
台湾国パスポートケース
台北の台灣e店というところで「TAIWAN PASSPORT」とプリントされたパスポートケースを買うことができます。
通常、台湾人のパスポートには「TAIWAN」以外にも「中華民国」というプリントがあり、「台湾=中華民国」であることが明記されています。
しかし今回ご紹介するパスポートケースには「中華民国」のプリントがなく、完全に「TAIWAN」がプリントされているのみです。
これの何がすごいかというと、台湾には国家アイデンティティの問題があるにもかかわらず、このパスポートケースには「TAIWAN」とだけプリントされていて、その思い切りの良さがすごいんです。
では、この台湾の国家アイデンティティについて、以下でもうちょっと詳しく説明していきます。
台湾人のアイデンティティ
台湾の歴史は相当複雑なので、本当は3記事くらいにわたってガッツリ書かないと詳細にお伝えすることはできません。
ですのでここでは、本当に基本的なところを簡単に説明していきたいと思います。
台湾は第二次世界大戦前は日本の領土でした。
戦後、日本は台湾の領土を放棄し、台湾が無政府状態となったところに中国大陸から「中華民国」という国が入ってきました。
ですので台湾国内には、戦前から台湾に住んでいた人々と、戦後に中国大陸から入ってきた人々と二種類の人がいることになります。(ほんとはもっと複雑ですが)
今の若者はこれら二種類の人々の区別をそれほど強く意識していませんが、それでもお年寄りの中には未だ強く意識している人もいます。
ですので、ある人は台湾を「台湾」だと認識しており、ある人は台湾を「中華民国」だと認識しています。つまり、アイデンティティが違うのです。
このように国民一人一人のアイデンティティが違い、選挙の際には結果に反映されることもあります。
つまり、台湾独立派の政党や、中華民国を主張する政党など自分の主張にあった政党に投票するということです。
このように政治的に複雑な問題があるにもかかわらず、今回ご紹介するパスポートケースには「TAIWAN」とだけプリントされているのです。
全ての台湾好きに紹介したい「TAIWAN PASSPORT」ケース
政治的問題が原因なのかは分からないけど、これまでありそうでなかった「TAIWAN」とだけプリントされたパスポートケース。
台湾好きの方に台湾旅行のお土産としてこのパスポートケースをオススメしたいです。
ですが困ったことに、このパスポートケースは一般のお土産屋さんや空港で売ってないんですよね。
(お土産屋さんに置いてあったら売れると思うんだけどな・・・。)
ですので台湾旅行の際に売ってるお店に行くしかないようです。
以下の店で買えます↓
電話:02-2362-5799
住所:台北市新生南路三段76巷6號1樓
email:taiouan.shop@msa.hinet.net
サイト:https://www.facebook.com/taiouan.e.tiam/
(公式サイトがないためフェイスブックページをご紹介させていただきます)
台湾で使えるポケットWi-Fiの紹介
中華電信のポケットWi-Fiなら台湾全土で高速ネットが利用できます。
むかし私の友達が三人で台湾旅行に来ましたが、その時に彼らはこれを利用していました。
三人同時でも高速でネットが利用できて、道を調べたり、日本の友達と連絡したり、インスタで画像をアップしたりと大活躍してました^ – ^
ただ、中華電信のポケットWi-Fiには一つだけ問題があります。
ポケットWi-Fiは一機だけなので、別行動する場合には利用できない人が出てきます。
でも旅行のときは基本的にみんな一緒に行動するでしょうから、特に大きな問題はないでしょう。
とにかく台湾で高速インターネットが最大10人まで同時で利用できる優れものなんです!
なお、台湾の空港でSimカードを購入する場合との比較を表にしました。
桃園空港でSimカードを購入 | 1人3日で 約1,095円 | 1人7日で 約1,825円 | 1人30日で 約3,650円 |
中華電信のポケットWi-Fi | 何人で使っても1日690円 (3日で2070円、7日で4830円、30日で20700円) |
Simカードは一人で利用する場合にお得。
中華電信のポケットWi-Fiは複数人での旅行にお得です。
ですので、恋人、友達、家族などと複数で台湾旅行をする方にはかなりオススメです。
サイトはこちら↓
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