台湾のお金(通貨)の種類について解説!【ニュー台湾ドル/元】

台湾のお金(通貨)の種類について解説!ニュー台湾ドル/元!

台湾のお金(通貨)の種類について解説!ニュー台湾ドル/元!

台湾旅行でまず気になるのがお金の種類。

台湾の通貨には「台湾ドル」や「元」など複数の呼び方があり、硬貨や紙幣の種類も多いので、最初は識別が難しいです。

また、最近は中国や北欧のように現金を使わない国が増えてきていますが、台湾はまだまだ現金を使う人の方が多いです。

このようにその国にはその国の通貨事情があります。

というわけでここでは台湾の通貨を写真つきで解説いたします。

この記事が台湾旅行をする皆さまの参考になりますように(^_^)

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台湾の通貨の呼称について

台湾の通貨は、日本語では「ニュー台湾ドル」「新台湾ドル」「台湾ドル」「台湾元」「元」「TWD」「NT$」などと呼びます。

呼び方が多いのでややこしいですが、中でもよく聞くのは「台湾ドル」「台湾元」「元」あたりです。

また、中国語では「新台幣」「台幣」「塊」「圓」「元」「TWD」「NT$」などと書きます。

だから台湾現地でこれらの表記を見たら、「あ、全部台湾のお金のことを言ってるんだ」と思っていただいて結構です。

なお、中国でも人民元のことを「块(塊の簡体字)」や「元」と書きますが、これらは中国語で「お金」を表す一般名詞にすぎません。

台湾も中国も言語は中国語ですので、同じ表記をするんですね。

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日本円と台湾元のレートについて

日本円と台湾元のレートはずっと1元3円前後と言われてきました。

ただ、2011年の頃はすさまじい円高で、1元2.7円くらいまで上がりました。

また、2015年の頃はすさまじい円安で、1元4円くらいまで下がりました。

2018年6月現在は1元3.68円くらいなので、過去の推移から言うと円安寄りです。

このように為替は各国の政策や世界情勢に影響されて決まるので、常にふらふら推移してるんですね。

ちなみに円安になると台湾人は日本の物価が安く感じるので、日本旅行をする人が増えます。

逆に円安の時は日本人は海外旅行が高く感じられるので、海外旅行をする日本人が減ります。

また円高になると台湾人は日本の物価が高く感じるので、日本旅行をする人が減ります。

逆に円高の時は日本人は海外旅行が安く感じられるので、海外旅行をする日本人が増加します。

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台湾の物価について

台湾の物価は都市やモノによってバラバラです。

でもあえて書くと、台湾の物価は日本の半分から3分の2くらいの印象ですね。

この説明だけではあまりイメージがわかないと思いますので、具体的に物価を示します。

・地下鉄の初乗り  :20元/73円
・タクシーの初乗り :70元/258円
・お弁当      :80元/295円
・タピオカミルクティ:40元/147円

やはり日本の半分くらいと言ったところでしょうか。

でも台北のモノや輸入品などは日本で買うのと変わらない印象です。

詳しくは以下の記事を読んでみてくださいね。

参考記事:【台湾の物価】台北の交通費、食費、宿泊費が安いか現地在住者が検証

現在使用されている台湾のお金の種類

現在流通している台湾元の種類は以下の通りです。

  • 紙幣
    • 2,000元(人工衛星: 青紫)
    • 1,000元(小学生児童: 青)
    • 500元(野球チーム: 薄茶〈旧〉、暗茶〈新〉)
    • 200元(蒋介石の肖像、中華民国総統府: 緑)
    • 100元(孫文の肖像、中山樓: 赤)
  • 硬貨
    • 50元(孫文の肖像)
    • 20元(霧社事件の首謀者、モーナ・ルダオの肖像)
    • 10元(蒋介石の肖像〈旧〉、孫文の肖像〈新〉)
    • 5元(蒋介石の肖像)
    • 1元(蒋介石の肖像)

ただ、2000元札・200元札・20元硬貨は使い勝手が悪いためもうほとんど流通していません。

ちなみに、ウィキペディアや台湾の貨幣発行機関のサイトには「5角硬貨」の紹介があります。

「角」はむかし使われていた単位で、これは10角で1圓(元)という非常に小さな単位です。

調べたところ、この「5角硬貨」はサイトでは紹介されているものの、現在はもう使われていないみたいです。

※当記事の一番最後で、2000元、200元、20元、5角などのレア通貨についても写真付きで説明しています。

1000元

1000元札(子どもと地球儀)

