
香港オクトパスカードを空港で購入、チャージ、有効期限、払い戻しまとめ
どうも〜、ゴダ(@oogoda1)です。
ここでは香港の交通カード「オクトパスカード(八達通)」について紹介します。
具体的には、種類、購入場所、チャージ方法、使い方、払い戻し方法を丁寧にまとめました。
この記事が皆さんの参考になることを願っております!
※本文中の「ドル」は「香港ドル」の意味です。2018年8月現在、1ドル=約14円です。
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オクトパスカード(八達通)ってなに?

香港オクトパスカード(八達通)
香港で使えるチャージ式の電子マネーです。日本でいうSUICAやPASMOに相当しますが、もうちょっと使える範囲が広くて便利なイメージです。
オクトパスカード(八達通)はなぜ必要?
オクトパスカードがあると公共交通機関やお店での支払いがスムーズになり、交通費が少し割引されるからです。
香港ドルには0.1ドルや0.5ドル硬化もあり、現金でいちいち支払いをしていると大変です。
とくにバスやMTRに乗るたびにいちいち小銭を数えていたら本当に面倒くさいんですよね。
また乗り物や距離にもよりますが、オクトパスカードを使うと交通費が少し割引されます。
具体的には、尖沙咀駅から中環駅までは通常11ドルですが、オクトパスカードを使用すると10ドルになります。
ちょこっとの差に感じますが、これが往復だと2ドルの節約になり、1週間毎日移動すると14ドルの節約になります。
14ドルあるとドリンクくらいは変えちゃうので、コレってけっこう大きいんですよね。
オクトパスカード(八達通)でできることは?
主に交通機関やお店の支払いに使用することができます。
オクトパスカードが利用できる交通機関や商店を以下にまとめました。
<香港の交通機関>
地下鉄(MTR)、バス(巴士)、緑色、一部の赤色ミニバス(小巴)、香港トラム(電車)、ライトレール(軽鉄)、スターフェリーなどのフェリー路線(渡輪)、ケーブルカー(山頂纜車、ピークトラム)、エアポートエクスプレスなどの支払い。
<香港のお店>
コンビニエンスストア(便利店)、コーヒーショップ、レストラン、自動販売機、証明写真撮影機、公衆電話などの支払い。
<香港外での使用>
中華人民共和国深圳市やマカオの一部商店でも支払いに使用できる。
参考:Wikipedia
オクトパスカード(八達通)の種類と購入金額

オクトパスカード公式サイトにあるカードの種類と購入金額
Child – 子どもカード:70ドル(約988円)
Adult – 大人カード:150ドル(約2118円)
Elder – お年寄りカード:70ドル(約988円)
Personalised – 個人カード:100ドル(約1412円)
※個人カードは旅行者には関係ありません。
子どもではない一般的な旅行者の場合は、大人カードを購入することになります。
また、上記カードには全てに50ドルのデポジット金が含まれています。
つまり、大人カードを150ドルで購入した場合、最初は100ドルがチャージされている状態で手渡され、残りの50ドルはカード払い戻しの際に返してもらえるというわけです。
払い戻しの方法については当記事の下の方でまとめていますので、興味がある方はぜひ参考にしてみてください。
オクトパスカード(八達通)の購入方法・空港売り場

②空港の「機場快綫(Airport Express)」の窓口
オクトパスカードは以下のどちらかで購入することができます:
①地下鉄(MTR)各駅の「客務中心(カスタマーサービスセンター)」窓口
②空港の「機場快綫(Airport Express)」窓口
もちろん地下鉄駅(①)と空港(②)のどちらで購入してもいいです。
ただオクトパスカードは空港から市内にいくために早速使用します。
だから多くの旅行者にとって、空港に着いてすぐ空港窓口(②)で購入するのがベストでしょう。
なお、空港窓口(②)は香港国際空港内に複数あります。
というわけでテキトーに歩いてもどこかの窓口が簡単に見つかります。
また、エアポートエクスプレスに乗るつもりのない人でもオクトパスカードの購入ができます。
「Octopus card,please」と言って150ドルの大人用カードを指させば簡単に購入できます。
オクトパスカード(八達通)のチャージ方法
大人用オクトパスカードを購入したら、デポジットの50ドルを引いた100ドルが使える額となります。
しかしこの100ドルを使い終えたら当然自分でチャージする必要がありますよね。
というわけでここでは地下鉄(MTR)の駅でオクトパスカードをチャージする方法を説明します。
チャージ機は英語と中国語しか表示できないけど操作は驚くほど簡単です。
外国語が分からなくても絶対にできるので安心してください。
①地下鉄(MTR)駅にあるチャージ機を探す

地下鉄(MTR)駅構内の切符販売機横にある機械がチャージ機です(赤矢印の機械)
地下鉄(MTR)駅構内の切符販売機横にある機械がチャージ機です(赤矢印の機械)。

チャージ機には「增值機」と書いてある。
チャージ機は切符販売機と非常に似ていますが、上に「增值機(Add Value Machine)」と書いてあるので簡単に見つけられます。
②オクトパスカードにチャージ金を入れる

オクトパスカードを左上の穴に挿入します

残金が表示される
オクトパスカードを挿れると画面に残金が表示されます。

チャージしたい金額を左下の穴から入れる
チャージしたい金額を左下の穴から入れる。
チャージ機は50ドル札と100ドル札しか受け付けないので注意しましょう。

「100元が挿入されましたよ」と表示される
すると画面に「100元が挿入されましたよ」と表示されます。
残金も100元増えていることを確認します。
③チャージを確定し、カードを受け取る

