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バックパッカー・女ひとり旅は危険?絶対に気をつけたい11のコト

バックパッカー・女ひとり旅は危険?

バックパッカー・女ひとり旅は危険?

どうもゴダ(@oogoda1)です。

ここでは女性バックパッカーの一人旅がいかに危険かについてお話しします。

まずこの記事を書いていて思ったのは、「どれも当たり前なことすぎて、あえて書く必要がないんじゃないか」ということ。

例えば「海外で知らない人に声をかけられても簡単について行かない」というのはちょっと考えれば誰でも分かることです。

旅行中は見るものがどれも新鮮で興奮しているし、できれば現地の人と交流したいと考える人も多いでしょう。

だから判断が正常じゃなくなってしまうのです。

何を隠そう、かくゆう私も海外旅行では現地人とコミュニケーションをとり、特別な体験がしたいと考えるタイプの人間です。

しかし当然ですがこれは非常に危険な考え方です。

また、このような考えの人が女性であれば、更に危険な目に遭いやすくなるでしょう。

そこで今回は実際にあった事件を例に、海外ですると危険な行為をまとめました。

この文章がすべての女性バックパッカーの参考になることを願っております。

(もちろん男性も参考にしていただけます。)

この文章を読んでほしい人

→ 女一人で海外をバックパッカーしたい人

→ 安全に海外旅行がしたいすべての人

 

目次

女性旅行者が海外で遭った恐ろしい事件

まず女性海外一人旅がいかに危険かということを知るために、女性旅行者が海外で遭った事件を紹介します。

 

【インド・コルカタ】日本人女性が約一ヶ月監禁され、集団暴行される

事件発生:2014年11月〜12月

インドで日本人女性(22)が1か月近くにわたって監禁され、集団性的暴行を受けた事件が明るみになった。容疑者の男6人は、被害女性から約14万円相当の現金を奪った上で、数週間にわたり監禁し、暴行を加えていたとされる。

この事件の犯人と被害者との最初のコンタクトは、道端でのナンパということです。

というか、なんで初対面の男について行っちゃうんでしょうね?

渋谷で声をかけてきた男には目も合わせないくせに、インドの道端で出会った日本語カタコトの男にはついて行くなんて・・・。

でも、実はその気持ちも分からなくはないんですよね。

わたしもそうでしたが、海外で一人旅をしているとけっこう孤独です。

土地勘もないので頼れる人も欲しいです。

現地の人と仲良くなれば、普通では体験できないようなローカルな文化を紹介してもらえる可能性があります。

現地人について行きたくなる気持ちも分からなくはないです。

しかし海外は日本とは比べようがないほど危険。

日本国内ですら知らない人にはついて行っちゃダメなのに、ましてやインドでなんて絶対ダメ。

この事件は明らかに被害者の危機意識の低さが原因なのです。

原因と対策
原因 → 知らない人について行ったから。
対策 → 知らない人について行かないこと。

 

【インド北部】ホテル経営者が英国人女性の部屋に入ろうとする

事件発生:2013年

女性の性的暴行事件が相次ぎ抗議行動が多発するインド北部アグラの警察当局は23日までに、ホテル経営者が観光旅行中の英国人女性の部屋に入ろうとしたため女性が自室からベランダ沿いに1階下に下りて逃げる騒ぎがあったと述べた。

地元警察幹部は当初、CNNの取材に対し、経営者はレイプ未遂の疑いがあると述べたものの、女性は嫌がらせの苦情のみを申し立てたと述べた。経営者は女性を襲う意図はなかったと否定したが、逮捕された。

ホテル経営者が英国人女性の部屋に入ろうとしたという恐ろしい事件です。

この英国人女性は怪しい人について行かず野宿をしたわけでもありません。

このように特に目立った行動をしていなくてもインドでは危険な目に遭ってしまいます。

これに関しできる対策はたった2つ。

「インドに行かない」か「複数の男友達と一緒に行く」です。

結論、インドは女一人旅には適していません。

原因と対策
原因 → インドだから。
対策 → インドに行かない。複数の男性と一緒に旅行する。(男性一人だったら喧嘩に負けるかもしれないので)

 

【ルーマニア】アイセック日本人女子大生殺人事件

益野友利香さん(当時20歳、聖心女子大学生)

益野友利香さん(当時20歳、聖心女子大学在学)

 

