どうも〜、ゴダ(@oogoda1)です。
先日、台中の「一中街」に行ってきました。
ここは日本に例えるなら台中の原宿のような場所です。
服屋さん・雑貨屋さん・屋台が軒をつらね、昼間から夜市のような雰囲気が楽しめます。
また、繁華街だけあって美味しい飲食店もたくさんあるんですよね〜。
で、実は今回、台中人からイチオシの飲食店をたくさん教えてもらっちゃいました。
結論、すっごく美味しかったですよ!おすすめ!
というわけで今回は「台中・一中街でイチオシのグルメ」です。
台中・一中街で断然イチオシの老舗グルメ3店
さっそくオススメグルメ店を紹介していきます。
一中街の詳細や行き方は最後で説明しています。
一中街オススメグルメ①:上和園滷味(滷味とアイスクリーム)
一中街のど真ん中にあるこの店。
場所が場所だけにいつもお客さんでいっぱいです。
なお本店は別の場所(東海別墅)にあるとのこと。
台湾中部では有名店のようです。
さっそく中に入ってみましょう。
店内には冷蔵庫がずらりと並んでおり、あとはレジとテーブルがいくつかあるシンプルなスタイル。
冷蔵庫に商品名が書かれた値札が貼ってあるのでそれを見ながら商品を手に取ります。
今回わたしが注文したのは、左から順に、
雞爪凍 1パック40元
雞翅 1パック35元
です。
基本的にどれを食べても美味しいですが、表向きにはこの二つが看板メニューのようです。
また、全体的に1パック25〜40元くらいなので、たくさん買っても高くなりません。
ちなみに肝心の味ですが・・・
買って大正解!
手が止まらなくなるほど美味しかったです!
簡単にいうと、醤油ベースのタレの煮物ですね。
お肉に味がしっかりついていてお酒のお供にぴったりでした。
しかも面白いことにここはアイスクリームもけっこう有名なんです。
これは「蓮心冰」という商品名で、レジのすぐ目の前の冷蔵庫に入ってました。
けっこうなサイズでたったの30元!
上和園滷味
営業時間:8時〜23時
定休日:なし
公式サイト:http://sanhoyan.idv.tw
一中街オススメグルメ②:山西刀削麵食館(刀削麺)
こちらは中華の定番「刀削麺(とうしょうめん)」が食べられるお店。
地元台中人いわく、ここも昔から台中人に親しまれてきた人気店とのことです。
当然ですが、ここの刀削麺は完全なる生麺です。
いつでも出来立てを食べることができ、必要あれば麺の太さまで注文できます。
左から順に
木須炒麵 70元
大滷湯(小) 25元
水餃 40元
です。
ちなみに店名にもなっている「刀削麺」ですが、
これは「包丁で削るように作った麺」という意味です。
つまり「刀削麺」は麺の種類のことなので、
メニュー名は刀削麺ではないけど麺はちゃんと刀削麺です。
というわけで私が注文した「木須炒麵」も麺はしっかり刀削麺でした。
長年の人気店ということで美味しかったです。
麺はもっちり太麺で、タレはややトロミがある中華風な印象。
(スープの大滷湯も美味しかったよ!海鮮出汁!)
山西刀削麵食館
営業時間:11時〜14時半、16時半〜20時半
定休日:なし
公式サイト:Facebookページ
一中街オススメグルメ③:一中豐仁冰(かき氷)
一中豐仁冰は一中街のややはずれにあります。
と言っても中心地から徒歩3分くらいなんですけどね。
ちなみに写真のテントみたいな屋台がそうです。笑
実際に店舗まで行くと分かりますが常に行列ができてるんです。
みんな「豐仁冰」しか注文しないので客の流れは非常に早いです。
ちなみにこの一中豐仁冰、創業は1946年です。
台湾としてはなかなか伝統があるお店ですよね。
その昔、地元の人たちが冬でも大行列ができているのを見て、
「みんなクレイジーだよ!」
と言ったそうです。笑
中国語でクレイジーは「瘋人」と書きます。
この「瘋人」と全く同じ発音の別の漢字をあてて「豐仁」としたのが店名の由来だそうです。
※豐仁冰の冰は「かき氷」の意味。つまり豐仁冰で「クレイジーかき氷」の意味。笑
これが噂の豐仁冰です。(1個35元)
台中のこの地で、70年以上親しまれてきた味です。
かき氷の部分は意外にも梅の風味がします。
甘酸っぱくて、どこか懐かしい味です。
台湾の暑い夏にぴったりですね。
あと、白いのは懐かしい味のするミルク風味のアイスクリームです。
この「どことなく懐かしい味」が地元人の心をつかみ続けている秘密なのでしょう。
上にのっている小豆も上手に炊けていました。
かき氷がわりと酸っぱいのでアクセントにちょうどいいです。
一中豐仁冰
台中市北區育才街3巷4-6號
営業時間:10時〜22時半
定休日:なし
公式サイト:Facebookページ
台中・一中街への行き方(アクセス)
一中街は範囲が広いですが、Google Mapで検索すると上の位置が表示されます。
ここは一中街のだいたい中心なので、ここを目指していけば間違いないです。
タクシーでもいいですが、一中街行きのバスも多くて便利です。
なお、台中駅(台中火車站)から歩くと30分以上かかります。
炎天下の中30分以上歩くとけっこう危険なのでオススメできません。
歩くことが好きで、日差しが強くない日なら、街並みを楽しみながら行けるかも?
一中街の由来。なぜ「一中街」なの?
このエリアには「台中市立台中第一高級中等学校(略して”一中”)」という高校があり、これが「一中街」の由来となっています。
なお、一中は台湾中部で一番頭のいい高校であり、台湾大学に合格するような生徒だらけらしいです。
日本に例えると、東大や京大にバンバン合格させるような超進学校というわけですね。
一中街には何本か大通りが通っており中友百貨というデパートもあります。
でも一本路地裏に入るとごちゃごちゃしていてこれがまた楽しいんですよね。
雑貨屋や服屋が多いですが品質はあんまりよくないはずです。
一中街の中心になぜか鳥居が立っていました。笑
ちなみに一中街は夜は夜市になり昼にはなかった屋台も営業を始めます。
昼と夜で雰囲気が違うため何度も行きたくなるスポットです。
最後に
台中の夜市といえば逢甲夜市が有名です。
しかし台中人が選ぶ台中最高の夜市はここ一中街夜市だそうです。
実際、昔から地元民に親しまれてきた名店が多く、本当に美味しいものでいっぱいでした。
また台中駅からのアクセスもいいので旅行者にオススメです。
次回台中旅行をする際はぜひ寄ってみてくださいね!
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