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イタリア旅行でテロが起こる可能性

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ヨーロッパ中に広がるテロの恐怖。イタリアは大丈夫?

夜のコロッセオ。ヨーロッパ中に広がるテロの恐怖。イタリアは大丈夫?

イタリアは日本人に大人気の旅行先です。

美食、遺跡、ファッション、親切な国民性など、そのどれもが魅力的ですよね。

実際、私もイタリアへは一度行ったことがあり「何度でも行きたい!」と思えるくらい好きになりました。

しかしここ最近はヨーロッパ中でテロが頻発しているため、無事に旅行から帰ってこられるか心配という人も多いはず。

そこで当記事ではイタリアにおけるテロの可能性についてデータをもとに考えていきたいと思います。

この文章を読んでほしい人

→ イタリア旅行をする予定の人

→ イタリアでテロが起きる可能性について知りたい人

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イタリアのテロリスクはヨーロッパで11位

ヨーロッパ テロリスクの高い国

ヨーロッパ テロリスクの高い国

テロのリスク「High(非常に高い)」
イギリス、フランス、スペイン、ベルギー、ドイツ、トルコ、ロシア
テロのリスク「General(一般)」
オランダ、デンマーク、スウェーデン、イタリア、オーストリア、ボスニア・ヘルツェゴビナ、モンテネグロ、ギリシャ、ウクライナ、キプロス

FCO外務英連邦省 (Foreign and Commonwealth Office) の2016年の調査によると、イタリアのテロリスクはヨーロッパで11位であり「General(一般)」に分類されています。

ですが11位と言われてもピンと来ませんし、「General」と言われてもどれほど安全なのかがよく分かりません。

では、実際のところイタリアでテロが起こる確率はどのくらいなのでしょうか?

未来を予想することはできないので断言できませんが、確かなことは「High」の国のテロはニュースで頻繁に耳にし、「General」の国のテロのニュースはあまり聞かないということです。

だからといってこれからもイタリアがずっと安全であるわけではないでしょうが、少なくとも「High」の国より安全であることは間違いないでしょう。

過去に起きたイタリアのテロ事件

ウィキペディアのTerrorist incidents in Italy(イタリアで起きたテロ事件)などをもとに、ここ数年で起きたテロ事件についてまとめました。

2008年 ミラノテロ(未遂)
2009年 軍施設で自爆テロ
2010年 バチカン爆破(未遂)
2012年 ブリンディジ高校爆破
2012年 シナゴーグに対するテロ(未遂)
2013年 ブレーシャ県でイスラム組織によるテロ
2016年 ローマ県チビタベッキアで爆破テロ
2016年 バチカン及びイスラエル大使館攻撃(未遂)

赤字・・・イスラム組織によるテロ

イタリアはヨーロッパの中ではテロリスクが低めですが、こうして表にしてみるとイタリアでもテロが定期的に発生していることが分かります。

しかし上記8件のうち4件は未遂に終わっているので、実際に起きたテロ事件は少ないです。

だからと言って今後も未遂に終わるとは言えませんが、定期的に大規模なテロ事件が起こるドイツ・イギリス・フランスなどに比べるとだいぶ安全と言えるのではないでしょうか。

イタリアのテロが少ない理由

海外のQuoraというサイトにイタリアのテロが少ない理由がいくつか載っていたので紹介したいと思います。

Quora(英文サイト)

理由① イタリアのテロ対策は徹底している

(Quoraより)

イタリアがフランスやベルギーや英国と大きく異なる点は、百科事典の著者であるかのように容疑者の監視を続け、多くの報告書、写真、ビデオ、そして印刷物を傍受している点にある。

イタリア人は最初の兆候が現れた瞬間に行動を起こします。その兆候とは、時には電話や電子メールの傍受であったり、時には代理人からの密告であったり、そうした情報をもとに行動を起こします。

しかしより多くの場合、ジハード(聖戦)について語ったことのある人やハマスのために人を殺すことを誓った人、ISIS(イスラム国)に加わった人の友人が報告することで危険人物のマークが始まります。

