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親孝行がしたい人に温泉旅行のプレゼントをオススメする二つの理由

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※今回の記事は高齢のご両親がいる方に向けた内容となっています。

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(温泉街イメージ)

親孝行をしよう!親はいつまでも生きていない。

20代前半の頃は親孝行をしようなんて考えてませんでした。

新卒で始めてもらったボーナスは自分の台湾留学に使ってしまったし、今思うと美味しいものを食べに連れていくとかそういうことをしてあげれば良かったと後悔しています。当時は親がいつまでも元気でいてくれると思っていたので仕方がなかったんですけどね。

しかし母が三年前にガンをしてから意識して親孝行をするようになりました(手術は成功。今のところ再発の恐れなし。)。「親はいつまでも生きていない」そうリアルに感じるようになってからというもの、この三年間はけっこういろんなところに旅行したり、美味しいものを食べに連れて行ったりしています。

先週末は両親を連れて長野県の北アルプス方面(信州)に温泉旅行をしてきました。親孝行で温泉旅行をしたのは初めてだったのですが(これまでは台湾を案内したり、美味しいものを食べに行ったり、そういうことが多かった)、今回は結果的にすごくいい思い出ができ、温泉旅行は親孝行に一番ぴったりだと思いましたので、今回はその理由を書いていきます。

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親孝行するのに温泉旅行が最適な理由

親にとって無理のない旅行ができる

私の親は60歳前後ですが、癌をしたということもあり、同年代の人に比べて体調が悪い方だと思います。実際に、薬の副作用で体力は落ちてるし、放射線治療のせいでなぜかリウマチになり、もう若いころのように一日中歩くことができません。だから町をぐるぐる観光したり、長時間寺院やお城や美術館を歩くのも難しいです。

そこで考えたのが温泉旅行です。温泉旅行だと基本的に、料理や温泉、マッサージに旅館内の設備を楽しむことができるし、旅館をチェックアウトした後も、旅館の周りは田舎であり滝や渓谷などの大自然を眺めるタイプの観光になるので、体力も消耗しない。だから温泉旅行は非常に老人向けです。また、車で行くのならなおさら楽に行動できます。

旅館と食事に費用を集中させて、シニア向けのゆったり旅行を演出できる

温泉旅行は金額面から見ても優れています。

これは温泉旅行が安いからいいとかそういいケチな理由ではありません。都会への旅行だとどこに行くにも入場料や駐車料がかかりますが、温泉旅行だと大自然を見ることが多いので、そういった雑費はあまり発生しません。ですので、本来なら都会への旅行で使う費用を旅館にまわすことができるので、都会旅行よりグレードの高い温泉旅館に泊まることができるという意味です。

また体が良くない両親のことを考えると、たくさんの観光地をぐるぐる回るよりも旅館の食事や温泉を楽しんだ方がいいかもしれません。だから両親との旅行では旅館のグレードを上げた方が正解。実際、私が今回泊まったホテルもグレードが高く、割と高級な信州の黒毛和牛や美味しい地元のお酒を楽しめました。

計算してみると、京都や東京などの都会へ旅行した場合、ショボい旅館を選んでもお寺の入館料や駐車場代がかかるので、合計で今回の信州旅行と同じくらいになることが分かりました。

親もそんなに歩かなくていいし、旅館のグレードも高いし、大自然の中で普段の生活の疲れを癒せるし、温泉旅行は親孝行旅行に最適です。

温泉旅行に行くならどこがいい?

温泉旅行に行くならどこがいいでしょうか?

私としては、有名な温泉街ならどこでもいいと思います。

というか温泉地選びが重要じゃなくて、旅館選びが重要だと思います。

首都圏なら伊香保温泉とか鬼怒川温泉とか名湯はたくさんありますが、泊まる旅館がショボかったら意味がないと思うんですよ。だからせっかく旅行に行くことだし、都会への旅行のようにいろいろお金もかからないんですから、ポーンといい旅館に泊まったらいいんですよ。

ちなみに、私がこれまで行った温泉地で良かったのは、首都圏なら日光や鬼怒川、中部東海地方なら奥飛騨温泉や白骨温泉です。これら温泉地は近くに国宝級の超有名な観光地もありますし、観光しやすいと思いますよ。

親孝行のための温泉旅行で気を付けたいこと

真冬や真夏は避ける

今回の信州旅行で地元の人が、真冬は氷点下15度まで下がり雪は2メートルくらい余裕で積もると言っていました。これは都市部に住んでると想像できないんですが、温泉旅館がある山の中は冬だと基本的にこれくらいまで気温が下がるんですよね。

