
台湾在住者が名古屋名物・台湾カレーを食べてみた!メニュー&犬山店
こんにちは、ゴダです。
昨日、気温20度の日本から気温33度の台湾に帰ってきました。
また夏が戻ってきた感じがして、ずっと脳内でTUBEの「season in the sun」が流れています。
さて余談はこの辺にしておき本題に入りたいと思います(笑)
最近名古屋では「台湾」がつく食べ物が増えています。
中でも有名なのが「台湾ラーメン」や「台湾まぜそば」。
これらは名古屋だけじゃなく東京にもあるので、知っている人も多いことでしょう。
しかし噂によると最近は「台湾カレー」なるものが名古屋で流行っており、わたしの実家付近にもあるというではありませんか。
というわけで愛知に帰省したついでに「台湾カレー」を食べてきました。
愛知出身・台湾在住者としては取材しないわけにはいかないですからね!
果たして「台湾カレー」の味やいかに・・・!?
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この文章を読んでほしい人
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台湾カレー犬山店に行ってきました!

県道64号線沿いの台湾カレー(犬山店)
わたしが今回行ってきたのは「元祖・台湾カレー犬山店」。
どうやらここは台湾まぜそばの老舗「麺屋はなび」の系列店のようです。

「元祖・台湾カレー犬山店」の店構え
「台湾ラーメン」や「台湾まぜそば」は色々な会社が販売していますが、台湾カレーが食べられるのはここだけ!
でもホームページを見ると愛知県にはすでに4店舗あり、国内だと他に大阪に1店舗、海外だとソウルに1店舗あるみたいです。
また、ちょっと今回は写真がないのですが、わたしは過去に名古屋大須店(※)にも行っています。
味や店内の雰囲気は基本的に犬山店と同じでした。
※店舗情報や所在地については当記事の一番最後で説明します。
※大須店は2018年1月に閉店となりました。
愛知県内に4店舗、大阪に1店舗、韓国のソウルに1店舗あるようです。
台湾カレーのメニュー注文・会計は券売機で

台湾カレーの券売機。メニューが全部のっている。
店に入ってすぐに券売機がありました。
ですので注文・会計はすべてこの券売機で行うようです。
ピリ辛の肉味噌がのったカレーに卵黄と九条ネギがトッピングされているものが基本メニューのようですが、
お好み次第で卵黄をなくしたり唐揚げやコロッケやトンカツをトッピングしたりできるようでした。
また辛さやご飯の量の調節もできたので、辛いものが苦手な人や少なめ希望の人にも優しいメニューとなってました。

唐揚げ台湾カレー 辛さ★★★
色々悩んだ結果、わたしは唐揚げが2つのった台湾カレーのご飯少なめをチョイス。
元値は970円ですが、ご飯を少なめにしたら50円割引になって920円になりました。
中にはご飯少なめにしても料金が変わらない店もあるのでこれは嬉しいですよね。
操作はシンプルだが、トッピングの種類が多いので注文に時間がかかる。
オススメはベーシックな台湾カレーに、唐揚げかトンカツをのせたパターン。
「元祖台湾カレー」の店舗内の雰囲気はまるでラーメン屋のよう

「元祖台湾カレー」の店舗内の雰囲気
店内はすべてカウンターになっていて、横一列に座るスタイルでした。

テーブルの上には調味料がたくさん
また、テーブルの上には、ソース、ごま、こんぶ酢、香りスパイス、キムチなどのトッピングが置いてあります。

キムチ食べ放題

後からトッピングを単品で注文することもできる
券売機もそうでしたが、雰囲気がラーメン屋そのものです。
やはりここはラーメン屋が監修しているだけあって、経営のシステムやアイデアはラーメン屋そっくりでした。
だから券売機があったり、カウンターで食べたり、トッピングがたくさんあったりと、雰囲気はまるでラーメン屋のようでした。
肝心の台湾カレーの味はいかに!?

台湾カレー+唐揚げ2つ(ご飯少なめ)
台湾カレーに唐揚げを2つ加えたものを注文しました。
カレーの味自体はレトルトっぽくて、特に美味しいとは感じませんでした。
これならCoCo壱番屋の方が美味しいかもってレベル。
一般のカレーの辛さはスパイスの辛さなのですが、ここは違います。
スパイスの辛さに加えて唐辛子の辛さも加わりとてもユニークな味となっています。
かなり辛かったので、辛いのが苦手な人は絶対辛さ調節した方がいいですよ。

台湾カレー断面図
ちなみに断面図はこんな感じ。
わたしはこのあとゴマと昆布酢をかけて卵を潰して食べてみました。
すると味がだいぶマイルドになってかなり食べやすくなりました。
相変わらずカレー自体の味はたいして美味しくはありませんが、風味が変わってユニークな味がします。