事件発生:2012年8月

ルーマニアの首都ブカレスト郊外で、20歳の日本人女性が殺害されているのが見つかったと現地メディアが(2012年8月)19日までに報じた。

益野さんは今月15日午後8時すぎにブカレスト空港に到着。同8時半ごろ、殺人容疑で逮捕されたニコラエ・ブラッド容疑者(25)と一緒にタクシーに乗り込むところが防犯カメラの映像に残っていた。

同容疑者はタクシーを探すのを手伝うと言って近づき、クラヨバ行きの電車が出る駅とは反対方向に車を走らせた。現場近くのバス停前でタクシーを降り、犯行に及んだとみられる。

これも超有名な日本人女性殺害事件。

この事件のポイントは3つ。

まず一つ目は、ルーマニアがそもそも危険な国ということ。

ネットで調べたら分かりますが、ルーマニアは貧富の差が激しく、スリやニセ警官はそこら中にいます。

なお、どのくらい治安が良くないかというと、男性でも注意が必要なほどです。

二つ目に、知らない人について行ってしまったということ。

これはインドの事件と同じ理由ですね。

知らない人について行かないのは基本中の基本。

本当に危険なのでやめてください。

三つ目に、夜に空港に到着したということ。

これはどこの国でもそうですが、昼よりも夜の方が犯罪が増えます。

ましてや夜の空港なんて、到着したばかりの外国人旅行客を騙してやろうと考えている悪党がたくさんいます。

できるだけ日中に到着する飛行機を予約するようにしましょう。

原因と対策
原因 → ルーマニアだから。知らない人について行ったから。夜到着の便だったから。
対策 → 知らない人について行かない。日中に到着する便を予約すること。

 

【フランス】留学中の黒崎愛海さんが行方不明に

黒崎愛海さん(当時21歳、筑波大学在学)

黒崎愛海さん(当時21歳、筑波大学在学)

 

事件発生:2016年12月

警察は、4日の夜に女子大学生が一緒に食事をしていた男性が何らかの事情を知っていると見て行方を調べています。

行方不明になる直前に訪れていたレストランで、関与が疑われる男と、深刻な様子で会話をする様子が目撃されていた。

容疑者はフランス国外から留学していた20歳から30歳の男子学生。

これも超有名な事件で、しかも記憶に新しいはずです。

フランスはテロの脅威こそあるものの、夜に一人で出歩かなければそこそこ安全な国。

フランスはルーマニアやインドに比べると安全なはず。

しかしここで気をつけたいのが異性間のトラブル。

この事件のように面倒くさい男とトラブってしまうと事件に発展してしまいます。

もちろん海外生活に外国人との恋愛はつきもの。

しかし相手が面倒くさい人物である場合は、上手に離れることが肝心です。

原因と対策
原因 → 男女間のトラブル。
対策 → 異性関係でトラブらない。面倒くさい人物とは距離を置く。

 

【カナダ・バンクーバー】ワーホリ日本人女性殺害事件

古川夏好さん(当時30歳)

古川夏好さん(当時30歳)

 

事件発生:2016年9月30日

カナダ西部バンクーバーの警察は9月30日、留学中に行方不明になっていた青森県出身の古川夏好さん(30)の遺体を市内で発見し、死体損壊容疑で男を逮捕したと発表した。

古川さんは英語を学ぶために5月からバンクーバーに滞在。

古川さんがよく通っていた図書館の近くで、古川さんと男が並んで歩く映像が公開されていて、警察によると、この男がシュナイダー容疑者だという。

これも男女間のトラブルが原因の事件。

しかし上で紹介した黒崎愛海さん事件とは少し性質が違います。

古川夏好さんは語学留学でカナダを訪れており、英語の勉強のため言語交換や交流会に積極的に参加していたそうです。

そして交流会で知り合った容疑者の男と親密になり、やがて殺されてしまいます。

もともと「英語の勉強」という真面目な理由で知り合ったとしても、事件に発展してしまう可能性があります。

原因と対策
原因 → 男女間のトラブル。
対策 → 「言語交換」のような真面目なきっかけで出会ったとしても簡単に心を許さない。ホイホイついて行かない。

 

【アフリカ】世界一周をしていた夫婦がマラリアで死亡【タビロック】

夫婦で世界一周をしていたタビロックさん(夫当時36歳、妻当時30歳)

夫婦で世界一周をしていたタビロックさん(夫当時36歳、妻当時30歳)

 