それに続くのは専門家による尋問です。問題がなければ、その多くがすぐに家に送られます。本当に危険な人物である場合は拘留され、逮捕歴や投獄歴などが調査されます。

入国管理事務所にて危険人物が見つかった場合は、それがイタリア国籍所有者であっても強制退去されます。

イタリアは24時間365日体制で監視を行なっており、フランスやイギリスなど他のヨーロッパ諸国に比べるとかなり徹底したものだそうです。

イタリアのテロが少ないのは、イタリア政府による日々の努力の結果だと言えます。

理由② イタリアはアラブ国家を攻撃したことがほとんどない

(Quoraより)

イスラム教徒は愚かではありません。

すべてのイスラム教徒は、1950年代だけでフランスが50万人以上のアルジェリア人を殺したことを知っています。

また、すべてのイスラム教徒は、米国がイラクを占領していた時期に約15万人のイラク人を殺したことも知っています。

イタリアはこれらにはほとんど関与しておらず、ほとんどが注目されない小さな役割でしかありません。

アメリカ、イギリス、フランスなどの西洋諸国はアラビア国家で好き放題戦争をしてきました。

そして、ほとんどのイスラム教徒がこの事実を知っており、同時に、イタリアがほとんどアラビア国家の攻撃に関与していないことも知っています。

確かにテロは卑怯であり非難されるべき行為ですが、欧米の利益や政治のために家族や仲間が殺されてしまったら、復讐しようと考えるのは人として当然の感情ではないでしょうか?

このように、現在ヨーロッパ各地で起こっているテロリズムは、ヨーロッパ諸国がこれまでアラビア国家にしてきたことの報いだとも言えます。

理由③ イタリアには優れた諜報機関があり、ISISへの対応も強硬ではない

(Quoraより)

イタリアの諜報機関は西側の対応に関して優れた仕事をしています(過去数十年間の国内テロリズムとマフィアに対する継続的な調査が彼らをより優れたものにしました。)。イタリアを攻撃しようとする者は傍受されます。

もしテロリストがイタリアを襲ったら、彼らは移民の主要な拠点を攻撃することになってしまいます。そうなれば、テロリストはヨーロッパへの重要なアクセスポイントを失うことになり、それは大きなリスクとなります。

また、イタリアはドイツやフランスと比べると、ISISに対して強硬な態度をとっていません。すなわち、イタリアはペシュメルガ戦闘員(クルド国家の自由のために戦うクルドゲリラ組織のメンバー)を指揮したり、物的支援を提供するのみにとどまっているということです。

しかし、依然としてイタリアでのテロの可能性はあると言えます。

これもイタリアの諜報機関は優れており、イタリアはアラビア国家をほとんど攻撃したことがなく、それによりテロがほとんど発生していないという意見です。

また、北アフリカからヨーロッパ諸国へ行く場合、イタリアは移民・難民たちの通過点であり、重要な拠点となります。

そう、地図を見ていただくと分かるように、イタリアは地中海に面しており、北アフリカからのアクセスが非常にいいのです。

ですから仮にイタリアを攻撃してしまった場合、イタリア政府によるテロへの警戒レベルが引き上げられます。

そうなると移民がドイツやフランスへ入るルートが一つ減ってしまうことになります。

よって、テロリストにとってイタリア攻撃はあまり都合のいいことではないのです。

イタリアのテロが少ない理由の整理

上記海外サイトにのっていたイタリアのテロが少ない理由をまとめると、以下のようになります。

・危険人物の監視や調査が徹底している。

・イタリアはアラビア国家への攻撃にほとんど関与したことがないため、報復を受けないで済んでいる。

・イタリアは北アフリカからヨーロッパに入るための主要な入り口であり、移民たちの主要ルートとなっている。ここを攻撃してしまうとイタリアの警備レベルが上がる可能性があり、そうなると他のヨーロッパの国々へ入りづらくなる。

個人でできるテロ対策

空港や駅からはすぐ離れる

空港や駅などの交通機関を攻撃することで、その国家の交通を麻痺させ、大きなダメージを与えることができます。

また、空港や駅には常に人がいるため、被害も大きくなり、テロリストにとっては非常に狙いやすい場所です。

旅行をしていると空港や駅は避けては通れないですが、用が済んだらできるだけ早くその場を離れるようにしましょう。

イベントなど人が多く集まる場所には近づかない

フランス・サンドニの歓楽街襲撃、フランス・ニースのトラック突撃、ドイツ・ベルリンのクリスマスマーケット襲撃などが記憶に新しいですが、人が集まるイベントは危険です。

