こんにちは、ゴダです。
よく「人目を気にするな」という言葉を耳にします。
たぶん人目を気にする人が多いから、その反動でこういう言葉が流行ってるのでしょう。
そして、わたしも「人目を気にするな」は正しいと思っています。
なぜなら、他人の目を気にしてたら、自分の可能性や方向性を見失ってしまうからです。
ですが一方では「人の目を気にする」は当然のことだとも思っています。
そこで今回は「人目を気にしないで生きていくこと」について私なりの考えをまとめました。
この文章を読んでほしい人
→ 他人の目が気になってしまう人
→ 他人の目を気にせず生きていきたい人
関連記事:適当に生きる。真面目をやめて人生をもっといい加減に生きる。
人の目を気にするのは人として当たり前
私たち人間は社会性のある生き物です。
毎日誰かとコミュニケーションをとり、学校では成績を、会社では働きぶりを評価されます。
だから、他人の目を気にするのは当然のことなので、あまり自分を責めないでいただきたいです。
まずは「人の目を気にすることは変なことじゃないんだ」と考えて、リラックスしてくださいね。
※「他人の目を気にすること」は当然のことですが、「他人の目を気にし過ぎること」は悪です。ですので、以下は「他人の目を気にし過ぎること」について書いています。
人の目を気にする3タイプの人間
他人の目を気にする人には3タイプの人間がいます。
②怒られたくない人
③自意識過剰な人(いつも自分が見られていると勘違いしている人)
というワケで、ここでは3タイプの人間について解説していきます。
①他人の評価を気にする人
私たちは常に他人から評価されています。
もちろん私もブログを書いてるときに「みんなから面白くないと思われたらイヤだな」とか考えることがあります。
この通りブロガーでも会社員でも学生でも、人と関わっている以上、多少は他人の評価を気にします。
ですが、中には他人からの評価を気にしすぎて行動が取れなくなっちゃう人もいます。
また、「他人からいい風に思われること」を行動の軸にしちゃう人もいます。
こうなると様々な問題が出てくるので、注意が必要です。(後述します)
②怒られたくない人
世の中には「他人から怒られないこと」を軸に生きている人がいます。
ですが、これはいくらなんでも間違ってるでしょう。
確かに怒られると気分は良くないですが、それを軸にしてしまうと本末転倒です。
それは例えるなら、最下位にならないよう努力するアスリートみたいなものと言えます。
そんなアスリートどこにいるのでしょうか?
とにかく「怒られないように生きる」なんて生き方はつまらないです。
そんなところに神経を集中させてる暇があるなら、成功する方法を考えた方がいいです。
③自意識過剰な人
「自分は常に見られている」と勘違いしている人がいます。
そういう人は勝手に他人の視線を感じているので、不必要な努力をしてしまいます。
例えば、外見。
もちろん、ある程度の清潔感やおしゃれ感は大切です。
でも例えば「同じ服を着るとカッコ悪いので、同じ服は二度と着ない」とか考えてる人って、病気以外のなにものでもないでしょう。(本当にこういう人いました)
べつに芸能人でもあるまいし、他人はあなたのことをそこまで観察していません。
自意識過剰な人は無意味なことにフォーカスして消耗しているので、今すぐに改める必要があります。
人の目を気にしすぎるとどうなる?
ここまで人の目を気にする3タイプの人間を紹介してきました。
では、これが行き過ぎるとどうなるのでしょうか?
以下でいくつかの問題を挙げていきます。
誰のための人生か分からなくなってくる
他人の目を気にしすぎると、自分の人生が誰のものか分からなくなってきます。
確かに、大人には相手の意見を受け入れる柔軟な態度も必要でしょう。
でも他人の言うことばかり聞いていると、気づいた時には「あれ?自分ってこうなりたかったんだっけ?」と後悔するようになってしまいます。
このバランスをとるのは難しいですが、「他人によく思われるために生きてるわけじゃない」ということを常に頭に入れておくことは、後悔しないためにも大切です。
本気が出せない
人の目を気にしすぎると緊張して本気を出すことができません。
人前でスピーチをしたら分かりますが、人目を気にすると、人は普段以上の力を出すことができなくなるのです。
ですが、中には適度な緊張感が最高の結果を生むという人もいます。
ですのでこれは一概には言えません。
しかし一般的には本気を出せない人の方が多数派です。
実力が出せないのはもったいないことなので、改める必要があります。
思ってもないことを口にする
人の目を気にし過ぎると、思ってもないことを口にするようになります。
そして、思ってもないことを口にし続けると怖いことが起こります。
まず、思ってもないことを口にすると、その前提のままずっと人間関係を続けなくてはいけなくなります。
「あ、自分それ大好きです、それサイコーっすよね」とか言ってしまった日にはもう最後。
それ以降、「○○さんは××が好き」と言うことで周囲から認識され、その認識のまま生活を送るハメになります。
また、思ってもないことを口にし続けると、本当にそれが事実のような気がしてしまいます。
そうなると本来の好みや趣味を忘れて、偽りの好みや趣味を続けなければなりません。
