どうも〜、ゴダ(@oogoda1)です。
先日、1年間住んだ新北市永和区の家を退去しました。
しゃあねぇ、引っ越すか!
(新北市頂溪、これで14000元。) pic.twitter.com/BvOTZHgTfH
— ゴダ(@oogoda1) 2018年3月10日
理由は別の記事でまた説明しますが、簡単にいうと長期で東南アジア旅行をするためです。
なお、これで台湾国内での引っ越しは5回目。
台南 → 高雄西子湾 → 高雄新堀江 → 新北中和 → 新北永和
と移動してきて、台湾での引越し経験はわりと豊富なつもりです。
というわけで今回は台湾の引っ越しについてまとめました!
台湾の引っ越し費用・業者選び
まず最初にしなければいけないことは業者選びです。
台湾には本当にたくさんの引越し業者がおり、数人でやっているような小さな業者から大企業まで様々です。
もちろん一つ一つを紹介するわけにはいかないので、ここではネットの検索結果を簡単に比較してみました。
業者①:成品優質搬家公司
まずはグーグル検索で一番上に出てきた「成品優質搬家公司」の費用から。
ここの費用について、トップページに以下のような記載がありました。
【荷物積みは自分で、搬送は業者さんにやってもらえるセルフプラン】
トラックの大きさ | 費用 | 運べる量(参考) |
1.75トンの小型車 | 1,500元(約5,474円) | シングルベット、小型冷蔵庫、扇風機、テーブル、衣類 |
3.49トンの中型車 | 1,800元(約6,569円) | ソファ、冷蔵庫、パソコンデスク、ダブルベット、扇風機、テーブル、洗濯機、電子レンジ、タンス、中型テレビ、パソコン、衣類 |
【荷物積みから搬送までを全てやってもらえる個人プラン】
トラックの大きさ | 費用 | 運べる量(参考) |
1.75トン | 2,000元(約7,299円) | シングルベットマット、小型冷蔵庫、扇風機、小型テレビ、テーブル、衣類 |
3.49トン | 3,500元(約12,774円) | ソファ、冷蔵庫、パソコンデスク、ダブルベット、扇風機、テーブル、洗濯機、電子レンジ、タンス、中型テレビ、パソコン、衣類 |
ちなみに上記はすべて台北市内同士の引越しの料金です。
短距離移動なので「へぇ〜安い」と思わないようにしましょう。
(他県への引越しの場合は追加で費用が発生する。)
また、台湾は家具がついてる家がほとんどです。
荷物が少ない人は1.75トンでも済むかもしれません。
見積もりの際に業者さんとしっかり話し合って決めたいですね。
業者②:富寓搬家公司
こちらも検索上位に出てくる業者。
ホームページには以下の見積もりが載っていました。
<費用の計算例>
台北市大安區のエレベーターがある建物の3Fから台北市中正區のエレベーターがある8Fまで、3.5トントラック3台で運んだ場合、トラック1台につき3,000台湾元(約10,949円)なので、合計で9,000元(約32,849円)となります。
原則、距離が遠ければ遠いほど、階層が高ければ高いほど、トラックが大きければ大きいほど、運送費用は高くなります。
こちらは3.5トントラック1台で3,000元とのこと。
①で紹介した業者が3.49トントラック1台で3,500元だったので、だいたいこれくらいが相場なのでしょう。
ここまで紹介した業者はどちらもネット上に情報の多い大企業です。
町の小さな業者さんはもっと安いので、私としてはそちらをオススメしたいですね。
業者③:町の小さな引越し屋さん
数人でやってるような小さな業者にたのむと、上記よりも安い金額でやってくれます。
私は過去に、高雄市から新北市に大きめのダンボール箱を15個運んで7,000元(約25,549円)くらいで済んだことがあります。(長距離なのにこれは安い!)
なお、こうした業者はホームページがなく見つけにくいです。ですが台湾ではアパートの廊下や階段にこうした業者の広告が貼ってあるのをよく目にします。
地域密着型なのでオフィスも近所にあり、すぐに対応してくれて非常に便利です。
上手に節約する方法
台湾の郵便局や宅配便を利用して節約することもできます。
郵便局で20キロの荷物を送る場合、同じ県内なら135元(約491円)、県をまたぐなら145元(約527円)で郵送してくれます。
このとおり郵便局はかなり安いですが、自分で郵便局まで持っていかないといけません。だから荷物が少なく車がある人に向いてるでしょう。
ただ、郵便局は引越しのために存在しているわけではありません。一度に大量の荷物を送ったり引越しだとバレたら怒られるので気をつけましょう。
なお、宅急便には荷物を自宅まで取りに来てくれるサービスがあります。これは自分で車を手配できない人にオススメですね。
当然ですが、これも引越し用の制度ではありません。だから一般の引越し並みに大量の荷物を送ると怒られます。ものが少ない人に向いてますね。
私は今回の引越しで宅配便を利用し大きめのダンボール箱を5つ送りました。
台北から台中への運送で1500元程度でした。(約5,474円)
引越しの流れ
台湾での引越しの流れを簡単に説明します。
①業者選び・見積もり
業者を見つけたらまずは電話をし、荷物の量、移動距離、エレベーターの有無などを伝えましょう。
そしたら見積もりを出してもらえますよ。
電話は全て中国語で行われるので中国語に自信がない場合は台湾人にお願いしましょう。
②荷造り
引越し日が決まったら、それまでに荷造りを済ませます。
荷造りといえばダンボールですよね。台湾でもコンビニやスーパーでもらえるので、一度店員さんに声をかけてみましょう。
台湾には廃品回収をリサイクルして小銭を儲けている人がたくさんおり、なかなかダンボールが見つからないこともあります。
荷造りは計画的に。余裕を持って始めましょう。
ダンボールは引越し業者さんから買うこともできます。大きいものでだいたい1つ15元(約54円)といったところでしょうか。
運が良ければ無料でもらえることもあるので、最初は「いくらですか?」ときかない方がいいですよ。実際わたしも無料でもらったことがありますし(笑)
③引越し当日
当日はぶっちゃけやることがあまりありません。
予定時刻になったら業者さんが来て、搬送してもらうだけです。
流れとしては日本と大きな違いがあるわけではないです。
台湾の引越し業者さんはガラのよくない人が多く、風貌がチンピラ風の人が多いです。
もちろんこちらはお客さんなので何が害を与えられるということはないと思いますが・・・。
それでも当日にあった時はびっくりするかもしれません(笑)
なお、台湾では不動産仲介業者を通して賃貸することはあまりないです。
引越し業者が帰ったら大家さんに鍵を返して終わり。
これで引越しは終了です。お疲れ様でした!
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