1000元札(子どもと地球儀)

1000元札(帝雉(キジ)の雌雄と 玉山)

1000元札(帝雉(キジ)の雌雄と 玉山)

まず、1000元札です。

片面は子ども達が地球儀を見て勉強している絵で、もう片面は帝雉(キジ)の雌雄と玉山です。

子どもと地球儀の意味はちょっとわかりませんが、ミカドキジは台湾の国鳥であり、玉山は台湾で一番高い山(標高3952m)なのでプリントされているのでしょう。

なお、普段の生活で2000元札を目にすることはほとんどないため、普段からよく使う紙幣の中では1000元が一番高額なお札となります。

高額なので、日本円に例えると10000円のようなありがたい存在の紙幣と言えます。

でも実際の価値は3650円くらいです。

500元

500元札(少年野球チーム)

500元札(少年野球チーム)

500元札(梅花鹿と大覇尖山)

500元札(梅花鹿と大覇尖山)

次に、500元札。

片面には少年野球チームと、もう片面には梅花鹿と大覇尖山が印刷されています。

少年野球チームが印刷されている意味ははっきりとは分かりませんが、野球は台湾の人気スポーツなのでプリントされているのでしょうか。(国のスポーツ的な意味かな?)

一方、梅花鹿は台湾固有の種で今はかなり数が減ってきているそう。

また、大覇尖山も3502mとかなり高く、美しい景色が見られることで有名です。

なお、500元は普段目にする中では二番目に高額な紙幣です。

日本円に例えると5000円札的なポジションでしょうか。

スーパーで食料品をたくさん買った時とかに使えます。

でも実際の価値は1830円くらいですね。

100元

100元札(孫文:辛亥革命を起こした国の父)

100元札(孫文:辛亥革命を起こした国の父)

100元札(中山楼と梅の花)

100元札(中山楼と梅の花)

次に100元札の紹介です。

片面には孫文が、もう片面には中山楼と梅の花が印刷されています。

孫文は辛亥革命を起こして中華民国を作った人。国の父と呼ばれています。

また、中山楼は孫文生誕100年を記念して台湾の陽明山に建てられた建築物で、梅の花は国の花です。

なお、100元は一番安い紙幣で、日本円に例えると1000円札のようなポジションです。

つまり、毎日よく使う紙幣というわけです。

コンビニでものを買うとき等、ちょっとしたものを買うときに使えます。

また、MRTの券売機など、紙幣は100元しか使えないことが多く、何かと利便性も高いです。

実際の価値は365円くらいですね。

50元

50元玉(孫文の肖像)

50元玉(孫文の肖像)

50元玉(裏側)

50元玉(裏側)

次に、50元玉。

50元硬貨には2種類のデザインがあり、一つは孫文(国父)の肖像、もう一つは総統府です。

そして、どちらのデザインも裏側は蘭の花となっています。

なお、50元は一番高額なコインであり、日本円でいうと500円玉に相当するような硬貨です。

100元と同様、コンビニのパンやドリンクなど、安いものを買うときによく使います。

でも実際の価値は、182円くらいですね。

10元

10元玉(左:孫文、右:蒋介石)

10元玉(左:孫文、右:蒋介石)

10元玉には新旧二種類のデザインがあります。

左は新デザインで孫文が、右は旧デザインで蒋介石が描かれています。

なお、10元は日本でいうと50円玉とか10円玉に相当します。

細かい金額を払うときに重宝しますが、10元玉だけで買えるものは少ないです。

でも、コンビニの小さい紙パックのコーヒーや紅茶、チロルチョコのようなちょっとしたお菓子(駄菓子)を買うことならできます。

また、自動販売機でも10元しか使えないことが多く、実はものすごく使い勝手がいいです。

実際の価値は36.5円くらいです。

5元

5元玉(蒋介石)

5元玉(蒋介石)

5元硬貨にも2種類のデザインがありますが、どちらも蒋介石の肖像となっています。

(重さや大きさが違うのみで、デザインはほぼ同じ)

なお、5元も10元に同じく、細かい金額を払うときに重宝します。

財布の中に何枚も溜まってくるとジャラジャラして鬱陶しいので、定期的に小出しで消費したいものです。

実際の価値は、18.3円くらいです。

1元

1円玉(蒋介石)

1円玉(蒋介石)

