
花蓮旅行から1ヶ月とちょっと経った頃。
クラフトビールのことなんて忘れていた頃に、やつはやって来ました。
そうです、発酵が無事に終わり、自分のビールが家に届いたんです!!!
ワクワクしながら開けてみると、中にはしっかり保護されたビールが入っていました。
完成されたクラフトビールは試飲会のときと似たような味でした。
ただ、手作りなのでやはり苦味と甘味が若干違うような気がします。
でも決してマズイわけではなく、逆にかなり美味しいと感じました。
試飲会で出されたクラフトビールと味が違うところが手作りっぽくて私は好きですね。
世界に一つしかない完全にオリジナルなクラフトビールの出来上がりです!!
花蓮・東豐拾穗でのクラフトビール作り体験まとめ
ホップこそドイツ製のものを使用しましたが、麦は花蓮現地のものを使用しました。
ビールの味はホップと麦と酵母菌で決まるので、ここでしか飲めない台湾のクラフトビールとなります。
他ではなかなか体験できないので、台湾東部に旅行する際はビール作りをするのもありでしょう。
ただ、参加人数は最低4人以上となっており、それ以上じゃないと体験会を開くことができません。(最大8人)
料金は2人1組で1600元であり、1人につき330mlのビールが3瓶もらえます。
それでは最後に、東豐拾穗の所在地など詳細のまとめです。
東豐拾穗
所在地:花蓮市玉里鎮東豐里棣芬71-3號
営業時間:7:30〜11:30、13:00〜17:00
電話番号:03-888-0181
フェイスブック:https://www.facebook.com/dongfon/
LINE ID:DONGFON193
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