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台湾人の平均月収と平均年収を解説。なぜ爆買いできるほど金持ち?

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台湾人の平均月収と平均年収を解説

台湾人の平均月収と平均年収を解説

こんにちは、台湾在住のゴダです。

(Twitterはコチラ → @oogoda1

ここでは、台湾人の平均月収および平均年収について解説します。

台湾のいくつかの公的機関が発表しているデータをまとめました。

皆さまの参考になれば幸いです。

※2017年6月末時点のレート【1台湾ドル=3.67円】で計算。

この文章を読んでほしい人

→ 台湾人の給与水準(平均月収、平均年収)が気になる人

→ 台湾就職を検討している人

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台湾人の年齢別の平均月収

台湾人の年齢別の平均月収

以下は、行政院主計総処が2017年に公表した被雇用者の年齢別平均月収です。

※行政院主計総処・・・中華民国行政院に属する国家予算、財政業務、統計業務を所轄する機関。

年齢

人数

金額

全体

870万8千

3万5986元(13万2068円)

15〜19歳

10万

1万6185元(5万9398円)

20〜24歳

61万8千

2万4758元(9万861円)

25〜29歳

122万5千

3万1830元(11万6816円)

30〜34歳

148万4千

3万4353元(12万6075円)

35〜39歳

133万7千

3万7426元(13万7353円)

40〜44歳

116万6千

3万9316元(14万4289円)

45〜49歳

107万7千

4万432元(14万8385円)

50〜54歳

86万9千

3万9516元(14万5023円)

55〜59歳

54万2千

3万9115元(14万3552円)

60〜64歳

23万9千

4万1276元(15万1482円)

65歳以上

5万3千

3万2148元(11万7983円)

台湾22K問題

また、とある台湾人ブロガーがこの数字に関し、以下の点に着目しています。

【若年層の給料が低い】

20〜24歳(社会に出たばかり):2万4758元(9万861円)

25〜29歳(社会に出て3〜5年目):3万1830元(11万6816円)

22〜44歳(青壮年期):3万5659元(13万0868円)

また、以下の層にも注目しています。

【青壮年期以降の給料は高い傾向に】

45〜49歳、60〜64歳の二つの層が4万元を超えている。

これを受けこのブロガーは、台湾の若者の間には依然として22k問題があると指摘しています。

ちなみに「22k」とは、月収22000元(約8万740円)の意味。

これは若者の給料が低いことを表す一種の流行語で、台湾のニュースなどではよく耳にする語です。

「月収七万元以上ないと結婚しない」

またこのブロガーは「月収7万元以上の相手じゃないと結婚しない発言(月薪七萬才要嫁)」についても取り上げています。

※匿名の台湾人女性が「月収7万元以上の男性とじゃないと結婚しない」とネット上に書き込み話題になったらしい。ちなみに7万元は約25万6900円に相当。

しかし月収7万元以上の人は被雇用者全体の5%にすぎずかなり少数派。

にもかかわらず月収7万以上の男性との結婚を夢見る女性がいるということで、「夢見過ぎなんだよ」と言いたげな記事でした。

ちなみに月収5万元以上の者でさえ全体の17.4%にすぎず、全体的に低水準にあることも指摘しています。

台湾の地域別の平均月収

台湾の都市別の平均月収

次に、勞動部が2016年に公表した都市別の平均月収についてです。

※労働部・・・中華民国行政院に属する労働関係行政を所轄する機関。日本の厚生労働省に該当。

順位

県市別

金額

全国平均

3万6825元(約13万5147円)

1

新竹市

5万3141元(約19万5027円)

2

新竹県

4万4940元(約16万4929円)

3

台北市

4万2830元(約15万7186円)

4

桃園市

3万7278元(約13万6810円)

5

苗栗県

3万5766元(約13万1261円)

6

新北市

3万4739元(約12万7492円)

7

雲林県

3万4217元(約12万5576円)

8

基隆市

3万4178元(約12万5433円)

9

連江県

3万3518元(約12万3011円)

10

高雄市

3万2210元(約11万8210円)

11

台南市

3万1669元(約11万6225円)