確定ボタンを押す
チャージ額に問題がなければ写真中央の確定ボタンを押します。

カードが出てくる
チャージされたカードが出てくるので、それを受け取って終了です。
お疲れ様でした!
ちなみにチャージしたいお札を間違えたときは、途中で操作をキャンセルすることも可能です。
<補足>
オクトパスカードへのチャージはコンビニでも可能です。
コンビニでチャージする場合は店員さんにお願いする形になります。
機械が苦手な人や地下鉄駅が遠い人はコンビニでチャージしましょう。
オクトパスカード(八達通)の使い方

感応部分に「ピッ!」とかざすだけ

MTRの改札には赤丸の場所に感応部分があります。
スイカやパスモと同じで、センサー部分にオクトパスカードを「ピッ!」とかざすだけです。
本当にコツも何もないので、深く考えずに「ピッ!」とやっちゃってください。笑
ちなみにセンサー部分にはオクトパスカードの絵が描いてあります。
わりと簡単に見つけられるので安心してください。
オクトパスカード(八達通)の払い戻し方法

空港の「機場快綫(Airport Express)」の窓口
オクトパスカードは以下のどちらかで払い戻すことができます:
①地下鉄(MTR)各駅の「客務中心(カスタマーサービスセンター)」窓口
②空港の「機場快綫(Airport Express)」窓口
帰国時になってもオクトパスカード内のお金を使いきれないことがあります。
その場合はオクトパスカードを払い戻して、残金とデポジット50ドルを回収しましょう。
払い戻しができる場所は購入時と全く同じで、上記の地下鉄駅(①)と空港(②)になります。
ただ、大部分の人が帰国時に払い戻しすると思うので、基本的には空港(②)を利用することになるでしょう。
実際、わたしも香港を離れる際に空港の窓口(②)で払い戻しを行いました。
手続きはものすごくシンプルで「refund」と言ってオクトパスカードを差し出すだけ。
あとは窓口のスタッフさんが残金を調べ、デポジット金50ドルと一緒にお金を返してくれます。
なお、大人用のオクトパスカードは購入してから90日未満は払い戻し手数料が9ドルかかります。
また、カード内に残金が500ドル以上残っている場合はデポジット金50ドルはその場で返金され残金は後日払い戻しということになります。
また、オクトパスカードが破損した場合はデポジット金50ドルから30ドルが差し引かれて20ドルになり残金とともに後日小切手で郵送されます。
結論、500ドル以上の大金をチャージせずまた破損をせずに普通に使用していれば面倒なことはありません。
オクトパスカード(八達通)の有効期限
オクトパスカードは最後に使用してから1000日を超えると使用できなくなります。
ただ、また使えるようにしたい場合は、地下鉄や空港の窓口で直してもらうことができます。
上記の通りです。
まだ残金があるのにカードの有効期限が切れてしまったという人もいると思います。
だから残金があるオクトパスカードを日本に持ち帰るのはオススメしません。
空港で払い戻しすることを忘れないようにしましょう。
「エアポートエクスプレス+3日間交通機関乗り放題」ができる旅行者向けオクトパスカード
ここまでで紹介したオクトパスカード以外にも、旅行者向けの特別なオクトパスカードが用意されています。
旅行者向けの特別なオクトパスカードは以下の2種類。
①エアポートエクスプレス片道+3日間交通機関乗り放題:250ドル(約3531円)
②エアポートエクスプレス往復+3日間交通機関乗り放題:350ドル(約4943円)
※いずれもデポジット金は50ドルです。
※交通機関には、MTR、軽鉄、香港バスが含まれます。
①と②の違いは、エアポートエクスプレスが片道か往復かの違いですね。
エアポートエクスプレスは大人片道キップがだいたい100ドル(約1412円)なので、往復で200ドル(約2824円)前後ということになります。
つまり、①は250ドルのうち100ドルがエアポートエクスプレスの料金となるので、残りの150ドルでMTR乗り放題を買ったということになります。
MTRの料金は、もちろん区間にもよりますが、尖沙咀から旺角で5.5ドル、尖沙咀から中環で10ドル前後となります。
だから3日間のうちにどれくらいMTRに乗れば元が取れるかは、計算すればなんとなく分かりますよね。
「毎日どのくらいMTRやバスに乗るのか」「どこからどこまで行きたいのか」などを事前に計画し、旅行者用オクトパスカードを買うかどうかを決めたいものです。
参考資料:香港地下鉄価格表2018年(オクトパスカード未使用時)
参考資料:香港地下鉄価格表2018年(オクトパスカード使用時)
ちなみにエアポートエクスプレスと3日間乗り放題以外はまったくお金が入っていません。
自分でチャージをしないとお店で支払いをすることができないわけなんです。
個人的には「あまり使い勝手がいいとは思えないカードだよなぁ」と思います。
でも自分でチャージするのがめんどくさかったり、MTRに乗りまくりだったり、あれこれ考えるのが面倒くさいという人にはかなりオススメです。
また、旅行者用オクトパスカードの購入場所や払い戻し方法は普通のオクトパスカードと全く同じです。
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▼参考記事



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