ここまで寒いと体への負担があったりとか、道が凍結してると転んでしまうかもしれないし、親孝行旅行ではいろいろと不便があります。だから「雪景色が見たい」とか特定の目的がない限り、できれば真冬は避けて春か秋を選ぶといいかもしれません。

今回の私の信州旅行は6月初旬ということもあり、まだ梅雨入りしておらず、朝晩は10度前後、昼は20度くらいの過ごしやすい気候でした。これ以上寒くなると大変だし、これ以上暑くなると温泉に入るって気分にならないと思いますので、5月とか6月に温泉旅行に行くのは正解かもしれません。

また、逆に真夏は暑くて体力が奪われます。リラックスするために旅行に行ったのに、熱中症になってしまったら大変です。いくら涼しい山の上とは言え、真夏は30度を超えるので、できれば真夏の旅行は控えましょう。

旅館はあんまり高級過ぎない方がいい

あんまり高級な旅館を選んでしまうと、逆にリラックスできないかもしれません。

私が今回泊まったのは一人一泊2万円ちょっとのお宿。このレベルだと食事や施設の質はまあまあ高いですが、全然高級じゃないので、けっこうリラックスして過ごせます。

親にリラックスして楽しんでもらうことが最大の目的ですので、親が高級志向な場合以外は2万~3万くらいのレベルの宿でいいと思います。(下で今回私たち家族が宿泊した宿を紹介します)

宿のネット上でのレビュー(評価)をしっかり確認する

これは親孝行旅行に限らないことかもしれませんが、宿を選ぶ際はネット上でのレビューをしっかり確認しましょう。

ホームページ上の写真や説明で見ただけでは分からないことというのはたくさんあり、レビューを見ると意外に評判が良くないこともあります。例えば、スタッフさんの対応が悪いとか、旅館への山道が意外に複雑で着きにくいとか、そういう話です。

ですのでできればレビューは80点(五段階中、四段階)以上くらいの旅館を選び、ついでに泊まった人の感想も軽く5人分くらいはチェックしておきましょう。

私は宿を予約するときにはトリップアドバイザーやエクスペディア等の旅行予約サイトを使うことが多いですが、ほとんどレビューがついていて、一目で評価の高い宿・低い宿が分かります。これまでレビューを見て予約した宿はハズレがなく、どれも満足のいく宿でした。

私が泊まった旅館

旅館の詳細と行き方

私たちは今回、長野県松本市の「白骨温泉白船荘新宅旅館」に泊まりました。

▼正面玄関

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▼部屋
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▼屋内風呂

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▼露天風呂

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▼信州黒毛和牛ステーキ

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▼魚料理
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▼サラダ
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▼前菜
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決して高級な旅館ではなかったですが、掃除が行き届いていて、落ち着いた雰囲気で、何と言っても白濁色の温泉が素敵な、素晴らしい旅館でしたよ。

【基本情報】

名前:白骨温泉白船荘新宅旅館
住所:〒390-1515 長野県松本市安曇4201
TEL:0263(93)2201
トリップアドバイザー記載の価格帯: ¥31,330 – ¥61,594
客室数: 39
ホームページ:http://shintaku-ryokan.jp/

アクセス:

高山IC~R158号で湯川渡、松本IC~R158号で湯川渡、ここより県道300号で白骨温泉
東京:
車以外/JR松本駅より上高地線で新島々下車、白骨温泉行きバス終点下
車/中央道を経て長野道へ松本IC~長野道松本IC~松本ICよりR158を湯川渡まで、県道300号で白骨温泉へ
名古屋:
車以外/JR中央西線松本駅より上高地線で新島々下車、白骨温泉行きバス
車/東海北陸道にて高山IC~東海北陸道高山IC~高山ICよりR158を湯川渡、県道300号で白骨温泉へ

情報・画像引用元:トリップアドバイザー、じゃらん

たぶん時季によって値段の違いがあるのでしょうが、私たちは一人一泊2万円ちょっとでした。

宿は新しくはないけど清潔で快適。

スタッフさんの対応はそこそこ。ものすごく好感がもてるというわけではないのですが、不満はありませんでした。

肝心の食事は可もなく不可もなくといったところですが、部屋と風呂がものすごくよかったので、まあこんなところかなと言ったところ。信州黒毛和牛も食べることができたし、全体の量も十分だったので、悪くはなかったです。