2010年、ある夫婦が世界一周旅行を開始。

2011年秋、アフリカでテント泊をし、複数箇所を蚊に刺される。

アフリカの後、南米へ移動。

2011年10月、夫婦ともにボリビアでマラリアを発症。高山病と勘違いし病院へ行かず。

発症から一週間程度で夫婦ともに死亡。

ここまでは主に対人トラブルを紹介してきましたが、タビロック事件は違います。

これは、世界一周をしていたタビロック夫婦がアフリカでマラリア蚊に噛まれ、そのまま旅を続けて死亡したという事件です。

この事件のポイントは複数あります。

まず、アフリカでテント泊をしてしまったこと。

お金を節約したいのは分かりますが、マラリア蚊は夕方から早朝にかけて活動します。

アフリカで露営をするのは命取りです。絶対にやめてください。

また、マラリアは蚊に刺されてから発症するまで数週間かかります。

この夫婦は潜伏期間中に標高の高いボリビアへと移動しており、そのせいで発熱・寒気・頭痛などの症状を高山病と勘違いしてしまいました。(実際はマラリアだった)

このようにタビロック夫妻は不運が重なって最悪の事態を引き起こしてしまいました。

不運が重なったとはいえ、予備知識や危機意識が欠けていたことは事実です。

アフリカにはマラリアのリスクがあり、夜に素肌を出して歩かないことは基本中の基本です。

アフリカには黄熱、デング熱、赤痢、コレラなどのその他の病気もあります。

アフリカ渡航の際は、感染経路などをしっかり勉強し、十分な対策をしてから行くべきなのです。

原因と対策
原因 → 野営してマラリア蚊に刺されたから。高山病と勘違いして処置を怠ったから。
対策 → アフリカで夕方から朝方にかけては肌を出して出歩かない。蚊に刺されない。虫除けスプレーを日本から持っていく。予防接種をしてから行く。アフリカには抗マラリア剤を持っていく。

 

注意事項と危険行為まとめ

以上を踏まえ、以下の事項を守っておけば、命に関わるような事件に巻き込まれることはないと思われます。

・知らない人にはついて行かない。

・外国人にすぐに心許さない。

・夜に一人で出歩かない。

・夜に到着する飛行機に乗らない。

・インドや南米などの危険地域にそもそも行かない。

・紛争地帯も行かない。

・スリにあったら追いかけない。

・インドや南米に行きたければ複数の男友達と一緒に行く。

・マラリア蚊がいるのでアフリカで野営しない。

・予防薬を飲むなどしマラリア対策をしっかりする。

・可愛い顔の人、モテる人は人一倍気をつける。

こうやって見てみると青色部分は小学生でも知ってそうな事項ばかりですよね。

それに、それ以外の事項も危機意識を持っていれば防げます。

故人を悪く言いたくはありませんが、上で紹介した方々は危機意識が低すぎました。

普通、夜にルーマニアの空港に到着して、いきなり話しかけられた男と二人でタクシーに乗ったりしますか?

ちょっとこれは頭の中お花畑というか考えが甘すぎる。

多分この人はルーマニアから生きて帰ってきても、人生の中のどこかで致命的なミスをおかしそうな気がします。

まあ、私もおっとりした性格なので多少ブーメランな部分もありますが、私も海外に行くことが多いのでいつまでも初心を忘れずに旅をしたいです。

 

海外旅行保険に加入しよう

「夜出歩かない」「知らない人にはついて行かない」などを徹底することで、ある程度の事件は防ぐことができます。

ですが、どんなに気をつけていても、病気やスリ・強盗などは予防できないこともあります。

そこで心強いのが海外旅行保険。

加入しておくことで主に金銭的なダメージを軽減することが可能です。

具体例を一つお話ししましょう。

友人にAくんという人がいます。

Aくんはイタリアのある都市を旅しました。

しかしそのイタリアの都市はスリが多いことで有名です。

案の定、AくんのiPhone5sはいとも簡単にスられてしまいました。

(Aくんいわく、いつスられたか全然気づかなかったとのこと)

しかしこんなこともあろうかと、Aくんは旅行保険に加入していました。

帰国してこのことを保険会社に伝えると、すぐに10万円ほどが振り込まれてきました。

そしてAくんはケータイショップに行き、新品のiPhone6sをゲットしたのでした。

めでたしめでたし。

以上わたしの身近な友人のお話しでした。

この通り海外のスリの手口は巧妙で、いつスられたか分からないくらいスキルが高いです。

噂によるとスリ専門の学校もあるみたいで、組織的にスリをしている悪党もいるようです。

海外には私たちが想像できないほど悪いヤツや、見たこともない手口が沢山あります。

ですのでいつでも危機意識をもち、できれば保険に加入しておくことをオススメいたします。

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