唐揚げはかなりデカイ
そして肝心の唐揚げなのですが、衣はサックサクで肉はプッリプリ。
しかも見ての通りサイズはかなり大きいので、これで1個90円はお得です。
唐揚げに関しては大満足。かなり美味しかったですよ。
だから辛いのが苦手な人は最初に辛さ調節をすべき。
また、こんぶ酢やごまをかけると味をマイルドにし、風味を変えることもできます。
唐揚げはかなり美味しいのでオススメです。
元祖台湾カレーの味や雰囲気の感想
上に書いた通り、味自体はCoCo壱番屋の方が美味しいかなといったレベル。
でも辛いのが好きな人とか台湾まぜそばの肉味噌が好きな人なら、もしかしたら気にいるかもしれません。
また、トップング類は全て美味しい可能性があるので、台湾カレーを食べるなら一緒に注文することをお勧めします。
なお、店舗の雰囲気はラーメン屋のようで男性向けでした。
実際わたしが行った時も客は全て男性。女性が一人で入るには抵抗があるのかもしれません。
ですが今回行った犬山店には若い女性店員がいて、丁寧な接客をしてもらえました。
「台湾カレー」の名の由来
台湾には「台湾カレー」という食べ物はありません。
そう、みなさんご存知でしょうが、台湾カレーは名古屋発祥なのです。
ではなぜ台湾カレーのことを台湾カレーと呼ぶようになったのでしょうか?
これにははっきりとした理由があります。
名古屋にはもともと「台湾ラーメン」というご当地料理がありました。

台湾ラーメン(味仙公式ホームページより)
これは名古屋で台湾料理屋を経営していた台湾人店主が、1970年代に台南の担仔麺を元に作ったのが始まりと言われています。
豚挽き肉・ニラ・長ねぎ・モヤシなどをトウガラシで辛く味付けして炒めた具が特徴的であり、長年愛知県民に愛されてきました。
そして、なぜかここ数年になってこの辛い肉味噌をトッピングした「台湾まぜそば」が流行り出します。
このブームの火付け役もラーメン屋の「はなび」と言われており、今では台湾まぜそばは全国区になる程まで人気になりました。
そしてのちに、上に辛い肉味噌がのった「台湾シリーズ」ということで「台湾カレー」も登場しました。
これも愛知県内で密かなブームを起こしており、その店舗数を着実に増やしているのです。
台湾人の台湾カレーへの反応は?
わたしは台湾に住んでかれこれ6年ほどになります。
ですので台湾人の友人がたくさんいるのですが、みんな台湾カレーを見て言うのが「ナニこれ」。
それもそのはず。
台湾には台湾カレーはありませんから、台湾人にとっては訳が分からない食べ物です。
ちなみに台湾人に台湾ラーメン(これも名古屋メシ)を食べさせたことがあるのですが、感想は「うまい」とのこと。
明らかに台湾のものではないのですが、口には合うようでした(笑)
台湾には昔から黄色いカレーがある

↑台湾のスーパーに売ってる黄色いカレー①

↑台湾のスーパーに売ってる黄色いカレー②
台湾人も家庭でカレーを食べます。
ですがその見た目は日本カレーとは異なります。
まず色が黄色い。
写真がないのでお見せすることはできませんが、台湾のルーは全て黄色いです。
最近は日本のカレールーも輸入しているので、日本カレーも食べることができますが、台湾のものは黄色いです。
ちなみにこの黄色いカレーはそこまで辛くなく、スパイスの効いてないボヤッとした味がします。
ただ、ダシはしっかり効いておりまずいと言うわけではありません。(個人的にはけっこう好き)
興味がある方は台湾のスーパーでお買い求めください。
元祖台湾カレーの店舗情報
現在台湾カレーは愛知県に3店舗、大阪に1店舗、ソウルに1店舗あります。
①元祖台湾カレー犬山店
0568-54-2546
11:00~15:00(L.O14:50)
17:30~22:00(L.O21:50)
定休日:なし
②元祖台湾カレー千種店
TEL:052-731-3633
11:00~15:00(LO14:50)
17:30~22:00(LO21:50)
定休日:なし
駐車場なし
③濃厚担々麺ひばな
052-623-8787
■平日
昼:11:30~14:30
夜:17:30~22:00
■土日
昼:11:00~14:30
夜:17:30~22:00
定休日:水曜日・第3火曜日
駐車場あり
④台湾まぜそば はなび大阪本店
06-6657-6639
昼11:30~14:30
夜18:00~21:00
定休日:毎週月曜日 / 第一、第三 火曜日
⑤麺屋はなび ソウル店
(+82) 07089591108
■平日
昼:11:30〜14:00
夜:18:00〜21:00
■祝日
昼:11:00〜14:00
夜:18:00〜21:00
定休日:月曜日・第三火曜日
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