そこまで極端な人も少ないでしょうが、そうなってしまうと本当に時間の無駄というか自分が辛いので、改める必要がありますよね・・・。
人の目を気にしないで生きるための具体的な三つの方法
自分を変えるのに遅過ぎるということはありません。
確かに、10代や20代で「これではイカン」ということで方向転換できたら最高です。
でも、べつに50代や60代で方向転換しても遅過ぎることはないです。
世の中には方向転換できずに最後まで行っちゃう人もたくさんいます。
だから途中で「これではイカン」と気づけただけでもすごいんです。
というワケでここからは「人の目を気にしないで生きるための超具体的な方法」についてまとめていきます。
アドラーの「嫌われる勇気」を読む
「嫌われる勇気」は2013年に大ヒットしたベストセラー本なので、読んだことがある人も多いでしょう。
この本は「他人の目を気にすること」に関する本ではありません。
ですが、生きること全般について書かれた本であるため、他人の目を気にする人にとってもヒントが多い内容となっています。
例えば、「嫌われる勇気」では、劣等感は理想に向かうための原動力であると説いています。
この言葉は劣等感のあまり他人の目を気にしてしまう人にとって、勇気をもらえる言葉なのではないでしょうか。
この通り「嫌われる勇気」には前向きになれる言葉がたくさん詰め込まれています。
海外に行ってみる
他人の目が気になる人は価値観が狭い可能性があります。
フィリピンを例に説明しましょう。
フィリピンに行くと分かるのですが、パパとママと子どもの3人家族が路上で暮らしているのをよく目にします。しかもたくさん。
しかし、彼らはべつにピクニックをしているわけではないんですよ。
貧困で家がないから外で寝てるんですよね。
だから朝から晩まで道端にいて、ゴミ箱を漁ったりして生活しています。
そしてこういう光景を見ると、自分の価値観が大きく変わってしまいます。
「自分が日本で気にしている事はなんて小さい事だったのだろう?」と。
人の目や、生活の中の小さなことが気になってしまう人は、一度海外に行くことをお勧めします。
あ、できれば発展途上国がお勧めです。
東南アジアや中国は近くて安いのでいいですよ!
参考記事:7か月かけてヨーロッパ一周旅行をした私が「持って行って良かったもの」をまとめて紹介する
環境を変える(職場、サークルなど)
「嫌われる勇気」を読んでも、海外に行っても、付き合う人間に重大な問題がある場合もあります。
そういう場合はどんなに努力しても改善できないので、思い切って付き合う人間を変えましょう。
具体的には、転職が代表的な解決法ですよね。
転職というと人生の一大事のように思えますが、今の時代はそんなこともありません。
実際わたしは3回転職してますが、今は自分に合った働き方ができています。
自分を変える努力をしてもダメなときは環境を変えるしかないです。当たり前ですよね。
また、過去に転職に関する記事をいくつか書いていますので、そちらも読んでみてください。
関連記事:転職する勇気が出ない人へ。迷いを絶って決断する3つのプロセス。
人の目を気にしないで生きるための名言集
人の目を気にしないで生きるため、勇気が出る名言を10コ掲載しました。
たかが言葉ですが、名言に救われた経験が私にはあります。
有名人や偉人の名言を読むことで、目の前の問題を乗り越える勇気がもらえます。
重要なことに集中する唯一の方法は「ノー」と言うことだ。
- Steve Jobs (スティーブ・ジョブズ)-
自分の価値観を持って生きるってことは
嫌われても当たり前なんだ。
- 岡本太郎 -
人生はクローズアップで見れば悲劇だが、ロングショットで見れば喜劇だ。
- Charlie Chaplin (チャップリン) -
絶えずあなたを
何者かに変えようとする世界の中で、
自分らしくあり続けること。
それがもっとも素晴らしい偉業である。
- エマーソン -
人の言うことは気にするな。
「こうすれば、ああ言われるだろう・・・」
こんなくだらない感情のせいで、どれだけの人はやりたいこともできずに死んでいくのだろう
- ジョン・レノン -
自分の生きる人生を愛せ。
自分の愛する人生を生きろ。
- ボブ・マーリー -
世間からいくら拍手喝采をあびようとも、
結局、自分らしく生きているという
実感が得られなければ、
何の意味もない。
- 斎藤茂太 -
自分のしたことに人が評価を下す、
それは自由ですけれども、
それによって、
自分が惑わされたくないのです。
- イチロー -
第三者の評価を意識した生き方はしたくない。
自分が納得した生き方をしたい。
- イチロー -
何で他人が俺の進む道を決めんねん。自分の道は自分で決める。
- 本田圭佑 -
というわけでここでは、「人の目を気にする」に関連する名言を10コ取り上げました。
まとめ
人目を気にしてしまうのは仕方がないことですが、人目を気にし過ぎることはよくないことです。
これは考え方の問題なので、本を読んだり旅行をするなどして、自分の価値観を広げましょう。
また、自分を変える努力をしてもダメな時は、今いる環境に問題がある可能性もあります。
そんな時は転職するなどして、状況を変えていきたいですね。
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