12

金門県

3万1590元(約11万5935円)

13

台中市

3万0771元(約11万2929円)

14

花蓮県

3万0439元(約11万1711円)

15

南投県

3万0146元(約11万0635円)

16

宜蘭県

3万0077元(約11万0382円)

17

嘉義県

2万9619元(約10万8701円)

18

嘉義市

2万9396元(約10万7883円)

19

澎湖県

2万8644元(約10万5123円)

20

台東県

2万8566元(約10万4837円)

21

彰化県

2万8411元(約10万4268円)

22

屏東県

2万8074元(約10万3031円)

データ元:勞動部 勞工退休金新制提繳概況

ネットユーザーの指摘

このデータに対し、ある台湾の掲示板でネットユーザが以下のことを指摘しています。

新竹市民一人で屏東市民二人分の稼ぎがある。
(53,141元と28,074元)

→新竹にはサイエンスパークと呼ばれるエリアがあり、世界的に有名な半導体企業などが集中しています。よって新竹にはエリートエンジニアが多く住んでいるため、平均給与が高くなっているのです。

地方の給与が都市の給与よりも低いとは限らない。
(例:新北市より苗栗県の方が高い、雲林県と新北市がほぼ同じ

→苗栗県や雲林県の平均給与が新北市より高い理由は不明。現在調査中です。

桃園市の給料が新北市より高い。
(桃園は新北より物価が安いので、桃園市民の生活水準は高いと思われる)

→桃園市は新竹に近いため、もしかしたらエリートエンジニアが少し住んでいるのかもしれません。また桃園には空港があるので、航空関係者もたくさん住んでいるのかも。

台中市は直轄市にもかかわらず、南部の台南市や高雄市より低い。
(都市の給料としては低すぎる)

→台湾のネットユーザーは「台中市にはヤクザが多く、表に出てきていない所得(納税されてない所得)があるから低く出ているのではないか」と推測。真偽のほどは不明です。

基隆市と雲林県の給料は、直轄市である台南市や高雄市よりも高い。

→基隆市や雲林県は台北に近いため、台北の中心部で働くエリートリーマンが住んでいる可能性があります。

以上、コメント部分はあくまでわたしの推測にすぎませんので、参考程度にとどめといてください。

台湾人の平均年収

上のデータに基づくと、被雇用者の全国平均月収はだいたい3万6000元程度です。

ですので、3万6000元×12ヶ月をすると43万2000元(約158万5440円)になります。

ですが、これはボーナスを含めていない数字なので、もうちょっと考察が必要です。

台湾人の平均年収は67万元というデータも

ネットで検索をしていたら以下のデータを見つけました。

台灣平均年薪67萬元,如果你沒有,原因在這裡!
(台湾の平均年収は67万元。もしあなたがそれだけの年収をもらっていないのなら、原因はここにある!)

→リンクが切れてしまいました!

なんと、この数字は行政院主計総処が2015年に公表した数字とのこと。

おいおい、ちょっと待ってくれよ。

さっき計算した43万2000元とかなり差があるじゃないか!?

思わず数字の開きに大声を出してしまいそうになります。

ですが、繰り返しますが、これにはボーナスや残業代を含めていない数字です。

この記事によると、年収67万元のうち基本給が占める部分は68.8%であり、残業代や皆勤賞ボーナスが占める部分は17.4%とのこと。

つまり、43万2000元は全体の68.8%にすぎず、残業代やボーナスを含めると67万元くらいになるということです。

台湾で働く外国人の給与

ホワイトカラー職の外国人の給与(月収)

営業や翻訳やクリエイターなどホワイトカラー職の外国人労働者は、最低月収4万7971元(約17万6053円)が法律で保証されています。

これは台湾では全労働者の上位20%に入る給与水準であり、わりと裕福な生活が保証されています。

なお、日本語教師だけは例外で、最低月収4万7971元の規定はありません。

台湾現地採用については以下の記事に詳しくまとめました。

興味がある方はご覧ください。

ブルーカラー職の外国人の給与(月収)

