どうも、人材会社で働いていた頃に鬱だったゴダです。
いや、あのころは医者から鬱と診断されたわけではなかったので、厳密には鬱ではなかったのかもしれません。
でも吃音(きつおん)が出ていたので、今考えると鬱の一歩手前だったと思います。
吃音(きつおん)
言葉が円滑に話せない疾病、または障害である。「発語時に言葉が連続して発せられる」、「瞬間あるいは一時的に無音状態が続く」などの症状を示す。
Wikipedia
その時にわたしがどういう仕事をしていたかと言うと、転職者に求人を紹介するということをやっていました。
で、そういう転職者の中にもストレスが原因で転職を考えてる人がたくさんいたんです。
つまり、鬱っぽい人が鬱っぽい人に仕事を紹介するという構図でした・・・。
今思うと笑っちゃいますが、当時は真剣に仕事に向き合い、そして鬱と戦おうとしていました。
世の中には、仕事のストレスが原因で鬱っぽくなったり、仕事が合わないから転職を考えている人がたくさんいます。
「そういう人のために立ち上がる!」というカッコいいことがしたいわけではないですが、
元鬱として、元人材マンとして、今回は仕事のストレスについてお話をさせていただきます。
この文章を読んでほしい人
→今の仕事が自分に合わないと感じている人
→仕事でストレスが溜まっている人
→今の生活を改善したい人
どんな仕事をしてもストレスはある
まず初めに、どんな仕事にも多かれ少なかれストレスはあるということを覚えておいてください。
だから「ストレスのない会社に転職したい」という人は要注意です。
どんな業界にもどんな職種にも必ずストレスはあるからです。
ただ、「ストレスがあっても乗り越えられる仕事」と「ストレスを乗り越えられない仕事」はあるでしょう。
もしかしたら、人はそれを「自分に合った仕事」とか「自分に合わない仕事」と呼ぶのかもしれません。
とにかく、どんな仕事にもストレスはあって、問題はそれを乗り越えることができるかどうかと言うことです。
では、この乗り越えられる仕事と乗り越えられない仕事に関して、以下でもうちょっと掘り下げて考えていきましょう。
ストレス解消ができてるうちは軽症
仕事で嫌なことがあってストレスが溜まったとします。
でも、仕事帰りに居酒屋に行ったり、休日にデートしたりして、「よーし、来週から頑張ろう!」と思える程度であれば軽症です。
その場合は転職する必要はないですし、今後もずっとストレスとうまく付き合っていくことができるでしょう。
そういう人は今の仕事が合っているので幸せな状態です。
もし待遇面などに特に不満がなければ、そのまま継続して活躍されることをオススメします。
ストレスが溜まりすぎると鬱になる
ただ、上でも述べた通りうまく解消できないストレスもあります。
そしてストレス解消ができない状態が続くとやがて鬱になってしまいます。
当然ですが鬱になったら仕事どころではないですよね。
普通に治療が必要ですし、しばらくは辛い時期を過ごすことになります。
仕事が合わないと感じる原因
休日に遊んだりしてストレス解消できてるなら今の仕事を継続した方がいいです。
でもそんな簡単にストレス解消ができないなら、そのまま行くと鬱になってしまう可能性があるので、なんらかの対策が必要です。
その場合、ササッと退職できたら簡単なのですが、世の中そんなシンプルな話ではないですよね。
だってあなたには守るべき家族がいるかもしれないし、もう転職っていう年齢じゃないかもしれないからです。
ですので以下では、一般的に仕事が合わないと感じる原因と、各ケースの対処法についてまとめました。
人間関係が悪い
「今の仕事が合わない」と感じる原因で最も多いのがこれです。
そして、人間関係のもつれは非常にやっかいです。
上司がウザかったりすると鬱になる可能性もありますから。
この問題は退職すれば簡単に解決しますが、実は部署異動をすることでも解決することが可能です。
ですので人間関係がもつれてしまったら、まずは部署異動を希望してみましょう。
なお、会社が小さくて部署が変わっても意味がないという場合は解決が難しいですね。
ホリエモンがその著書で言っていたように、嫌な人に直接「嫌なことしないでください」と言えたらいいのですが、多くの人にはそれも難しいです。
ですのでまずは部署異動を申し出てみる。
それでダメだったら「嫌なことしないでください」と言ってみる。
それでもダメだったら退職しましょう。
他にやりたいことがある
今の仕事にすでに興味がなく、他に興味のあることが見つかっているならば、退職してしまっても大丈夫です。
だって興味がないことをダラダラ続けているなんて、時間がもったいないですからね。
ただ、この場合は先に内定をもらってから辞めるようにしましょう。
なぜなら、新しく興味を持ったジャンルは未経験なので、転職に時間がかかるからです。
一般的に日本での未経験分野への転職は非常に難しいです。
それを理解した上で、先に転職を成功させ、それから今の職場を辞めるようにしましょう。
適性(能力)がない
これは、例えば人と接するのが好きなのに経理をしているとか、クリエイター採用だったのに営業をやらされてるとか、こういうパターンです。
このように適性がないことをしている場合でも、異動することで問題を解決できます。
けれども、もし異動が認められない場合は、引き続き地獄のような日々が続くことになります。
その場合は大した成長も見込めないので、さっさと転職しちゃうのもありです。
精神的・肉体的にきつい
これは、例えば仕事量が多すぎるとか、責任が重すぎるとか、労働時間が長すぎるとか、そういうケースですね。
この場合は勇気を出して上司に「仕事量が多い」と言うことが大切です。
その結果、もしかしたら左遷されたりするかもしれませんが、体調を壊すよりはいいかもしれません。
心体の健康か昇進か、どちらを取るかはあなたの価値観でしょうが、わたしなら迷わず心体の健康をとります。
またこのケースの場合、どんなに仕事が自分に合ってても、どんなに仕事ができる人でも、鬱になってしまう可能性があります。
野心があってタフな人の場合しばらくは大丈夫でしょうが、それでも何ヶ月も睡眠不足の状態が続くと体を壊します。
やはり人間は、健康なものを食べて適度な睡眠をとり、効率的に仕事をするのが一番いいですよ。
待遇が悪い
残業代が出なかったり、仕事してない人と給料が同じだったり、待遇面での会社への不満は尽きないですよね。
それでもあなたが仕事で実績を出してる場合は、上司に直接「給料上げてください」と言えるでしょう。
ですが仕事で特に活躍してない場合は、「給料上げてください」なんて口が滑っても言えませんよね。
ですのでそう言う人は転職か副業をしましょう。
特に副業はオススメです。
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副業については、「趣味を副業にしてみる」というテーマで記事を書いています。
興味のある方はぜひ読んでみてくださいね。
参考記事:趣味がない人・ほしい人にオススメの趣味9選!一人でする趣味等
社風が合わない
これは部署異動しても自分が努力しても改善できないですよね。
ですのでこの場合はさっさと転職することをオススメします。
成長を感じない
たまにあるんですよね、こういう職場。
この場合は上司に仕事を増やしてもらうようお願いするか、それが無理ならさっさと転職してしまいましょう。
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