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海外の現地企業で就職するために必要な準備

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私は2013年2月から2016年3月まで台湾の現地企業で仕事をしていた。

最初は台湾の求人サイトから興味のある求人を探し、後日台北の企業に面接に行って内定をもらった。

こうやって書くと簡単だが、海外で仕事がしたいと思い立ってから実際に海外就職するまで、実に3年ほどの時間がかかった。

3年の間にした準備は主に、語学の勉強、自分が行こうとしている国の調査、現地生活に慣れることなどだ。

私は台湾以外の国についてはあまり知らないが、海外就職を成功させるために大切なことは全世界共通なことも多いと思う。

そこで今回は、私が海外の現地企業で就職した理由や、準備したことについて書いてみた。

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海外の現地企業で就職した理由

もともと、海外で生活してみたいという気持ちは強かった。

その上、世の中がどんどんグローバル化していき、日本の人口も減少していく中で、これからの日本人はどうしても海外に出ていかなければならなくなるということは、常に意識していた。

だから日本で新卒として働いていた時から「いつかは絶対海外就職してやる!」と意気込んでいた。

ちなみに私は最初、英語か中国語かで迷っていたが、最終的には現地に友達もいる台湾を選んだ。この選択は今でも間違ってなかったと思う。

台湾で働き、中国語で仕事をする経験や、台湾人の考え方などを知ることができ、海外就職経験が人生の大きな糧になったことはいうまでも無い。

関連記事:複数回の転職や、社会人になってからの海外留学のリスクについて考えてみる

海外現地就職に向けて準備すべきこと

日本で今している仕事で成果が出るよう精いっぱい頑張る

海外で就職したかったら、今日本でしている仕事を精いっぱい頑張るべきだ。

私の場合は、新しい職種・新しい業界ということもあり、台湾の会社に入社してからいろいろ苦労した。

現地企業があなたを採用する理由は様々だが、いずれにせよ経験があって能力が高い人を採用したいのはどこの国のどの企業も同じだろう。

だから、日本でより多くの経験をし、できればなんらかの結果を残し、少しでも「できる人材」になっておくことをお勧めする。

語学の勉強をしておく

突然だが、語学力はなくても海外で仕事ができてしまう。

「ウソ?」と思った方はよく考えていただきたい。

現地企業があなたに求めるものは何か?

それは、ネイティブの日本語能力であり、日本人の文化やビジネスマナーを理解している日本人そのものである。

現地語を使う仕事は現地人に任せておけばいいので、海外就職では基本的に日本語を使った仕事をすることになる。

だから海外就職は語学力はなくてもできてしまう。

しかし、現地語ができると、社内コミュニケーションは楽になり、会議に呼ばれたり、意見を求められたり、いろいろと得をする。語学はできるにこしたことはないのだ。

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給与や物価など生活水準について調べておく

欧米や香港、シンガポールなどの先進国以外で就職すると、給料が下がる可能性がある。

実際、私がいた台湾の現地人の平均月収は約37,000元~38,000元(≒125,800円~129,200円)くらいだった。

参考記事:台湾人の平均月収と平均年収はいくら?|統計情報を基に検証

私も日本にいた頃より月収は下がったし、それを承知で台湾就業を決意した。

私以外の例を挙げよう。

私の知り合いに、二年前にフィリピンのマニラで就職したK君という人がいた。

K君は最初「英語が勉強したい」とか「南国の雰囲気にひかれた」という理由でフィリピン就職を決めたのだが、働いて数か月たった頃に「貯金がまったくできない」と嘆いて辞めてしまった。

フィリピン人の平均年収は約48万円なので、月収は約4万円ということになる。

これは安い家に住んでローカルな食堂で食べていれば十分に生活可能な収入だが、日本人が現地の食堂で毎日食えと言われても衛生面や味の好みから言って厳しいものがある。

だから海外に住んでいる日本人は日本人経営の日本料理店や、外資系の高級レストランに行きがちになる。

現地就職なので給料はフィリピン人と変わらないのに、本人は高い生活水準を要求してしまうから、貯金ができないと嘆くようになってしまう。

ネットで調べれば現地の給与や物価、生活水準を調べることができるので、海外生活に憧れる気持ちも分かるけど、金銭面についてシビアに調べて計画しておくことは大切だ。

退職後のことも考えておく

海外就職してから現地人と恋に落ち結婚する場合は話が別だが、そうでない場合はいつか日本に帰ることになるだろう。

そこで問題なのは、日本に帰って来た時にどうやって生きていくかということだ。

その時に自分は一体何歳になっているのだろうか?

その時の自分の経歴やスキルで、どのような仕事が日本でできるのだろうか?

こういったことは景気など外部要因もあるので、簡単に予想することはできない。

だけどなんとなくでも人生プランを練っておくことはとても大切なことだ。

果たして翻訳の仕事は10年後にもあるのだろうか?

翻訳じゃなくてもっと専門性の高い業務をやっておけば、数年後にはその分野での海外との懸け橋になれるのではないだろうか?

そういうことを考えておくことは非常に重要だ。

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退職後の私

私は2016年3月に台湾での仕事を辞め、日本に帰った。

台湾就業前から「最終的には海外で起業し、日本と現地のために働く」という目標と立てていた。

それに向けての第一歩ということで、海外就職をした次第だ。

次はいよいよ台湾での起業なのだが、起業前にどうしても北欧社会を見てみたいと思い、現在はデンマーク留学の準備をしている。

なお、留学資金は台湾就業で貯めた貯金がもとになっている。

台湾で本気でコツコツ貯めれば、北欧留学できるほどの金にはなる。

参考:デンマーク関連の記事

まとめ

・「海外生活がしてみたい」という気持ちは大切。でも、それだけだと準備不足。

・海外就職のために実際にアクションを起こす前に、もう少し日本での仕事を頑張っておくと、それが自分の武器になる。

・語学はできるにこしたことがないが、できなくても海外で仕事はできる。海外では基本的に日本語を使った仕事をすることになる。

・現地の物価や平均給与、生活水準を調べておく。私の知り合いに、フィリピンの給与が少なすぎて数か月で辞めてしまった人がいる。

・退職後どうするかということも考えておく。全てが予定通りにいくわけはないが、ざっくり将来やりたいことがあったほうがいい。