これらのテロ事件以降、各国政府はセキュリティを強化していますが、人が多く集まる場所では管理にも限界があります。

ですがせっかくの海外旅行ですしイベントや繁華街を思う存分楽しみたいですよね。

ですのでイベントに参加する際は逃げ道のない人混みの中心に入っていかないなど個人でできる対策をとりましょう。

とは言え、2016年に起きたドイツ・ミュンヘンでの無差別テロ事件など、イベントのない場所で突発的に起こるテロもあり、こうしたテロは防ぎようがないのが現状です。

まとめ

結論として、イタリアは「テロリスクの低い安全な国」であると言えます。

実際に私も2016年6月にローマとベニスを旅行してきましたが、とても安全でした。

フランスの都市部では銃を持った軍隊が警備していてかなり物々しい雰囲気が漂っていましたが、イタリアは全然そんなことありませんでしたよ。

ですが、何度も書きますが、そんな安全なイタリアもテロのリスクがゼロとは言い切れないのです。

日本は世界で一番安全な国であることを忘れないで、海外では常に警戒して行動したいものです。

というかむしろ、イタリアではスリの方が怖いくらいです(笑)

持ち物の管理には十分気をつけましょう。(イタリアのスリは特にiPhoneや財布を狙います)

スリの情報などイタリアの治安については別の記事にまとめてありますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

イタリアの治安とトラブルについて

皆様が無事にイタリアから帰ってこられますように。

オススメの防犯グッズ

↑服の下に隠すことができるウエストポーチ。カードのスキミング防止機能もついていて高性能。

↑引き綱を引っ張ると大音量がなる防犯ブザー。ピンチの時のために一つ持っておきたいコンパクトタイプ。

↑リュックを覆うようにカバーできる。ヨーロッパで多いナイフでリュックを切られる被害を予防できる。

↑マーケットや駅内で知らないうちにカバンのチャックを開けられることもあるので、是非一つは持っておきたい。

<追記 2017年8月17日>南欧スペインで大規模テロが起きてしまった

バルセロナでテロ、歩道に車突入 13人死亡80人けが

スペイン・バルセロナの観光地でテロ事件です。現地時間17日午後、1台のバンが歩行者を次々とはね、これまでに13人が死亡、少なくとも80人がけがをしました。警察は容疑者2人を逮捕しています。

地元警察によりますと、現場は観光客が多く訪れることで有名なランブラス通りで、1台のバンが店の立ち並ぶ歩道を走り抜け、人々を次々とはねました。カタルーニャ州政府によりますと、これまでに13人が死亡、80人がけが、うち15人が重傷だということです。現地の日本領事館には日本人がけがをしたという情報は入っていません。

警察はバンから逃走した実行犯を追跡し、地元警察は容疑者2人を逮捕したと発表しました。

一方、イギリスBBCテレビは地元警察の情報として、事件に関連した北アフリカ系の男1人を拘束したと伝えています。またBBCは、犯行に使われたバンをレンタルしたのは“ドリス・ウーカビール”という人物だと報じましたが、この人物が実行犯かどうかは明らかになっていません。

(TBSニュースより)

2018年8月17日午後(現地時間)、スペインの大都市バルセロナで大規模なテロが起きました。

今回は南欧で起きたテロということで、イタリアとの関連性が非常に高い事件だと言えるでしょう。

これまでは主にイギリス・ドイツ・フランス・ベルギーなど比較的北に位置する国でテロが起きていましたが、今回は南欧・スペインでテロが起きてしまいました。

ということは、同じ南欧の国・イタリアでのテロの可能性も排除できなくなったと言えるのではないでしょうか。

つまり、「ヨーロッパ全土でテロが起こりうる時代になってしまった」といっても過言ではないということです。

なお、今回のテロ事件もまたバルセロナの繁華街で起きています。

ここは「ランブラス通り」という通りであり、歩いてるだけで楽しくなるような素敵な大通りです。

ですが、残念ながらこういった大通りやイベント会場などはテロの標的になりやすく、あまり長時間いない方がいいです。

本当に残念ですが、楽しい場所ほどテロの標的となりやすいのです。

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コメント

  1. […]  ゴダラボ イタリア旅行でテロが起こる可能性http://oogodamasataka.com/20… […]

  2. ほりさん より:

    追記 2018年8月18日は 2017年ですよね