どうも、ゴダです。
今回は台湾の中国語検定「TOCFL/華語文能力測驗」について!
2011年から台湾に住んでますが、一度もTOCFLを受けたことがありませんでした。
TOCFLは主に台湾の大学に入学する際に提出を求められます。
台湾の大学を受ける予定がないためずっと必要性を感じていなかったのです。
しかし10年以上台湾に住んでおり客観的な実力が知りたくなっていました。
というわけでTOCFL受けてきましたよ!
実は受験日は2021年9月なのですが(笑)、
まだ受検の感想をブログに書いなかったので今回まとめます!
台湾の中国語検定「TOCFL(華語文能力測驗)」とは?
華語文能力測検(かごぶんのうりょくそくけん、正体字: 華語文能力測驗、拼音: Huáyǔwén Nénglì Cèyàn)は中華民国(台湾)教育部が実施する中国語を母語としないものを対象とした中国語検定試験。略称はTOCFL(Test of Chinese as a Foreign Language)。
引用元:Wikipedia
簡単にいうと、台湾政府が主催する外国人向けの中国語検定ですね。
日本には「中検」、中国大陸には「HSK」があるように、台湾には「TOCFL」があるというわけです。
TOCFLの特徴
試験時間は2時間。途中休憩はなく、早く終わったら退室できます。
会場は各地方の大学であることが多いです。日本でも開催されています。
イヤホンをして音声を聞き、パソコンを使ってマークシート形式で回答します。
出題される中国語は全て繁体字で、語彙も台湾での言い回しばかりです。
リスニングテストの音声も台湾華語の発音となっています。
(軽声の位置、トーン、アクセントが台湾風)
TOCFLのレベル分け
Wikipediaによるとレベル分けは以下のようになってます。
名称 | 英語名 | バンド | レベル | 語彙数 | 学習時間の目安 (台湾で学習した場合) |
対応するHSK | 対応する中国語検定 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
準備級一級 | Novice | Novice 1 | 150 | 30~120時間 | |||
準備級二級 | Novice 2 | 300 | |||||
入門級 (A1) | なし | A | Level 1 | 500 | 120~240時間 | 3級以下 | 準4級 |
基礎級 (A2) | Beginner | Level 2 | 1000 | 240~360時間 | 3~4級 | 3~4級 | |
進階級 (B1) | Learner | B | Level 3 | 2500 | 360~480時間 | 5~6級 | 2~3級 |
高階級 (B2) | Superior | Level 4 | 5000 | 480~960時間 | 6級以上 | 準1級~2級 | |
流利級 (C1) | Master | C | Level 5 | 8000 | 960~1920時間 | なし | 1級 |
精通級 (C2) | Master | Level 6 | 1920時間以上 |
Level1とか2は初級者レベルです。台湾の語学センター1年未満くらいの中国語力かな?
Level3とか4は中級レベルです。外国人が台湾の大学を受けるにはこのレベルが求められます。(大学や学部によって求められるレベルは異なります)
Level5とか6は上級レベルです。このくらいあれば中国語を使って仕事ができると思われます。
TOCFL申し込み方法
日本会場(仙台、東京、横浜、名古屋、大阪、広島、那覇)で受検する方は以下サイトから。
台湾会場で受検する方は以下サイトから。
で、ゴダのTOCFLの結果はどうだった?
結果はLevel5(C1)でした。
ちょっと言い訳すると、Level6(C2)まであと5点という僅差でした。
普段中国語の勉強はしてませんし、TOCFLの対策もせずにいきなり受検しました。
それを考えると当然の結果かなと思います。
しかし台湾に10年以上も住んでるのにLevel6取れなかったのは残念です。。。
翻訳とか通訳の仕事してる割には、って感じですね。
中国の歴史書や物理学に関する文章が出題されかなり難しく感じました。
たぶん語彙量を増やしてから挑まないと受からないですね。
TOCFL受検の注意点
- 試験時間は2時間ぶっ通し。トイレに行けないので試験前の飲み物は控えましょう。
- 試験中に手元のスマホやアラームが鳴ると失格です。
- Level5(C1)までなら教科書の内容で十分対応可能です。
- Level6(C2)では教科書に載っていない内容(時事用語や成語など)も問われるので、普段の生活で幅広い語彙を身につける必要があります。
TOCFLの模擬試験が無料で公開されています!
え?ここまで読んで、TOCFLの試験内容が気になるって?
以下のTOCFL公式サイトで模擬試験が無料で公開されています。
BandAからBandCまで(Level1からLevel6まで)、たくさんの問題が掲載されています。
力試しに一度やってみてくださいね!
それから、YouTubeにもTOCFLのリスニング問題が多数アップロードされてますね。
ここでは動画一つだけ紹介しますが、YouTubeで検索するとまだまだアップされてます。
無料の教材だけでもこれだけ揃っているので、TOCFLを受講する人はぜひやってみてください。
え?ゴダは今後どうするかって?
もちろんLevel6(C2)とりたいですよ!
勉強してまたトライしますので、再度結果を報告しますね!
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