1円玉のデザインも蒋介石の肖像です。

なお、1元は日本でいうと1円玉に相当します。

もっとも少額のコインであり、1元だけで買えるものはほとんどありません。

まあでも会計が156元とか798元とか端数になることもよくあるので、使うチャンスは多いですよ。

でも実際の価値は3.65円くらいですね。

現在使用されていない or 珍しい台湾のお金

2000元

2000元札(人工衛星の華衛1号)

2000元札(人工衛星の華衛1号)

2000元札(南湖大山と鮭)

2000元札(南湖大山と鮭)

こちらは存在することはするけど、ほとんど流通していないお金です。

7年台湾に住んでいる私も2000元札は一度も見たことがありません。

なお、2000元札は日本でいったら1万円、もしくはそれ以上の価値になるでしょう。

コンビニやスーパーの会計で出すと、ちょっと大金すぎるかもしれません。

高いレストランで食事したときや、デパートで服を買ったときにはちょうどいい金額でしょう。

実際の価値は、7319円くらいです。

200元

200元札(蒋介石の肖像)

200元札(蒋介石の肖像)

200元札(中華民国総統府)

200元札(中華民国総統府)

こちらも存在することはするけど、ほとんど流通していないお金です。

でもかつて一度だけ夜市の出店に誇らしく掲げられているのを見たことがあります。

あれが本物の200元札だったのか、偽物の200元札だったのかは分かりませんが(笑)

ちなみに200元がたくさん流通していたら、日本円でいう1000円くらいのポジションになることでしょう。

台湾の庶民的なレストランや夜市で食べると、会計が100元台(100〜199元)になることがよくあります。

だから流通していたらすっごく使いやすそう!(でも実際は全然流通していない笑)

なお、実際の価値は740円くらいです。

20元

20元(抗日運動の英雄)

20元(抗日運動の英雄/霧社事件の首謀者、モーナ・ルダオ)

20元(蘭嶼島の原住民「雅美族」の伝統船タタラ)

20元(蘭嶼島の原住民「雅美族」の伝統船タタラ)

20元硬貨は2001年に発行が開始されました。

そして、20元硬貨は存在することはするけど、もうほとんど流通していません。

わたしも7年以上台湾に住んでいますが、未だに見たことがありません。笑

なお、もし20元硬貨が流通していたら、日本円でいう100円玉のような使われ方がしていたことでしょう。

コンビニやスーパーでちょっとしたお菓子を買うときなどに使えるイメージですね。

なお、実際の価値は73円くらいです。

5角

5角硬貨

5角硬貨(台湾の花・梅の花)

5角硬貨

5角硬貨

冒頭でも少し触れましたが、これが幻の5角通貨です。

ウィキペディアや台湾の貨幣発行機関のサイトにはしっかりと説明があるのですが、

わたしの台湾人の知り合いはみんな見たことも聞いたこともないと言っています(笑)

実際に流通していたとしても1.8円くらいの価値しかないので何も買えないんですけどね・・・。

レア通貨は保存の価値あり

2000元、200元、20元はどれも流通量が少ないですが、この中で一番よく目にするのは2000元です。

噂によると、銀行に行くともらえるようなので、見てみたい人は銀行に行って問い合わせてみてください。

もちろんこれらの通貨は普通に旅行をする分にはなかなかお目にかかれないので、超レア通貨と言えるでしょう。

だからGETできたらかなりラッキーです!

使わずに保存しておくと、いつか価値があがるかもしれません!

台湾はまだまだ現金社会

北欧や中国は現金を使わなくなってきていますが、台湾はまだまだ現金社会です。

というわけで、台湾ではみんな日本と同じように、現金をジャラジャラ持ち歩いていますね。

ただ、日本でいうスイカのような交通カード「悠遊卡」や、Apple Payのような電子マネーを使っている人も普通にいますよ!

そうした電子マネーはほとんどのコンビニやスーパーでも使えるので、すでに現金を減らす下地はできていると思われます。

だから台湾で電子マネーがどれだけ浸透するかは、人々の習慣がどこまで変わるかによるでしょう。

なお、台湾ではクレジットカードが使えるお店も多いです。

一部の屋台やちょっとした飲食店以外ではほとんど使えるので、旅行者にとっては安心ですよね。

参考記事:台湾旅行に必要なクレジットカード付帯の海外旅行保険・賢い加入方法

というわけで今回は台湾の通貨についてでした。

また、他にも台湾の記事を書いてるので、興味がある人はぜひ読んでみてください。

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