台湾にはたくさんの外国人工場労働者がいます。

そのほとんどが東南アジアからの労働者であり、おそらく工場の寮に住み込みで働いています。

これらの工場労働者はホワイトカラー労働者とは違うビザで入国しており、最低月収4万7971元の規定はありません。

平日は働いているので目にすることはありませんが、土日に台北駅や台中駅に行くと、ものすごい数の工場労働者を目にします。

彼らも休日に友達とショッピングや食事を楽しんでいるのです。

台湾に住んでいる駐在員の月収

日本から来た駐在員はかなりの額の給料をもらっています。

それもそのはず。

駐在員は日本にいた時と同じ額の給与を受け取り、そのうえ海外駐在手当までもらっています。

台湾の物価は日本より低いのでかなり裕福な生活を送っています。

なぜ台湾人は日本旅行で爆買いができるのか?

ここからは私の考察です。

ですが、わりと的を得ていると思うので公表します。

上に書いた通り、台湾の被雇用者の平均月収は約3万6000元(13万2120円)。

年収にしても約67万元(245万8900円)とのことです。

これだけ見るとすごく少ないように感じます。

だけどちょっと待てよ。

台湾人って日本旅行しまくってて爆買いまでしてるような気がする・・・。

なんでこんなに使えるお金が多いんだろう?

そこで、私が考えた理由を以下に列挙してみます。

①酒タバコやらない

実は台湾人はほとんど酒を飲まないしタバコも吸いません。

例外的におじさんは酒やタバコが好きですが、それ以外の台湾人はそれほど酒タバコが好きではありません。

これに対し、本当に多くの日本人がお酒を飲むしタバコも吸います。

もちろん量は人により様々でしょうが、毎月3万円くらい酒タバコに使ってる日本人も多いのではないでしょうか?

これを考えると台湾人は酒タバコ代がかからないので、それがそのまま可処分所得となっているのです。

②毎月の固定費が安い

台湾生活における固定費はとても低いです。

まず、家賃。

当然ですが、家賃は日本よりも安いです。

これも人によりまちまちなのですが、都心でも6万円あれば十分綺麗な場所に住めます。

(郊外であれば4万円くらいでも綺麗なマンションに住めます。)

また、多くの賃貸物件には無線Wi-Fiがもともと飛んでいます。

他でいうと、スマホの料金も月に2000円くらいのプランがあったりしてかなり安いですね。

この通り、台湾生活における固定費はかなり低いのです。

③同居してる人が多い

親や恋人と同居している人が多いのも可処分所得が高い理由の一つでしょう。

当然ですが、誰かと同居すると一人当たりの家賃も下がります。

④共働きが多い

台湾では奥さんがバリバリ働いてる家庭が非常に多いです。

場合によっては旦那さんより稼ぎがいいことも・・・。

台湾は産休がしっかりとれる会社が多いので、女性の社会進出も盛んです。

とにかく職業婦女(キャリアウーマン)が多く、共働きでがっつり稼いでるケースが多いのです。

⑤自営業の社長さんが多い

上でまとめた平均月収のデータはあくまでも被雇用者(従業員)のデータです。

ですが、台湾には自営業者が多く、サラリーマンの何倍も給料をもらっている人がたくさんいます。

なのでもしかしたら日本で爆買いをしまくっている台湾人は自分のビジネスを持っている人かもしれません。

結論:台湾人は海外で爆買いできる!

以上を踏まえ台湾人の爆買いは成立すると言えるでしょう。

このように表面上の数字からだけでは見えてこない部分もたくさんありますので注意が必要です。

最後に

収入が増えても支出が多ければ手元に残る金は少ない。

だけど、収入が少なくても支出が少なければ手元に残る金は多いです。

このように、台湾人が爆買いできる理由はものすごくシンプル。

5年間台湾に住んでみて分かったことは台湾は社会システムとしてお金があまりかからない構造になっているということ。

逆に日本は固定費だの税金だので、ものすごくお金がかかる構造になっています。

二カ国に長期間住んだからこそ感じるこの違い。

これからもいろんな違いを肌で感じ、できればブログにつづっていきたいです。

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