また、真冬はやっぱりめちゃめちゃ冷え込むようで、道も凍結するようです。真冬に自分で運転して行くとなるとスタッドレスタイヤは装着必須だしゆっくり運転して行かないと危ないので大変そうです。

なお、岐阜方面から来る場合は安房峠を越えることになります。安房峠の越え方は2種類あって、一つは山道を走るコース(国道158号)、もう一つは安房峠トンネルを通るコースです。このとき山道を走るのとトンネルを走るのでは30分くらい時間が変わってきますので、必ずトンネルを通りましょう。ただし時間がかかって面倒くさくてもいいから壮大な景色が見たいという人は、山道コースをお勧めします。なお、山道は冬に凍結していたら絶対に危ないと思います。滑って転落したら確実に死にます。

旅館の予約はコチラのサイトが安いです→「じゃらん」

旅館周辺の観光地

ついでと言うと変ですが、ここでは私たちが行った白骨温泉周辺の観光地を紹介します。

安房峠(あぼうとうげ)

旅館からの時間:車で20分

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上で紹介した山道です。

ものすごく険しいルートでしたが大自然から眺める景色は圧巻でした。

時間に余裕がある方は通ってみることをお勧めします。

上高地(かみこうち)

旅館からの時間:車で15分でバス乗り場に着き、バスでさらに15分

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北アルプスの山々を眺めることができるスポット。

近くにはキャンプ場やホテルもあり、宿泊することもできます。

なお、自家用車でここまで行くことはできず、長野県の沢渡バス乗り場か岐阜県の平湯バス乗り場からバスに乗っていく必要があります。一人往復2,050円。ちょっと高いけど見る価値あります。これまで見たフランスのモンサンミシェル、ギリシャのメテオラなど海外の絶景に負けない景色でした。

黒部ダム

旅館からの時間:車で2時間半

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日本最大級のダム。別称「くろよん」。

宿からやや遠かったけど、愛知県から行くと遠いので、ついでに見てきました。

富山県立山側からも行けるようですが、私たちは長野県大町市の扇沢駅から行きました。

車で扇沢駅まで行って駐車場に車を停め、あとはトロリーバスでダムまで行くだけです。

トロリーバスは大人一人往復2、570円。

これもちょっと高い気がしますが、黒部ダムに入るには絶対に払わなければなりません。

参考までに、公式サイトのホームページを貼っておきます。

http://www.kurobe-dam.com/access/alpine_vehicle.html

温泉の総評

温泉旅行は親孝行のプレゼントとしてはベタすぎるけど、いろいろな面を総合的に考えてありでした。

また、白骨温泉は秘境であり、温泉の色も白濁色で「ザ・温泉」と言った感じで最高でした。

私自身が温泉大好きなので、これからもいい温泉地があったら当ブログでご紹介させていただきます。

まとめ

・私の母親は三年前にガンになった(手術は成功し、現在は再発の恐れなし)。当然だが、人はいつ死ぬかわからないし、親もいつまでも生きているわけではない。親孝行に最適なタイミングは常に今である。

・温泉旅行では旅館以外の費用がかかりにくい。だから思い切っていつもよりちょっと高い旅館を予約するのも悪くないかもしれない。それに両親の年齢だと長時間歩くことが難しいので、旅館にお金をかけるのは合理的な発想だ。食事と宿の施設を楽しみましょう。

・真冬や真夏は避ける。温泉旅館は基本的に山の中にあるので、冬は寒さが厳しいし(白骨温泉は氷点下15度まで下がる)、道路が凍結していると非常に危険。逆に、真夏は体力の消耗が激しい。万が一熱中症になったりしたら厄介だ。

・旅館はあんまり高級過ぎない方がいい。上と矛盾するかもしれないが、宿が高級すぎるとリラックスできない。よほど高級志向出ない限り、そこそこな宿にしておいて、リラックスして過ごした方がいいだろう。

・宿のネット上でのレビュー(評価)をしっかり確認する。今の時代、どの予約サイトにも必ずレビューはある。サービスの悪い宿は淘汰されていき、サービスのいい宿にはどんどん人が集まる。

・今回私たちが宿泊した「白骨温泉白船荘新宅旅館」はなかなか良かった。ただし食事は期待したほどでもなかった。温泉と山奥の雰囲気は良かった。興味がある人はぜひ行ってみてほしい。秘湯感は味わえるはずだ。

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