どうも〜、ゴダです。
今回は中華民国経済部様のご依頼で、台中郊外の「大坑」を紹介します。
大坑は登山や温泉が楽しめる台中人憩いのスポットです。
台中の陽明山とも呼ばれており、台中人が近場で自然を満喫できる場所です。
大坑はマイナーだけど個人的にいいスポットがあると感じます。
よって、今回の記事で私のオススメを紹介していきます。ぜひ参考にしてください。
※行き方は記事の最後で紹介しています。
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台中郊外のスポット「大坑」とは?
大坑風景區は台中市政府が1976年に整備を完了させた景観エリアです。
台中の陽明山と呼ばれており、休日には多くの台中人が訪れます。
訪問の目的は、登山、温泉、キャンプ、グルメ、ドライブなど様々です。
外国人向けに整備されてはないですが、台湾人が過ごすローカルな休日を味わうことができますよ!
台中大坑のおすすめ観光地を紹介!
大坑風景區九號步道(九號登山歩道)
大坑にはいくつか登山口があります。
写真はそのうちの一つ「九號步道」です。
九號步道は坂が急ではなく、もっとも初心者に適した登山道です。
旅行者でも気軽に登ることができます。
途中休憩できる店があって、水煎包(蒸し焼き肉まん)が食べられるようでした。
ローカルな雰囲気がものすごいですよね!!
台中市が見渡せる展望台がいくつもあります。
落ちると危ないので注意しましょう。
こうして見てみると台中市って本当に都会ですよね。
いつもとは違う角度からビル群を眺めることができて大満足でした。
大坑風景區(九號登山步道)
和平里921地震公園
九號步道のとなりに「和平里921地震公園」という公園があります。
1999年9月21日に台中を襲った震度7の大地震を記録するため、断層の真上にこの公園をつくったそうです。
公園内には当時地震によって破壊されたものが残されています。
被害の大きさをリアルに感じ、台湾の過去を知ることができます。
和平里921地震公園
東東芋圓(イモのデザート)
九號步道や地震公園から徒歩12分ほどの位置にある地元で有名なイモデザートのお店です。
写真を見ると分かりますが、連日人でごった返し、外には車の列ができています。
サツマイモやタロイモで作った甘いモチがたくさんのっています。
その下にはイモペースト、仙草ゼリー、蜜漬けパイナップルなどが入っており、異なる甘さや食感が楽しめます。
注文方法はシンプルでして、カウンターに並んで、順番が来たらメニューを手に取り、食べたいものにチェックをして店員さんに渡して会計するだけです。
一つ50元という値段も嬉しいですよね。
東東芋圓
欧客佬咖啡大坑店(カフェ)
お土産用のドリップコーヒーが買える台中の有名なカフェです。
アフリカ、カリブ海、中南米などの豆を輸入し、独自に加工して商品化しています。
九號步道や地震公園から近いので、台湾人に紛れて休憩をしたり、お土産を買ったりするといいでしょう。
ドリップコーヒーは1パック数十元程度であり、まとめて買うと安くなります。
欧客佬咖啡大坑店
劉小姐潤餅大坑店(台湾風生春巻き/ラップ)
劉小姐潤餅大坑店は九號步道や地震公園から徒歩5分ほどの位置にある潤餅のお店です。
潤餅は台湾風生春巻きと訳され、野菜、卵、ハム、もやし、シイタケ、キャベツ、チャーシュー、切干大根、豆乾、ピーナッツ粉などの具材をモチモチした薄皮でラッピングした料理です。
このとおり、野菜たっぷりのヘルシーな屋台フードであり量が多いので腹持ちもいいです。
鮮度はよく、地元民から人気です。
登山前に買って山頂で食べると、気分はまるで台中人です!笑
劉小姐潤餅大坑店
蓮荷御品齋素食百匯餐廳(台湾風ベジタリアン料理の食べ放題)
蓮荷御品齋素食百匯餐廳は地震公園から徒歩11分ほどの位置にあるベジタリアン料理のお店です
完全食べ放題制であり、日本では見ることがない台湾風ベジタリアン料理が食べられます。
特徴的なところでいうと、マンゴーのピザ、香椿(中華圏でよく食べられる風味の良い春野菜)のチャーハン、ゴーヤなど南国野菜の炒め物、漢方のスープ、各種中華風デザートなどがありました。
台湾はベジタリアン料理が非常に発達しており、日本や欧米にはない独自の発展を遂げた料理が多いです。そんな台湾のベジタリアン料理を満腹になるまで楽しむことができます。
私はこの店に何度も行っています。本当に美味しいと思うのでぜひ行ってみてください。ただ、休日に行くと確実に並ぶので、できれば早い時間か、それか平日に行くといいでしょう。
<価格>
平日:成人420元、子ども200元、出家人300元
休日:成人450元、子ども250元、出家人300元
※サービス料+10%
蓮荷御品齋素食百匯餐廳
台中日光温泉会館(温泉ホテル)
台中日光温泉会館は大坑登山口からさらに山を登って行ったところにある温泉ホテルです。
宿泊、日帰り風呂、食事など、様々な目的で滞在することができます。
①大浴場+ランチorディナー 平日一人888元/休日一人999元
②大浴場+アフタヌーンティ 平日一人750元/休日一人850元
③個室風呂+アフタヌーンティ 平日二人2100元/休日二人2500元
④個室風呂+ランチorディナー 平日二人2500元/休日二人2900元
⑤大浴場+鍋料理 平日一人699元/休日一人799元
⑥個室風呂+鍋料理 平日二人1999元/休日二人2499元
台湾は気候が暑いということもあり、個人的には日本の温泉の方が気持ちよく、施設自体も日本の方がすごいと感じます。
ただ、台湾に根付く温泉文化を体験してみるという意味ではオススメです。「台湾のいろんな側面が知りたい!」という台湾旅行マニアさんはぜひ行ってみましょう!
台中日光温泉会館
紙箱王創意園區(紙のテーマパーク)
紙箱王創意園區は紙のテーマパークです。
園内には紙で作られたピサの斜塔、エッフェル塔、オランダの水車、東京タワーなど世界の建築物が展覧されています。
もちろん、園内の椅子や机も全て紙で作られており、動く機関車も紙製です。
なお、雨に濡れても大丈夫なように加工されているので、その点については心配する必要はありませんよ。
<料金>
入場料:1人200元
紙の機関車:1人50元
紙箱王創意園區
台中大坑の位置とアクセス(行き方)
大坑は台中の市街地の東に位置しています。
どの方面から行くにしろ、まずは火車で「松竹站」まで行きましょう。
そして、「松竹站」で下車したあとは922番のバスで「台電東山所」というバス停まで行きます。(17分(15駅))
ただ、バスは本数が少なくて時間がかかるので、「松竹站」からタクシーで直接大坑へ行くのもいいでしょう。タクシーは130元もかからないと思います。
最後に(当記事は中華民国経済部様とのコラボ企画でした)
今回は台湾経済部(日本の経済産業省に相当)中小企業処様からのご依頼で大坑を紹介させていただきました。
コロナ後に実際に現地を訪れ、ぜひ大坑を応援していただきたいと思います。
同じく経済部様のご依頼で取材した他の記事になります↓
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